0歳ひよこ組月のまとめバックナンバー

0歳ひよこ組2022年度1月のまとめ

健康

月の前半は、天候が良く暖かい日が続いたため、体調に配慮しながら外で遊ぶ機会を作っていった。戸外に出ることを喜び、園庭では好きな玩具を探して砂遊びを楽しんだり、園庭を散策したりする姿があった。戸外で過ごす気持ち良さや楽しさが味わえるように一人一人に関わっていった。着替えや紙パンツの交換時、服を着たりズボンをはいたりしようとする姿が増えてきた。難しい時もあるが、自分でしようとする姿を認め、意欲につなげていきたい。

人間関係

同年齢や年上児の遊びに興味を持ち、一緒にごっこ遊びを楽しむ姿があった。また、おやつや給食の前にはエプロンを付けてもらい、安心して甘える姿が見られた。保育者も遊びに加わり、楽しい気持ちに共感したり、「優しくしてもらって嬉しいね」と声をかけたりして、子ども同士の関わりを見守っていった。

環境

年上児の遊びへの興味が広がり、「○○もする」と言って、パズル遊びやごっこ遊びに加わろうとする姿が増えてきた。年上児と同じ玩具を使いたい気持ちをしっかりと受け止め、同じ玩具を用意したり、保育者も一緒に遊んだりしながら、好きな遊びが十分楽しめるように関わっていった。

言葉

片言や一語文、二語文などで自分の思いを表現したり、手遊びの歌を口ずさんだりする姿があった。また、「これは何かな?」と保育者の問いかけにはっきりとした言葉で答える姿も見られた。言葉でのやりとりを一緒に楽しみながら、喜びを感じられるように関わっていった。

表現

年上児とのごっこ遊びに加わって遊ぶ姿が増えてきて、ままごとのごちそうを食べたり作ったりする真似を喜ぶようになってきた。ごっこ遊びや見立て遊びを楽しむ姿に共感しながら保育者も一緒に遊び、「おいしいね」「おかわりください」など声をかけ、ごっこ遊びや見立て遊びを楽しんでいった。

食育

手づかみやスプーンを使い意欲的に食べる姿があった。スプーンですくって食べる姿も増えてきたが、慌てて口に入れようとしてこぼしたり、一口大よりも多く口に詰め込もうとしたりする姿もあったため、手を添えたり、必要に応じて声をかけたりしながら側で見守っていった。…

0歳ひよこ組2022年度12月のまとめ

健康

気温が低くなり、鼻水や咳が出る子がいた。一人一人の体調を見ながらこまめに検温をしたり、鼻水もその都度拭き取ったりして心地よく過ごせるように配慮していった。

月齢の大きい子は、トイレに興味を示し、保育者がパンツ交換の声かけをすると自分からトイレに行ってみようとする姿があった。便座に座ったり、水を流したりする姿を認め、トイレに慣れることができるよう見守っていった。

人間関係

保育者との関わりだけでなく、友だちや年上児との関わりが増えてきた。年上児にお世話をしてもらったり、同じ遊びをしたりすることを喜び、自分から関わろうとする姿が見られた。保育者も遊びに参加したり、子ども同士の関わりを見守ったりして、やりとりをする楽しさに共感していった。

環境

雪が降った日に「あ!」「雪」などと窓の外を指差し保育者に知らせる子や興味を持って雪を見つめたりする子の姿があった。雪が積もった日には、室内に雪を持って入り、雪遊びを楽しんだ。雪を指でつまんでみたり、雪が溶けて水になったものを触ったりする姿が見られた。「雪だね」「冷たいね」などと声をかけ、雪の感触を楽しめるようにしていった。

言葉

自分の思いを「したい」「ほしい」などと簡単な言葉で伝える子や気になるものを指差して「あー」と言って思いを知らせようとする子の姿が見られた。「○○なんだね」と思いを汲み取り、代弁していった。また、絵本や手遊びなどを繰り返し楽しみ、発語に繋がるよう関わっていった。

表現

季節の行事にちなんでクリスマスのリース作りをしたり、クーピーを使ってお絵描きをしたりして楽しんだ。リース作りでは、飾りのお花紙を両手で丸め、リースの好きな位置に押し付けるように貼って楽しんでいた。お絵描きでは、クーピーを持つ手や腕を横に大きく動かして力強く線を描いたり、紙にクーピーを打ち付けて点打ちをしたりする姿が見られた。子どもの姿に声をかけ、表現する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

