0歳ひよこ組月のまとめバックナンバー

0歳ひよこ組2022年度8月のまとめ

健康

発熱して体調を崩す子がいた。検温をして様子を見たり、水分補給や空調の温度調節をしたりして体調に留意していった。保護者と連絡ノートや送迎時を通して子どもの様子を伝え合いながら、一人一人の普段の様子をしっかりと把握し、表情や様子の変化から体調不良に気付けるよう意識していきたい。

人間関係

年上児の側に行き遊びをじっと見つめたり、年上児の遊びを真似したりして遊ぶ姿もよく見られた。月齢の大きい子は、年上児や保育者の頭をなでてスキンシップを取ろうとする姿もあった。年上児や友だちの姿に興味を持つことができるように「○○ちゃんと一緒だね」「嬉しいね」などと声をかけていった。

環境

机につかまり立ちをして伝い歩きをしたり、棚の中の玩具や絵本を取ろうとしゃがんだりして探索活動を楽しむ姿が見られた。バランスを崩しやすいため、側について遊びを見守ったり、散らかっている玩具を片付けたりして活動しやすい環境を整えていった。

言葉

喃語や表情で自分の思いを知らせようとする子や発した喃語に保育者が反応すると微笑んで喜びを表現する子の姿が見られた。指差しや表情で欲求を知らせようとする姿も増えてきたので、言葉を添えて受け止めていき、簡単な言葉や身近な単語などに置き換え、関心が深まるよう関わっていった。

表現

馴染みのある音楽が流れると、「おー」「あー」と声を発しながら、両手を動かして嬉しい気持ちを表現する子の姿が見られた。音楽や保育者の歌に合わせて手遊びや絵本のまねっこ遊びを繰り返し楽しむ姿も見られた。「○○みたいだね」と声をかけたり、保育者も一緒に楽しんだりしながら、手指や体全体を使って表現する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

完了リズムの子は年上児や友だちと同じ空間で食べることにも慣れ、手でつかみやすい食材を意欲的に食べる姿が見られた。完了食の子は味の好みが出てきたのか残食が見られることもあったが、食べることは好きなようで保育者を目で追いかけておかわりを要求する姿もあった。「美味しいね」「おかわりしたいんだね」などと声をかけ、楽しく食事ができるよう関わっていった。…

0歳ひよこ組2022年度7月のまとめ

健康

気温が高い日が続き、熱中症特別警報の出る日もあったため、なるべく室内で過ごすようにしていった。また、一人一人の体調を把握し、水分補給を行ったり、汗をかいた時はこまめに着替えたりして快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

年上児の遊びに興味を持ち、側に近づいてみたり、使っている玩具を触ったりしようとする姿が増えてきた。「○○ちゃんもこっちにおいで」と優しく声をかけてくれる年上児がおり、一緒に過ごすことを楽しむ姿が見られる。中には、年上児の雰囲気に圧倒される子もいるので、子ども同士が関わる姿を見守り、「○○ちゃんと遊べて嬉しいね」と声をかけ、色々な人と関わる心地良さが味わえるよう仲立ちしていった。

環境

一人歩きや伝い歩きで、積極的に探索活動を楽しむ姿が見られるようになった。一人一人の発達段階に応じた動きが楽しめるよう、安全面に配慮しながら見守っていった。初めての水遊びは、不安そうな表情を見せる子もいたが、保育者の膝に抱かれ、ジョウロから流れ出る水を見て手を伸ばしたり、足にも水をゆっくりとかけてもらったりすることで少しずつ慣れていく様子が見られた。「大丈夫だよ」「冷たくて気持ちがいいね」など声をかけ、水に触れる心地良さが味わえるように関わっていった。

言葉

月齢の大きい子は「パパ」「マンマ」など一語文を発するようになってきた。絵本にも興味を持ち、指差ししながら見ることを楽しんでいるので「これは○○だよ」「ワンワンだね」と、わかりやすい言葉で物の名前や動物の鳴き声などを伝え、親しみやすい言葉から発語を促していきたい。月齢の小さい子は、「あーあー」と喃語を発することが増えてきた。子どもの喃語や発した言葉に「○○したいね」「○○しようね」など声をかけ、応答的に関わりやりとりする楽しさを味わえるようにしていった。

