0歳ひよこ組月のまとめバックナンバー

0歳ひよこ組2015年度11月のまとめ

食事

こぼれることもあるが自分でコップを持って飲めるようになったり、スプーンですくって食べようとする姿が見られた。出来るようになったことを褒め、自分で食べることにさらに意欲が持てるように関わっていきたい。

排泄

便意をもよおすと動きを止めて力み排便しているが、便が出たことを知らせる姿はまだないので、子どもの動きを見逃さずに「うんちが出たね。きれいにしようね」など声を掛けて、排便後のきれいになる気持ち良さを感じられるようにしていった。

健康

咳や鼻水が出るようになってきた。鼻水が出ていたらこまめに拭き取るようにしていった。

睡眠

寒くなり敷き毛布や掛け布団を使うようになるが、日によっては寒くない日もあるので、調整しながら快適に眠れるようにしていった。

身体発達

マットの山の高低差やカラー積木の段差、積木の狭い幅を踏み外さずに歩いて渡るなど、バランスを崩さずに安定した動きで体を動かし遊んでいる。机やいすの上に立ち上がるなど危険な行動も面白がってするようになっているので、止めるようにその都度知らせていった。

情緒

友だちとの物による取り合いから叩き合いが多くなったり、頭突きをするなど自分の感情をぶつける姿が見られた。不快な思いを受け止めて抱っこしたり、その場所から離すなどし、気持ちが落ち着くように関わっていた。保育者のひざに他の子が座っているのを見ると、その子をどかして自分一人で座りたがる姿があった。一対一で十分に触れ合いながら子どもたちの思いや欲求を満たせるように関わっていった。

言葉

欲しい物がある所を指差しながら「あっ、あっ・・・」と声を出してアピールしている。子どもたちの要求を「〇〇が欲しいのね」など言葉で表し、物と言葉が結び付くようにしていった。…

0歳ひよこ組2015年度10月のまとめ

食事

食べている途中で席を立とうとしたり、思い通りにならないと怒ってスプーンを投げるなどの姿が見られた。「モグモグは座ってだよ」など声を掛けながら食べる時のマナーを伝えていき、落ち着いて食べられるように関わっていった。

排泄

「パンツ替えようね。ゴロンしてね」と声を掛けると理解し、交換マットに寝転び、スムーズに交換することが出来ている。

健康

玩具を噛んだり口に含んだり、手洗い場の排水口に差し込んで口に持って行く姿があるので、保育者間で見守りながら衛生面に配慮していった。

睡眠

食後すぐの眠気がなくなり、午睡に誘っても布団から抜け出して動き回ろうとする姿が出てきた。眠気を誘うような子守唄を歌ったり、室内の照明を調節したりして静かな雰囲気を作り、安心して眠れるように関わっていった。

身体発達

散歩車で園外に出掛けていき、公民館裏の広場では車から降りて自由に歩き回って楽しんだ。広さが十分あるので存分に動き回れたり、転がるボールを追い掛けて走り回ったり、草花やカエルなどの生き物を見たり触れたりすることも出来、探索活動を十分に楽しめた。

情緒

自分の思うようにならない苛立ちや怒った時など相手の服を掴んで引っ張ったり、叩いたりするなどの行動が見られるようになってきた。相手を叩くなどの場面はなるべく避けるように、不快な思いを受け止めて抱っこするなどし、気持ちが落ち着くように関わっていった。

言葉

絵本をめくりながら一人見を楽しみ、最後絵本を閉じながら「(おし)まい」と普段耳にする言葉を真似して言ったりする姿があった。保育者の発する言葉が子どもたちの発語に影響することを実感した。言葉遣いに気を配り、正しいお手本となるようにこれからも関わっていきたい。…

0歳ひよこ組2015年度9月のまとめ

食事

好き嫌いが少しずつ出てきて残ってしまうことがあるが、一度は口に入れ食べてみようとする姿があるので無理には勧めず、楽しく食べられるように関わっていった。

排泄

紙パンツの中に尿が出た瞬間を感じ、ズボンの上から股を触る姿があった。「おしっこが出たんだね。替えようね」と子どもが感じている思いを代弁しながら交換していった。

健康

朝夕が涼しくなり長袖を着ているが、日中は動くと暑くなるので様子を見て半袖に着替えるなどし、活動しやすいように配慮していった。

睡眠

食後に一回寝のリズムになり、睡眠時間も長くなりよく眠れるようになった。寝起きも機嫌が良く、夕方も調子よく過ごせている。

身体発達

両手を上げてバランスを取りながら一人で歩けるようになり、スタスタと上手に歩き回って探索を楽しんでいる。尻もちをついても再び立ち上って歩きだし、歩行が安定してきた。また、手先を使って玩具を出し入れしたり、ボウルなど両手で持つと上下に振り動かすなど、玩具への興味が深まり、じっくりと一人遊びを楽しむ姿が出てきた。