スプーンで食材をすくったり、手づかみで食べたりと意欲的に食事をしていた。自分で食べようとする気持ちを大切にしながら、スプーンを使って食べることに慣れていけるように必要に応じて声をかけ、援助していった。

給食やおやつを食べ、「おいしい」と保育者や友達に伝える子の姿も見られた。「○○がおいしかったんだね」と声をかけ、子どもの気持ちに共感していった。…

0歳ひよこ組2022年度11月のまとめ

健康

朝夕は気温が低くなってきたが、日中は気温が上がり暖かい日が続いたため、体調に配慮しながら外で遊ぶ機会を多く持った。靴を履いて歩くことにも慣れてきて、園庭までの往復の距離を保育者と手をつないで歩いたり、園庭を散策したりして足取りがしっかりとしてきた。安全面に十分配慮しながら、足腰の発達を促していきたい。

人間関係

同年齢や年上児の友だちの遊ぶ様子に興味を持ち同じ玩具で遊ぼうとしたり、年上児の側で過ごそうとしたりする姿が見られた。ままごと遊びで保育者や友だちとのやりとりを楽しみながら遊ぶ姿も増えてきた。関わりの中で、年上児が見ている絵本や使っている玩具を取ろうとする姿があったため、興味を持ち関わろうとする姿を認め、子どもの気持ちを代弁しながら繰り返し仲立ちをしていった。

環境

天候の良い日は、戸外で遊ぶ機会を持っていった。靴を履いて歩くことにも慣れ、探索活動を楽しんでいた。自分で好きな玩具を取りだして砂遊びを楽しんだり、貨物列車の警笛が聞こえるとフェンス越しに見つめたりする姿もあった。子どもの気づきや発見に共感しながら戸外遊びが楽しめるように関わっていった。室内では、体を動かす遊びを楽しみ、年上児の真似をして大型積木の上からジャンプをしようとしたり、並べた六角積木の上を歩こうとしたりして遊ぶ姿があった。意欲的な姿を認めながら、安全に遊べるよう環境を整えて見守っていった。

言葉

喃語や一語文、二語文などで自分の思いや気づいたことを表現したり、指差しで保育者に伝えたりする姿が見られた。子どもの発する言葉や仕草をしっかりと受け止め、「○○だね」「○○しようか」などと言葉に置きかえ、簡単な言葉でやりとりを楽しみながら自分の思いが伝わる喜びが味わえるように関わっていった。

表現

季節にちなんだ歌や手遊びを喜ぶ姿が増え、保育者の真似をして歌を口ずさもうとしたり、手や体を動かして同じように表現したりして楽しむようになってきた。子どもが楽しんでいる姿に共感しながら、保育者も一緒に歌ったり踊ったりして楽しみ、表現する楽しさが味わえるように関わっていった。

食育

食欲旺盛で手づかみやスプーンを使い意欲的に食べる姿があった。よく食べるが、食べ物を口に詰め込みすぎることもあったため、側につき「カミカミしようね」「ゴックンできるかな」など咀嚼や嚥下を促す言葉かけをしながら見守っていった。…

0歳ひよこ組2022年度10月のまとめ

健康

一日の中での気温差が激しかったからか、鼻水が出る子がいた。衣服の調節をしたり、鼻水をこまめに拭き取ったりして、心地良く過ごせるよう配慮していった。

月齢の大きい子は、衣服の着脱や手洗いなどに興味を持ち始め、自分でしようとする姿が見られるようになってきた。自分でしようとする姿を大切に見守りながら、難しいところは声をかけたり手を添えたりして援助し、できたという自信に繋がるよう関わっていった。

人間関係

保育者や友だちと一緒にままごとを楽しみ、皿にのせたごちそうを保育者や友だちに渡したり、食べる真似をしたりして遊ぶ姿が見られるようになった。子ども同士での物のやりとりを見守ったり、保育者も一緒に遊んだりして友だちへの関心が高まるよう声かけをしていった。年上児が見ている絵本を突然取ったり、積木を崩したりする姿が見られた。興味を持ち、関わろうとする姿を受け止め、「遊びかったんだね」「貸してだね」などと子どもの思いを代弁し、仲立ちをしていった。