表現

年上児がファスナー付きポリ袋に入れた絵の具や寒天を袋の外側から触れて遊んでいる姿を見て、興味を持ち遊ぼうとする姿が見られた。袋の外側から指や手の平で押さえたり、たたいたりして感触を楽しんでいる姿を受けとめて、保育者も一緒に遊びながら「プルプルしてるね」「冷たいね」と様々な感触が味わえるように関わっていった。

食育

食欲が旺盛で、意欲的にスプーンを使って食べようとしたり、手づかみで食べたりして自分で食べる楽しさを味わっている。後期食の子も家庭と連携を図り、完了リズムに移行した。リズムに慣れて安定して過ごしている。咀嚼や嚥下の様子を丁寧に見守りながら「モグモグしようね」「おいしいね」と声をかけ、楽しい雰囲気の中で食べることができるよう見守っていった。…

0歳ひよこ組2022年度6月のまとめ

健康

胃腸炎が流行り、発熱や嘔吐、下痢によって長期間休む子が多くいた。園でも嘔吐や便が緩いことが続いたため、家庭と連携を図りながら子どもの様子に合わせて対応していった。また、子どもの様子を観察しこまめに検温したり、便の状態を見て食事の固さを変えたりするなどして一人一人に合った対応をしていった。

人間関係

保育者に両手を伸ばして抱っこを求めたり、膝の上に座ったりして関わることを喜ぶ姿が見られた。友だちの存在が気になり側に行ったり、年上児の使っている玩具に手を伸ばしたりする子の姿も見られた。トラブルになりそうな場面もあったため、同じ玩具を用意したり、「○○くんが使ってるね」と言葉にして伝えて仲立ちとなったりして、側で遊びを見守っていった。

環境

天候の良い日は、園庭に出て遊ぶ機会を作っていった。靴を履いて歩くことに慣れて一人で歩いたり、玩具を手に取って遊んだりする姿があった。開放感を感じながら、砂や草花など自然物にも触れられるよう遊びに誘ったり、見つけた自然物を手渡したりして関わっていった。

言葉

月齢の大きい子は欲しい玩具があると喃語を発して保育者に知らせたり、保育者や年上児に「ばぁ」と声を掛けられると、真似して声を発してやりとりを楽しんだりする姿が見られた。はっきりとした言葉で話しかけたり、物の名前を伝えたりして発語を促せるようにしていった。月齢の小さい子は「あー」「まー」などと声を発することが増えてきた。保育者に名前を呼ばれると片手を上げ、同時に「はーい」と声を発する姿も見られた。子どもの喃語や発した声に「○○だね」「○○できたね」などと声を掛けて応答的に関わっていった。

表現

手遊びや体操の音楽に興味を持ち、気に入ったダンスの一部を表現して保育者に音楽をかけてもらおうとする姿が見られた。踊りたい気持ちに寄り添いながら、「一緒に踊ろうね」と声を掛け、保育者も一緒に体を動かして楽しめるようにしていった。

食育

離乳食の子は口を動かしてどの食材も好んで食べる姿が見られた。完了食の子もスプーンを握ったり、手づかみで口に運んだりして意欲的に食べていた。口におやつやおかずなどを詰めすぎてしまうことがあるため、「もぐもぐしようね」と声を掛けたり、側について口に食材が入りすぎないよう注意したりして見守っていった。…

0歳ひよこ組2022年度5月のまとめ

健康

体調を大きく崩すことはなかったが、鼻水がよく出る子がいた。鼻水が出た時は「きれいにしようね」「気持ちよくなったね」と声をかけ、こまめに鼻水を拭きとり、清潔に過ごせるようにしていった。家庭にも園での様子を伝えながら、体調の変化に合わせて対応していただけるよう連携を図っていった。また気温が高くなってきたので、水分補給や衣服の調整をしながら快適に過ごせるように体調に留意していった。

人間関係

新しい環境に少しずつ慣れてきて、名前を呼ばれると笑顔を見せ、保育者とのスキンシップを喜ぶ姿が見られるようになってきた。また、年上児が遊んでいる様子に興味を持って見たり、使っている玩具を触ろうとしたりする姿が増えてきた。子ども同士が関わる姿を見守り、子どもの気持ちを代弁して色々な人と関わる心地良さが味わえるよう仲立ちしていった。