情緒

玩具や絵本、友だちが遊ぶ様子への興味が多くなり、保育者に甘えてくる姿も少なく、落ち着いて過ごしたり色々な遊びをやってみたり楽しむようになってきた。

言葉

絵本を自分でめくって本に出てくる言葉(うわー)を言いながら見ていたり、「いないいないばあ」の仕掛け絵本もめくるタイミングに合わせて「ばあー」と一語文を発しながら楽しんでみている。さらに発語が増えるように話し掛けたり、物と言葉が結び付くように伝えながら関わっていきたい。…

0歳ひよこ組2015年度8月のまとめ

食事

離乳食の子は完了食に移行し、手づかみで好き嫌いなく食べている。おやつも喜んで食べているが、どんどん口の中に入れようとして水分をなかなか摂ろうとしないので、食べている合間にも水分を勧めたり、ゆっくりとよく噛んで食べることを知らせながら関わっていった。

排泄

おむつ交換を嫌がる姿も少なくなり、スムーズに替えられるようになってきた。紙パンツの中で排便をしても気持ちが悪くてぐずる事はなく、そのまま遊び続けているので、排便のサインを見逃さずに「うんちが出ているから、きれいにしようね」など声を掛け、きれいになる気持ち良さを感じられるようにしていった。

健康

体調も良く、水遊びを楽しみながら過ごしていった。盆明け頃からは、朝夕と日中の気温差から少し体調を崩し、咳や鼻水が出始める姿があったので、こまめに検温を行ったり、機嫌や食欲の様子など気に掛けながら関わっていた。

睡眠

完了食に移行した子は食事の途中で眠くなることがあるので、他の子より少し早めに食べ始めるように配慮し、しっかりとお腹を満たし、心地良く眠れるようにしていった。

身体発達

伝い歩きから手を離し、少しずつ歩けるようになってきた。片手をつないで歩くのも上手になり、背筋を伸ばし体重を両足で支えながら、以前よりもスムーズに歩けるようになった。動きが活発になり、椅子を踏み台にして机の上に上がる姿も多いので、怪我にならないように子どもたちの動きを見守っていった。

情緒

友だちに興味や関心が出てきて、顔を覗き込んだり目を見合わせて笑い掛ける姿が見られた。また、友だちの遊びを真似てやってみようとしたり、後追いをする姿も出てきた。そのような姿を大切にし、見守ったり仲立ちとなっていった。

言葉

保護者と別れる際に手振りだけだったのが口でも「バイバイ」と言え始めたり、喃語も盛んに発する姿がある。子どもたちの喃語を受け止めて応答したり、言葉で代弁して知らせながら関わっていった。…

0歳ひよこ組2015年度6月のまとめ

食事

離乳食の子は後期食に移行し、つまみ食べや口をモグモグと動かしながら食べることを促していった。完了リズムから完了食に移行した子も意欲的に食材をつまんで食べている。コップ飲みを初めは嫌がっていたが、スプーンで一さじずつ勧めていくと飲むようになり、それからはコップ飲みにも慣れてきた。

排泄

抱っこから床に下ろされるのを嫌がり、ぐずって交換しにくい姿が出てきた。安心出来るように声を掛けながら、また玩具を持たせてそちらに興味が向いている間に手早く交換していった。

健康

風邪からにより体にじんましんが出る子が見られた。日中の様子は特に変わりなく過ごしていたが、午睡後には発疹が現れ発熱もあった。子どもの体調の変化に気付き、適切な対応や保育者同士の連携を図っていった。

睡眠

離乳食の子は活動時間が完了の子と違うため、なかなか静かな環境を整えてあげられない事もあり、途中で目が覚めやすい。再眠出来るように、抱っこするなどし関わっていった。