環境

室内では、保育者や年上児の真似をしてジャンプに挑戦しようとしたり、渡り道やマットの山の上り下りをしたりして体を動かして楽しんでいた。まだ歩行が安定していない子もいるので、マットの周りの玩具を片付け安全に遊べるよう配慮していった。

天候の良い日は園庭で遊べるようにしていった。保育者が準備する姿が見えると玄関の前に行き、戸外遊びに期待感を持つ姿が見られた。線路を通る貨物列車の警笛の音が聞こえると、フェンスの側に行きじっと見つめる子や砂や草花に触れて楽しむ子の姿があった。子どもの関心や気づきに共感して、一人一人のペースで探索活動を楽しめるよう見守っていった。

言葉

遊びや食事など生活の場面で自分の思いや感じたことを一語文や喃語、指差しで保育者に知らせようとする姿が見られた。思いを伝えようとする姿をしっかりと受け止め、「○○だね」「○○したいのかな」などと子どもの思いを察して言葉に置き換え、発語に繋がるよう関わっていった。

表現

季節にちなんだ歌や手遊びを喜び、保育者の歌や動作に合わせて語尾を口ずさんだり動作を真似したりする姿が見られた。気に入った手遊びが終わると「もう一回」というように「あっ、あっ」と言って手遊びをしたいことをアピールする子の姿があったので、「楽しかったね」「もう一回やってみようか」などと声をかけ思いを受け止め、保育者や友だちと一緒に繰り返し楽しめるよう関わっていった。

食育

食欲旺盛で手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿が見られた。月齢の大きい子には、「スプーンですくってみようか」と声をかけたり手を添えたりしてさりげなく援助していった。近くの保育者や配膳中の保育者に視線や表情でおかわりしたいことを知らせる姿が見られた。「○○が美味しかったんだね」「おかわりしようか」などと声をかけ、楽しく食事ができるよう関わっていった。…

0歳ひよこ組2022年度9月のまとめ

健康

朝夕涼しくなってきたが、日中はまだ気温が高い日が続いたため、室内で過ごせるようにしていった。気温差から鼻水が出る子がいた。家庭と子どもの様子を伝え合い、一人一人の体調を把握しながらこまめに連携を図っていった。また室温に配慮したり水分補給を行ったりしながら体調に留意していった。

人間関係

一人遊びになることはあるが、同年齢や年上児の友だちの遊ぶ様子に興味を持ち同じ玩具で遊ぼうとしたり、年上児の側で過ごそうとしたりする姿が見られた。頭を撫でてもらい嬉しそうに笑ったり、ままごと遊びに入れてもらったりと微笑ましい姿もあった。仲立ちしながら友だちと関わる楽しさが味わえるように見守っていった。

環境

年上児の遊びに興味を持ち、同じ玩具で遊ぼうとする姿が見られた。月齢の大きい子はパズル遊びに興味を持ち、パズルのピースをパズル台に押し当てはめようとしたり、上手くはまった時は手をたたいて喜んだりする姿があった。また積木を積んだり、ブロックを組み合わせて長く繋げたりする姿も少しずつ増えてきた。保育者も一緒に遊びながら手先を使った遊びが楽しめるように環境を整えていきたい。

言葉

喃語や表情、一語文などで自分の思いを表現したり、指差しで伝えたりする姿が増えてきた。思いを受け止めて「○○したいね」「一緒に○○しようか」など声をかけると、頷いたり保育者に抱きついたりして自分の思いが伝わった嬉しさを表現する姿もあった。子どもの発する言葉をしっかりと受け止め、簡単な言葉でやりとりを楽しみながら発語につなげていきたい。

表現

親しみのある音楽に合わせて体を動かして楽しんだり、年上児の真似をして「はらぺこあおむし」の音楽に合わせて絵本のページをめくったりして楽しむ姿があった。保育者が「はらぺこあおむし」の歌を口ずさむと、体を揺らしたり、歌詞の語尾をつぶやいたりする姿もあった。「楽しいね」「一緒に歌おうか」と声をかけ、楽しい気持ちに共感していった。