環境

歩行がしっかりとしてきた子や、つかまり立ちから伝い歩きができるようになった子がおり、探索活動を楽しんでいた。まだ足元が不安定で転びやすいため、安全面には十分配慮していきたい。また、天候の良い日は外で遊ぶ機会を作っていった。外気に触れる中で、草花を見たり年上児が遊ぶ様子を一緒に見たりしながら、子どもが目を向けたものに合わせて声をかけ、興味が膨らむようにゆったりと関わっていきたい。

言葉

保育者とのスキンシップを通して「あーあー」「まんまん」などと声を発する姿や気になるものを指差しして保育者に伝えようとする仕草が見られた。喃語や表情、仕草で思いを伝えようとしている時は、子どもの思いをくみ取り「○○だね」「○○したかったね」と、子どもの思いを言葉にして伝え応答的に関わっていった。

表現

手遊びや体操の音楽が聞こえると、保育者の動きに合わせて同じように手を動かしたり、体を揺らしたりして楽しむ姿が見られるようになってきた。保育者も表情豊かに表現しながら、楽しい気持ちに共感していった。

食育

保育者に介助されながら機嫌よく食べる姿が見られるようになってきた。手づかみできるものは、自分でつまんで口に運ぼうとするようになり、自分で食べる楽しさを味わっている姿が見られる。咀嚼や嚥下の様子を丁寧に見守りながら、「おいしいね」と声をかけ、食べることを楽しんでいる気持ちに共感していった。…

0歳ひよこ組2022年度4月のまとめ

健康

体調を大きく崩す子はいなかったが、鼻水の出る子がいたため、こまめに鼻水を拭き取り、清潔に過ごせるように配慮していった。また、検温をして様子を見たり、水分補給をしたりして体調に留意していった。

眠くなっても、なかなか寝付けず、眠りが浅く目が覚めてしまう子がいた。布団で寝付くことが難しい子は、抱っこをして安心して眠れるよう関わっていった。

人間関係

新しい保育者や環境への不安から涙が出ることが多く、抱っこで過ごすこともあったが、一対一でゆったりと関わることで少しずつ慣れてきて安心して過ごしていた。保育者のことを目で追ったり、保育者とのスキンシップを喜んだりする姿が見られる。愛着関係を築けるようにふれあい遊びをしたり、表情豊かに関わったりすることを心掛けていった。

環境

棚や保育者につかまって立とうとしたり、ハイハイをしたりする子や一人で数歩歩いて、気になる玩具を取り出す子がおり、探索活動をする姿が多くなってきた。しかし、歩き始めで、歩行は安定していないため、十分にスペースを確保して、安全に遊ぶことができるように配慮していった。

言葉

機嫌が良い時には、保育者とのスキンシップの中で「あーあー」、「うー」などと声を発する姿が見られた。言葉を発する喜びに共感していった。子どもの表情や仕草などから思いを察して、「うんうん」、「○○なんだね」などと丁寧に声を掛け、応答的な関わりを心掛けていった。

表現

保育者の手遊びや音楽が聞こえる方に顔を向けたり、微笑んだりする姿が見られた。分かりやすいように歌ったり、何度も繰り返したりして、関心を引き出せるようにしていきたい。

お腹が空いたり、眠くなったりすると、生理的欲求を満たしてもらうために大きな声を出したり、泣いたりして保育者に知らせようとする姿があった。泣いて表現する姿をしっかりと受け止めながら、抱っこをして安心して眠れるようにしたり、一人一人の生活リズムに合わせて関ったりしていった。

食育

食べることが好きで、保育者に介助してもらい、口を大きく開けて食べる姿が見られた。スティック状の野菜を手でつかみ、自分で口に運ぼうとする姿もあった。食べたり飲んだりする意欲を大切にしながら、一人一人のペースに合わせて介助していった。お茶やミルクを飲むことが苦手な子もいるため、食事の際に水分を摂れるよう工夫していきたい。…

0歳ひよこ組2021年度3月のまとめ

食事

味の好みはあるが食べてみようとする姿がある。食器を持って食べたり、スプーンですくえるようになったりと、こぼすことも少なくなってきた。食べることへの意欲や自分でできる喜びを感じられるよう声をかけ自信につなげていった。引き続き、給食の時間が楽しい時間となるよう一人一人に目を向け見守っていきたい。

