1歳りす組2023年度2月のまとめ

健康

手洗い、着脱、片付けなど、身の回りのことに興味を示し、「自分で」と積極的に行う姿が増えている。保育者が手伝おうとすると嫌がることもある。衣服を着る際に、前後が逆になったり、手洗いの際に、泡や水で遊び始めたりすることもある。自分でできる喜びが感じられるように見守っていき、さりげなく援助していった。

人間関係

友だち同士で言葉でのやり取りを楽しみ、一緒に同じ遊びをすることがより増えている。やり取りがスムーズにいかない時には、手が出てしまうことがある。思いが通らない時には、双方の気持ちに寄り添った対応をしていった。また、甘えたいときには保育者に抱っこなどを求める姿もある。落ち着いて過ごすことができるよう抱っこをしたり、一緒に遊んだりしていった。

環境

天候が良く暖かい日もあり、散歩に出かけることができた。年上児と一緒に誘導ロープを持って歩いたり、散歩車に乗って景色を眺めたりと楽しんでいた。乗り物に興味を示し、「トラック大きいね」「電車どこ?」などと感じたことを伝えようとする姿もあった。今後、暖かくなる日が増えるため散歩に出かけ、様々な発見の機会を設けていけたらと思う。
室内では、様々な素材の紙に触れた。「これは何?」「ペラペラしてる」と興味を示し、丸めたり、千切ったりと遊ぶ子どもたちだった。宙を舞う様を見ると、「ひらひら~!」「きれいだね」と喜んでいる様子だった。子どもたちの様子に合わせて遊び方を展開していった。

言葉

友だちや保育者とごっこ遊びのように遊び、簡単な言葉でのやりとりを楽しんでいる。絵本や紙芝居では、真似て言葉を発したり、絵を見て気付いたことや感じたことを発したりと楽しんでいる。子どもたちの発する言葉に丁寧に反応して共感したり、わかりやすく絵本や紙芝居を読んだりと意識をしていった。

表現

体を動かすことを好み、CDデッキを見つけると近くに集まり、好みの曲を繰り返し要求している。曲が流れると、嬉しそうに踊り、最後にポーズを決めると、「かわいいでしょ!」などと保育者や友だちと見せ合って楽しんでいた。一緒に踊り、楽しさを共有できるような声をかけていった。

食育

食の好みが出てきており、見た目が苦手なものには手を付けようとしない様子がある。好みのものを食べ終えると、お皿を積み重ねたり、苦手なものをお茶などに混ぜたりする姿が見られている。何が苦手なのかを尋ねたり、汲み取ったりしていき、子どもたちの気持ちを尊重し、無理強いせずに声をかけていった。

育児あれこれ