食育

完了リズムの子は、家庭と連携を図り完了食に移行した。意欲的に手づかみやスプーンですくって食べたり、コップやお椀を持ってお茶や汁などを上手に飲んだりする姿も見られるようになってきた。咀嚼や嚥下の様子を丁寧に見守りながら「モグモグしようね」「おいしいね」と声をかけ、楽しい雰囲気の中で食べることができるよう見守っていった。

 

 

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0歳ひよこ組2022年度8月のまとめ

健康

発熱して体調を崩す子がいた。検温をして様子を見たり、水分補給や空調の温度調節をしたりして体調に留意していった。保護者と連絡ノートや送迎時を通して子どもの様子を伝え合いながら、一人一人の普段の様子をしっかりと把握し、表情や様子の変化から体調不良に気付けるよう意識していきたい。

人間関係

年上児の側に行き遊びをじっと見つめたり、年上児の遊びを真似したりして遊ぶ姿もよく見られた。月齢の大きい子は、年上児や保育者の頭をなでてスキンシップを取ろうとする姿もあった。年上児や友だちの姿に興味を持つことができるように「○○ちゃんと一緒だね」「嬉しいね」などと声をかけていった。

環境

机につかまり立ちをして伝い歩きをしたり、棚の中の玩具や絵本を取ろうとしゃがんだりして探索活動を楽しむ姿が見られた。バランスを崩しやすいため、側について遊びを見守ったり、散らかっている玩具を片付けたりして活動しやすい環境を整えていった。

言葉

喃語や表情で自分の思いを知らせようとする子や発した喃語に保育者が反応すると微笑んで喜びを表現する子の姿が見られた。指差しや表情で欲求を知らせようとする姿も増えてきたので、言葉を添えて受け止めていき、簡単な言葉や身近な単語などに置き換え、関心が深まるよう関わっていった。

表現

馴染みのある音楽が流れると、「おー」「あー」と声を発しながら、両手を動かして嬉しい気持ちを表現する子の姿が見られた。音楽や保育者の歌に合わせて手遊びや絵本のまねっこ遊びを繰り返し楽しむ姿も見られた。「○○みたいだね」と声をかけたり、保育者も一緒に楽しんだりしながら、手指や体全体を使って表現する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

完了リズムの子は年上児や友だちと同じ空間で食べることにも慣れ、手でつかみやすい食材を意欲的に食べる姿が見られた。完了食の子は味の好みが出てきたのか残食が見られることもあったが、食べることは好きなようで保育者を目で追いかけておかわりを要求する姿もあった。「美味しいね」「おかわりしたいんだね」などと声をかけ、楽しく食事ができるよう関わっていった。…

0歳ひよこ組2022年度7月のまとめ

健康

気温が高い日が続き、熱中症特別警報の出る日もあったため、なるべく室内で過ごすようにしていった。また、一人一人の体調を把握し、水分補給を行ったり、汗をかいた時はこまめに着替えたりして快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

年上児の遊びに興味を持ち、側に近づいてみたり、使っている玩具を触ったりしようとする姿が増えてきた。「○○ちゃんもこっちにおいで」と優しく声をかけてくれる年上児がおり、一緒に過ごすことを楽しむ姿が見られる。中には、年上児の雰囲気に圧倒される子もいるので、子ども同士が関わる姿を見守り、「○○ちゃんと遊べて嬉しいね」と声をかけ、色々な人と関わる心地良さが味わえるよう仲立ちしていった。

環境

一人歩きや伝い歩きで、積極的に探索活動を楽しむ姿が見られるようになった。一人一人の発達段階に応じた動きが楽しめるよう、安全面に配慮しながら見守っていった。初めての水遊びは、不安そうな表情を見せる子もいたが、保育者の膝に抱かれ、ジョウロから流れ出る水を見て手を伸ばしたり、足にも水をゆっくりとかけてもらったりすることで少しずつ慣れていく様子が見られた。「大丈夫だよ」「冷たくて気持ちがいいね」など声をかけ、水に触れる心地良さが味わえるように関わっていった。