排泄

保育者に誘われてトイレに行き、排泄できたことに満足感を持ったり、おむつをかえる心地よさを感じたりしている様子だった。中にはおむつ交換を嫌がる子どももいるので、遊びの妨げにならないように様子を見ながら声をかけていった。

健康

体調を崩すことがなく元気に過ごすことができた。機嫌や表情を見ていつもと様子が違えばこまめに熱を測ったり、家庭での様子を聞いたりして職員同士把握するようにした。服が汚れると自分で衣服を着脱しようとする姿も見られるようになった。自分でしようとする思いを大切にして見守り、さりげなく援助していった。

睡眠

布団に入った時、保育者が側にいると安心して眠ることができるが、入眠までに時間がかかることもあった。安心して眠ることができるように優しくさすったり、言葉をかけたりしていき、心地よく眠ることができるように関わっていった。

身体発達

園庭ではコンテナの上によじ登ったり、かけっこをしたりと体をダイナミックに動かすことが増えてきた。登る、走る、しゃがむなど様々な動きを楽しむが足元がまだ不安定なことが多いので、側で見守り転倒の危険がないように援助していった。体を動かして遊びたい、やりたい思いを大切にしながら安全に遊べるように環境を整えていった。

情緒

自己主張が強くなり玩具の取り合い、場所の取り合いなどトラブルになる場面もあった。保育者が言葉を補いながら仲立ちをすることで少しずつ譲ったり、待ったりできるようになってきた。また、友だちが泣いていると頭をなでたり、玩具を「はい」と渡したりする姿が見られた。

言葉

友だちと関わりながら遊ぶ姿をみかけるようになり、「かして」「ばいばい」「ありがと」など、身振りで気持ちを伝えることが増え、一緒に遊ぶ楽しさを感じられているように思った。また、自分の思いを言葉で伝えられるようになり、保育者とのやりとりも楽しめるようになってきた。子どもの仕草や言葉などに耳を傾け、丁寧に応えながら、子どもの気持ちに共感していった。…

0歳ひよこ組2021年度2月のまとめ

食事

「○○おいしいね」と何を食べているか言葉を添えながら様々な食材に関心を持ち、楽しんで食べられるように関わっていった。自分で食べようとする気持ちを大切にし、上手く口に入るように手を添えたり、少量ずつスプーンに乗せたりしてスプーンの使い方を知らせていった。

排泄

パンツ交換に誘うと自分でパンツをおろしたり、トイレに行き喜んで座ったりする姿があった。排泄が済んでもパンツをはこうとしなかったり、トイレでなかなか水を流さず、歩き回ったりしていた。トイレが遊びの場にならないように、その都度声をかけていった。

健康

発熱、咳、鼻水、溶連菌感染症に罹る子があった。一人一人の体調をしっかりと把握し、体調の変化に適切に対応していった。鼻水が出たことに気付いていけるように声をかけ、こまめに拭き取ることで清潔になった気持ちよさを感じられるように関わっていった。

睡眠

どの子も一定時間ぐっすり眠れるようになってきた。途中で目が覚めて起き上がることもあるが、「まだ眠れるよ」と優しく声をかけながら背中をさすると再び入眠していくことができた。安心して眠ることができる環境を確保し、一人一人に合った休息が取れるようにしていった。

身体発達

音楽を流すとお尻を左右に振ってリズムをとったり、手拍子をしたりして楽しむ姿が見られた。また、低い台やゆるやかな斜面を用意すると月齢の大きい子は足を揃えてジャンプをして下りることを楽しみ、月齢の小さい子は小走りで斜面を上ったり下りたりして楽しんでいた。全身を使った遊びが十分にできるように環境を整えていった。

情緒

思い通りにならないことがあると大きな声で泣いたり、友だちの服をつかんだりしていた。また、抱っこを求めたり、保育者と一対一の関りを求めたりしてくる子どももいた。甘えたい気持ちを受け止め安心して過ごせるように保育者同士連携をとり関わっていった。

言葉

踏切の音が鳴り始めると「あ、かんかん」と言葉に出して反応したり、絵本で見たものの名前を言ったりと言葉を使ってのやりとりも増えてきている。月齢の小さい子も保育者の顔を見ながら、喃語で語りかける姿が多くなってきた。子どもの語りかけや喃語に丁寧に言葉を返し、やりとりを楽しめるようにしていった。また、甘えたい気持ちや要求をしっかりと受け止め、安心して自分の思いを出せるようにしていった。…