身体発達

ずり這いだったのが膝をついて肘が伸び、お腹が床から浮く格好が日に日に増え、徐々にハイハイへと変化していった。伝い歩きも盛んになり、ますます活発に動き回るようになった。一人歩きが出来る子はマットの緩やかな斜面や積木の段差を上がり下りすることを楽しみ、初めは手も使いながらだったのが慣れてくると足だけで進めるようになった。出来るようになった喜びを感じながら繰り返し楽しめるように声を掛けたり関わっていった。

情緒

保育者に親しみを持ち抱っこを喜ぶが、床に下ろそうとすると嫌がる姿が出てきた。甘えたい思いを受け止めて欲求を満たし、満足すると離れて遊び出す姿もあるので、様子を見ながら関わっていった。

言葉

喃語だけでなく、「まんま」「ワンワン」など一語文が出るようになった。発語を丁寧に受け止めて褒めたり、「まんま、おいしいね」など共感し、さらに発語が増えるように働きかけていきたい。…

0歳ひよこ組2015年度5月のまとめ

食事

完了食への移行に向けて、ミルクもコップから飲めるように少しずつ慣らしてみるが嫌がってしまう。スプーンを使うと少しずつ飲めるようになってきた。モグモグ、カミカミを促しながらしっかりと口を動かし、噛んで食べることを知らせていった。

排泄

おむつ交換を嫌がることはなく、スムーズに交換できている。便が出ていてもアピールする姿はまだないので、気張っている様子を見かけたら、「うんちが出てるね。きれいにしようね」と知らせ、替えていった。

健康

手足口病やロタウィルスで体調を崩すことが多かった。病み上がりの時は機嫌が悪かったり食欲がなかったりすることがあるので、安心して過ごせるように一対一でゆったりと関わるようにしていった。

睡眠

完了リズムになった子は食後に一回寝のリズムで安定して過ごせるようになった。離乳食の子も眠くなる時間帯が一定になり、一時間くらいしっかりと眠れるようになってきた。

身体発達

トコトコ歩きだったのが歩幅が広がり、歩くのも少し早くなってきた。ずり這いの移動も早くなり、手足の動きがスムーズになり、さらにつかまり立ちにも意欲的なので、転倒に気を付けながら十分に活動を楽しめるように見守ったり関わっていった。

情緒

歩ける子は園庭に行ってみるが、靴の感覚に慣れないようで一人歩きを嫌がる。保育者が両手を持ちながら一緒に歩いてみたり、地面に座って砂や石などの自然物を触って感触を味わいながら遊ぶようにし、少しずつ慣れるようにゆったりと関わっていった。

言葉

気持ちが安定し、園生活にも慣れてくると少しずつ声を発するようになってきた。喃語に反応し言葉で返したり、喃語を真似して言ったりしながらやりとりを楽しんでいった。…

0歳ひよこ組2015年度4月のまとめ

食事

離乳食は丸のみにならないように保育者も口をモグモグと動かして見せ、歯や歯茎で噛んでから飲み込むことを知らせながら食べるようにしていった。お茶をコップから飲むのが難しくむせやすいので、ゆっくりと一口ずつ飲んでみるように働きかけていった。

排泄

おむつ交換を嫌がることはなく、スムーズに交換できている。交換の前後には「パンツ替えようね」「きれいになったよ」など声を掛けながら替えていった。

健康

環境の変化や初の集団生活から咳や鼻水が出始めたりと体調に変化が見られた。検温や日中の様子など気に掛けながら過ごしていった。

睡眠

睡眠時間が30分程で目が覚めてしまうことが多かったり、眠っている途中にグズグズと泣き出す姿も見られた。園生活に慣れてくると眠くなる時間帯が把握出来るようになり、睡眠時間も長く取れるようになったりと生活のリズムが安定してきた。

身体発達

腹ばいで遊んでいた子がずり這いが出来るようになったり、よちよち歩きだった子はハイハイの姿が少なくなり、安定して歩き回れるようになるなどそれぞれに身体の発達が見られた。

情緒

入園当初は不安や人見知りから涙が見られることもあった。落ち着けるように抱っこしたり、「泣かなくても大丈夫だよ」など声を掛けながら関わっていった。1~2週間程で不安な様子も見られなくなり、笑顔も増えてきて日中も機嫌良く過ごせるようになってきた。

言葉

「あーう」「んっーくー」など玩具に触れながら盛んに喃語を発したり、保育者があやしたり言葉を掛けると嬉しそうに喃語で応えている。子どもたちとの一対一での関わりを大切にしながら過ごしていった。…