言葉

月齢の大きい子は「パパ」「マンマ」など一語文を発するようになってきた。絵本にも興味を持ち、指差ししながら見ることを楽しんでいるので「これは○○だよ」「ワンワンだね」と、わかりやすい言葉で物の名前や動物の鳴き声などを伝え、親しみやすい言葉から発語を促していきたい。月齢の小さい子は、「あーあー」と喃語を発することが増えてきた。子どもの喃語や発した言葉に「○○したいね」「○○しようね」など声をかけ、応答的に関わりやりとりする楽しさを味わえるようにしていった。

表現

年上児がファスナー付きポリ袋に入れた絵の具や寒天を袋の外側から触れて遊んでいる姿を見て、興味を持ち遊ぼうとする姿が見られた。袋の外側から指や手の平で押さえたり、たたいたりして感触を楽しんでいる姿を受けとめて、保育者も一緒に遊びながら「プルプルしてるね」「冷たいね」と様々な感触が味わえるように関わっていった。

食育

食欲が旺盛で、意欲的にスプーンを使って食べようとしたり、手づかみで食べたりして自分で食べる楽しさを味わっている。後期食の子も家庭と連携を図り、完了リズムに移行した。リズムに慣れて安定して過ごしている。咀嚼や嚥下の様子を丁寧に見守りながら「モグモグしようね」「おいしいね」と声をかけ、楽しい雰囲気の中で食べることができるよう見守っていった。…

0歳ひよこ組2022年度6月のまとめ

健康

胃腸炎が流行り、発熱や嘔吐、下痢によって長期間休む子が多くいた。園でも嘔吐や便が緩いことが続いたため、家庭と連携を図りながら子どもの様子に合わせて対応していった。また、子どもの様子を観察しこまめに検温したり、便の状態を見て食事の固さを変えたりするなどして一人一人に合った対応をしていった。

人間関係

保育者に両手を伸ばして抱っこを求めたり、膝の上に座ったりして関わることを喜ぶ姿が見られた。友だちの存在が気になり側に行ったり、年上児の使っている玩具に手を伸ばしたりする子の姿も見られた。トラブルになりそうな場面もあったため、同じ玩具を用意したり、「○○くんが使ってるね」と言葉にして伝えて仲立ちとなったりして、側で遊びを見守っていった。

環境

天候の良い日は、園庭に出て遊ぶ機会を作っていった。靴を履いて歩くことに慣れて一人で歩いたり、玩具を手に取って遊んだりする姿があった。開放感を感じながら、砂や草花など自然物にも触れられるよう遊びに誘ったり、見つけた自然物を手渡したりして関わっていった。

言葉

月齢の大きい子は欲しい玩具があると喃語を発して保育者に知らせたり、保育者や年上児に「ばぁ」と声を掛けられると、真似して声を発してやりとりを楽しんだりする姿が見られた。はっきりとした言葉で話しかけたり、物の名前を伝えたりして発語を促せるようにしていった。月齢の小さい子は「あー」「まー」などと声を発することが増えてきた。保育者に名前を呼ばれると片手を上げ、同時に「はーい」と声を発する姿も見られた。子どもの喃語や発した声に「○○だね」「○○できたね」などと声を掛けて応答的に関わっていった。

表現

手遊びや体操の音楽に興味を持ち、気に入ったダンスの一部を表現して保育者に音楽をかけてもらおうとする姿が見られた。踊りたい気持ちに寄り添いながら、「一緒に踊ろうね」と声を掛け、保育者も一緒に体を動かして楽しめるようにしていった。

食育

離乳食の子は口を動かしてどの食材も好んで食べる姿が見られた。完了食の子もスプーンを握ったり、手づかみで口に運んだりして意欲的に食べていた。口におやつやおかずなどを詰めすぎてしまうことがあるため、「もぐもぐしようね」と声を掛けたり、側について口に食材が入りすぎないよう注意したりして見守っていった。…

0歳ひよこ組2022年度5月のまとめ

健康

体調を大きく崩すことはなかったが、鼻水がよく出る子がいた。鼻水が出た時は「きれいにしようね」「気持ちよくなったね」と声をかけ、こまめに鼻水を拭きとり、清潔に過ごせるようにしていった。家庭にも園での様子を伝えながら、体調の変化に合わせて対応していただけるよう連携を図っていった。また気温が高くなってきたので、水分補給や衣服の調整をしながら快適に過ごせるように体調に留意していった。

