健康
衣服の着脱に興味を持ち、服を着たりズボンをはいたりしようとする姿が増えてきた。自分でしようとする気持ちを受け止めながら、難しい時はさり気なく援助して見守っていきたい。おむつ交換の時に便器に座ろうとする姿が増えてきた。また、中には、便が出た時に保育者に「ウンチ出た」と伝える姿も見られるようになった。「ウンチ出たね」「トイレに行ってみようか」など声をかけ、自分からトイレに行こうとする姿を認めていった。
人間関係
同年齢や年上児と一緒に遊ぶことを喜ぶようになってきた。「おいで」と誘ってもらうと、遊びに加わろうとする姿が見られた。ままごと遊びでは年上児と同じようにご飯を食べる真似や寝る真似をしたりして、ごっこ遊びを楽しむ姿もあった。「○○ちゃんと一緒で嬉しいね」と声をかけ、友だちと一緒に遊ぶ楽しさが味わえるように仲立ちをしていった。
環境
天候が良い日は外で遊ぶ機会を作っていった。園庭では散策したり、砂遊びを楽しんだりする姿があった。砂遊びをする時はしゃがんだ姿勢で遊ぶ姿が見られ、足腰がしっかりしていると感じることができた。しかし、小さな段差でつまずくこともあるので、安全面に十分配慮しながら子どもたちの動きを見守っていった。
言葉
保育者や友だちと関わって遊ぶ中で、「先生、おいで」「○○したい」など、一語文や二語文などで自分の思いを伝える姿が見られるようになってきた。また言葉数も増え、絵本を見て知っている物の名前を言ったり、保育者の言葉を真似したりする姿もあった。子どもたちが話そうとする思いを受け止め、丁寧に応えながら、言葉でやりとりする喜びを感じられるように関わっていった。
表現
ごっこ遊びを楽しみ、ままごとのごちそうを食べたり作ったりする真似を楽しむ姿があった。保育者も一緒に遊び、「おいしいね」「おかわりください」など声をかけ、保育者や友だちとやりとりする楽しさを味わいながら、ごっこ遊びが楽しめるように関わっていった。
食育
色々な食材を喜んで食べるようになり、手づかみやスプーンですくって食べようとするようになってきた。こぼすこともあるが、スプーンを使って意欲的に食べている。自分で食べる嬉しさや楽しさが感じられるように、楽しい雰囲気の中、「おいしいね」「スプーン上手に持てるようになったね」などと声をかけ見守っていった。