健康
咳、鼻水など風邪症状が見られ、体調を崩す子が多かった。食欲が無かったり午睡起きが早かったりといつもと違う様子が見られる時は検温をし、体調の変化に対応していった。排泄面では遊びの途中で、「おしっこ出そう」と伝える姿もあるが、間に合わないこともあった。タイミングを見てトイレに誘ったり促したりし、自信に繋げていった。
人間関係
気の合う友だちとブロックで乗り物を作って一緒に遊んだり、「○○くんと遊んでるの」「○○ちゃんおもしろいね」と友だちとの関わりを楽しんだりする姿があった。子どもの思いに寄り添いながら、友だちと関わって遊ぶ楽しさや嬉しさが広がるように仲立ちをしていきたい。
環境
室内から降る雪を眺めたり、戸外に出て全身で雪の感触や冷たさを味わったりして冬の自然に親しんでいった。「冷たいね」「お水になった」など感じたことを言葉で表現し、保育者に気付いたことを伝える姿があった。子どもたちの気付きに共感しながら、探求する楽しさが広がるよう言葉をかけて遊びを共有していった。
言葉
友だちとごっこ遊びを楽しむ中で、「消防士さんになるね」「私も猫ちゃんになるね」「○○してくるからね」など自分がなりたいものになって遊んだり、会話を楽しんだりする姿が見られるようになった。子ども同士でも会話が成り立ったり、したいことを言葉で伝えたりする場面を見守っていき、遊びが続いたり広がったりするように仲立ちをしていった。
表現
2月の節分に向けて恵方巻の製作遊びを楽しんだ。保育者が作った見本を見せながら花紙を握ったり、画用紙で花紙を包んで丸めたりすることをじっくり楽しんだ。指先に力を入れて画用紙を丸める子や握りつぶして紙がつぶれる感覚を楽しむ子もいた。できたものを見て、「おいしそう」「食べたいね」と嬉しそうに伝える姿を受け止めて共感し、日本の文化に親しめるようにしていった。
食育
好き嫌いはあるが、積極的におかわりしたり、完食して嬉しそうにお皿を保育者に見せたたりする姿があった。色々な食品に興味をもって食べようとする姿を認めながら自信や意欲につながるように言葉をかけていった。また、食器を持ったり、口元に近づけたりすると食べやすくなることを知らせたり促したりしていった。