人間関係

新しい環境に少しずつ慣れてきて、名前を呼ばれると笑顔を見せ、保育者とのスキンシップを喜ぶ姿が見られるようになってきた。また、年上児が遊んでいる様子に興味を持って見たり、使っている玩具を触ろうとしたりする姿が増えてきた。子ども同士が関わる姿を見守り、子どもの気持ちを代弁して色々な人と関わる心地良さが味わえるよう仲立ちしていった。

環境

歩行がしっかりとしてきた子や、つかまり立ちから伝い歩きができるようになった子がおり、探索活動を楽しんでいた。まだ足元が不安定で転びやすいため、安全面には十分配慮していきたい。また、天候の良い日は外で遊ぶ機会を作っていった。外気に触れる中で、草花を見たり年上児が遊ぶ様子を一緒に見たりしながら、子どもが目を向けたものに合わせて声をかけ、興味が膨らむようにゆったりと関わっていきたい。

言葉

保育者とのスキンシップを通して「あーあー」「まんまん」などと声を発する姿や気になるものを指差しして保育者に伝えようとする仕草が見られた。喃語や表情、仕草で思いを伝えようとしている時は、子どもの思いをくみ取り「○○だね」「○○したかったね」と、子どもの思いを言葉にして伝え応答的に関わっていった。

表現

手遊びや体操の音楽が聞こえると、保育者の動きに合わせて同じように手を動かしたり、体を揺らしたりして楽しむ姿が見られるようになってきた。保育者も表情豊かに表現しながら、楽しい気持ちに共感していった。

食育

保育者に介助されながら機嫌よく食べる姿が見られるようになってきた。手づかみできるものは、自分でつまんで口に運ぼうとするようになり、自分で食べる楽しさを味わっている姿が見られる。咀嚼や嚥下の様子を丁寧に見守りながら、「おいしいね」と声をかけ、食べることを楽しんでいる気持ちに共感していった。…

0歳ひよこ組2022年度4月のまとめ

健康

体調を大きく崩す子はいなかったが、鼻水の出る子がいたため、こまめに鼻水を拭き取り、清潔に過ごせるように配慮していった。また、検温をして様子を見たり、水分補給をしたりして体調に留意していった。

眠くなっても、なかなか寝付けず、眠りが浅く目が覚めてしまう子がいた。布団で寝付くことが難しい子は、抱っこをして安心して眠れるよう関わっていった。

人間関係

新しい保育者や環境への不安から涙が出ることが多く、抱っこで過ごすこともあったが、一対一でゆったりと関わることで少しずつ慣れてきて安心して過ごしていた。保育者のことを目で追ったり、保育者とのスキンシップを喜んだりする姿が見られる。愛着関係を築けるようにふれあい遊びをしたり、表情豊かに関わったりすることを心掛けていった。

環境

棚や保育者につかまって立とうとしたり、ハイハイをしたりする子や一人で数歩歩いて、気になる玩具を取り出す子がおり、探索活動をする姿が多くなってきた。しかし、歩き始めで、歩行は安定していないため、十分にスペースを確保して、安全に遊ぶことができるように配慮していった。

言葉

機嫌が良い時には、保育者とのスキンシップの中で「あーあー」、「うー」などと声を発する姿が見られた。言葉を発する喜びに共感していった。子どもの表情や仕草などから思いを察して、「うんうん」、「○○なんだね」などと丁寧に声を掛け、応答的な関わりを心掛けていった。

表現

保育者の手遊びや音楽が聞こえる方に顔を向けたり、微笑んだりする姿が見られた。分かりやすいように歌ったり、何度も繰り返したりして、関心を引き出せるようにしていきたい。

お腹が空いたり、眠くなったりすると、生理的欲求を満たしてもらうために大きな声を出したり、泣いたりして保育者に知らせようとする姿があった。泣いて表現する姿をしっかりと受け止めながら、抱っこをして安心して眠れるようにしたり、一人一人の生活リズムに合わせて関ったりしていった。

食育

食べることが好きで、保育者に介助してもらい、口を大きく開けて食べる姿が見られた。スティック状の野菜を手でつかみ、自分で口に運ぼうとする姿もあった。食べたり飲んだりする意欲を大切にしながら、一人一人のペースに合わせて介助していった。お茶やミルクを飲むことが苦手な子もいるため、食事の際に水分を摂れるよう工夫していきたい。…