0歳ひよこ組2021年度1月のまとめ

食事

食欲のある子が多く、保育者が食事の準備を始めると、席に着いて給食を待ち遠しそうにする姿がある。「手を洗っておいで。」と言葉をかけると手洗い場へ向かい手を洗おうと蛇口をひねって水を出す子もいる。席に着くと食材を自分ですくって食べられる子も増えてきた。すくいにくい食材は保育者がスプーンですくっておくと自分で口に運び始めることができ、お腹が満たされるとエプロンを取って片づけようとする姿が見られた。自分で食べられた満足感を大切にし、認めていった。

排泄

「パンツ替えようね。」と声をかけ紙パンツを見せると、手に持ってトイレへ向かう姿や首を横に振って拒否する姿がある。おしっこが出ていることが分かる子は自分から紙パンツをずらして脱ぎ、トイレに座ろうとする。排泄のタイミングがまだ合わず成功体験はみられていないが、意欲を大切にしながらトイレに座ることができた満足感に共感して関わっていった。

健康

大きく体調を崩すことなく過ごすことができた。感染症が流行る時期なので、エアコンや加湿器を使用しながら室温・湿度に十分配慮していった。また、換気も十分に行なった。鼻水が出る子が多く、こまめにふき取り清潔を保てるようにした。

睡眠

布団に誘うと横になり、体をさすると眠れる子もいるが、まだ遊びたくて布団に入りたがらない子もいた。一人一人のタイミングに合わせて誘うようにしていき、ゆったりとした雰囲気で心地よく眠れるように関わっていった。

身体発達

晴れた日には園庭に出かけ、天候の悪い日は室内でしっかりと体を動かせるように環境を整えていった。探索活動をしながら好きな場所を見つけ、コンテナの中に出入りしたり段差を登り下りしたりなど活発に活動する姿がある。平坦な所では小走りをする子もいる。

また、音楽を流すと真似して踊ったり、体を揺らしてリズムをとったりする姿が見られるので玩具を踏んだりつまずいたりなどの危険がないよう環境に配慮していった。

情緒

友だちのことが気になり、そばに行って顔や頭に触れる姿がある。泣いている友だちがいると、心配そうに顔をのぞき込み、頭を撫でてなぐさめる姿もあった。その一方で玩具の取り合いや、場所の取り合いなどトラブルになることもあった。友だちと関わりたい気持ちを大切にしながら、「○○ちゃんが使っているね」「○○ちゃんも同じ玩具が欲しかったのね」など言葉にしながら気持ちを受け止め、仲立ちしていくようにした。

言葉

しぐさを交えながら喃語や単語で自分の思いを伝えていた。伝えたい思いを汲み取り、「○○したいのね」と代弁しながら、発語へとつなげられるように関わっていった。子どもが話している時はしっかりと耳を傾けて目を合わせ、言葉や思いが伝わる嬉しさを感じられるようにしていった。…

0歳ひよこ組2021年度12月のまとめ

食事

スプーンを使って自分で給食を口に運ぶ姿が見られ、意欲的に食べている。手づかみで食べている子も、スプーンに一口量すくっておくと自分で口に運ぶ姿がある。また、おやつを食べ終わるとコップやスプーンをトレーに返しに行く姿も見られた。子どもたちの意欲を大切にし、十分に褒めていった。

排泄

「パンツを替えようね」と声をかけながらパンツを見せると笑顔を見せ自分からマットに寝転んだり、ズボンを脱ごうとしたりする子が増えた。また、トイレに行ってみようとする姿もみられ「出たかな」と声をかけながら便座に座ることに慣れていけるように援助していった。

健康

気温が低くなり、風邪をひきやすい時期なので室温・湿度に配慮し、換気もしっかりとしていった。感染症は流行しなかったが鼻水が出る子はいたので、こまめに鼻水を拭き取りながら、「きれいにしようね」と声をかけ体調の変化に気をつけていった。

睡眠

「お昼寝しようね」と誘うと、布団に横になり、体をさすると入眠できる。1度目が覚めても抱っこしたり、体をさすったりすると再度眠れるようになり、まとまった睡眠がとれるようになった。

