1歳りす組2022年度1月のまとめ

健康

簡単な身の回りのことを一人でやってみようとする姿が増えてきている。しかし、衣服の前後や靴の左右が反対になることがあった。正しい向きを伝えたり、さりげなく援助したりして自分でできたという自信に繋がるよう関わっていった。また、気分によっては保育者に甘えてしてもらいたがることもあるので、意欲が持てるよう声かけを工夫していきたい。

人間関係

見立て遊びやごっこ遊びをする年上児や友だちの姿に興味を持ち、遊びに加わろうとする姿が見られた。しかし、友だちと同じ遊びをしたいという思いをうまく言葉で伝えられず、友だちの使っている玩具を取ったり、崩したりする姿が見られた。「一緒に遊びたいね」「貸してほしいんだね」などと思いを代弁し、友だちと関わりを持てるよう仲立ちをしていった。

環境

お正月の雰囲気を味わえるように目隠しなしのキャラクター福笑いを用意して遊んだ。「目目」「口」などと言って顔の輪郭に切った紙にパーツをのせたり、パーツの位置を変えたりして楽しんでいた。完成した福笑いの顔を他の友だちに紹介したり、一緒に遊んだりして簡単な伝承遊びに触れる楽しさを味わっていった。

言葉

保育者や友だちと会話をすることができるようになってきた。経験したことや思いを二語文や三語文で保育者に知らせる子やはっきりとした発音ではないが簡単な言葉でやりとりを楽しむ子の姿が見られた。子どもたちの言葉に耳を傾けながら、つぶやきや問いかけに丁寧に応え、やりとりをする楽しさを味わえるよう関わっていった。

表現

色々なブロックや積み木でイメージしたものを自分で組み立てることができるようになってきて、身近なものに見立て遊ぶ姿が増えてきた。組み立てたものを乗り物に見立て友だちと並んで動かす子やブロックを食べ物や飲み物に見立て遊ぶ子などの姿が見られた。子どものイメージが膨らむように言葉を添えたり、見立て遊びを一緒に楽しんだりして遊びを盛り上げていった。

食育

汁物やおかずなどの具材に興味を持ち、「食べてみる」「これは何?」などと保育者に尋ね、スプーンですくって食べてみようとする姿があった。「これは○○だよ」「美味しいね」と問いかけに応えたり、声をかけたりして色々な食材を無理なく食べられるよう関わっていった。

食事の際、姿勢が不安定な子や途中で離席する子の姿があり、座り方を繰り返し伝えていった。

育児あれこれ