気温が低くなったので、厚手の掛け布団やブランケットを用意してもらい、快適に眠れるようにした。

身体発達

曲が流れると喜び、自分なりに体を動かして楽しむ子が増えてきた。また、何回も踊っている曲では振り付けも覚え、保育者のまねをして踊る姿もある。ソフトカラー積み木を用意すると、バイクに見立ててまたがり体を揺らしたり、段差や斜面を歩行で進み何往復もして遊んだりする姿がみられた。

戸外では、活発に探索行動をして歩くことを楽しんでいる。友だちの遊びに興味を示しままごとあそびや列車ごっこに加わったりする姿もあるので、仲立ちしながら友だちと関わる機会を大切にしていった。

情緒

嫌な時には、「いや」と言ったり、首を振ったりして自分の思いを伝えようとする。思い通りにいかないことがあると泣いて大きな声を出して訴えるようになってきた。一人一人の思いを受け止め言葉にしながら関わるようにしていった。

友だちとの関わりも増え、友だちの玩具を欲しがることもある。「かして」「ちょうだい」など保育者が言葉を添えながら友だちへの興味や関心が高まるように関わっていった。

言葉

保育者の言葉の語尾を真似して言ったり、「まんま」「あった」「わんわん」「にゃーにゃー」など簡単な言葉を発したりする子も出てきた。絵本にも興味を持ち、読み聞かせが始まると側で見たり、指差したりしながら楽しんで見ていた。言葉のやりとりをする中で、真似して言いやすいようにゆっくりと話し、子どもたちの喃語やしぐさを言葉にしながら発語につながるように関わっていった。…

0歳ひよこ組2021年度11月のまとめ

食事

食事の準備ができるとすぐに席に座り、喜んで食べようとしていた。自分で意欲的に食べられる子が多いので、自分で食べたいという思いを大切にしながら、必要に応じて介助するようにしていった。あまり噛まずに飲み込む子もいるので、「もぐもぐしようね」と声をかけながら、咀嚼を促した。食材に興味が持てるように声をかけながら、食べられた時はしっかりと褒め、意欲に繋がるように関わっていった。

排泄

「パンツ替えようね」と声をかけると、パンツを押さえたり、「うん。」とうなずいたりして替えに行こうとする姿があった。年齢の大きい友だちがトイレへ行くと、便座に座ることに興味を示し、座ってみようとする子もいた。自分でパンツを脱いで便座に座ることができると、「出るかな。」と声をかけ排泄する場所であることを知らせていった。

健康

咳や鼻水が出て体調を崩す子が多く、送迎時に様子をしっかりと伝え合うようにし、体調の変化に気をつけていった。鼻水が出た時は、こまめにふき取り、清潔に過ごせるようにしていった。

戸外で遊ぶ時には、気温に応じて衣服の調節をし、快適に過ごせるように配慮していった。

睡眠

布団に誘うと自ら横になる姿があり、優しく体をさすると入眠できるようになった。ゆったりとした雰囲気と静かな環境で安心して眠れるようにし、しっかりと睡眠がとれるようにしていった。

身体発達

室内でも戸外でも活発に動き回る姿がある。歩行が少しずつ安定してきて、園庭に出ると、自分の行ってみたいところに歩いていき、砂や玩具を握り楽しんでいた。室内では大型積み木とマットで山や段差を用意すると登り下りをして楽しむ姿が見られるようになった。近くで見守り、いつでも手がさしのべられるようにしていったり、歩行が安定していない子には手を添えたりして援助していった。

体操の音楽がかかると興味を示し、体操をしている人をじっと見つめたり、簡単な動きは真似しようとしたりする姿がみられた。

情緒

少しずつ自我が芽生え、自分の使っている玩具を取られたくない気持ちも強くなってきた。友だちに玩具を取られると大きな声を出したり、泣いたりして訴えるようになった。また、友だちが使っている玩具を欲しがる姿も見られた。保育者が仲立ちとなり、言葉を添えながら、楽しい雰囲気の中で遊べるようにしていった。

言葉

指さしたものを「○○だね」と保育者が応えると真似しようとしたり、言葉の語尾を真似して言おうとしたりする姿がある。また、しぐさや喃語で思いを伝えようとする子もいて、自分の思いが伝わると、うなずいたり笑顔を見せたりしていた。子どもたちの思いをしっかりと受け止め、言葉を重ねて返したり、言葉に置き換えたりして思いが伝わる嬉しさを感じられるように関わっていった。…