食事
食事中のお喋りが多くなり、言い合いからの口げんかになったり、スプーンの持ち手を口にくわえてふざけるなどの姿が見られた。会話しながら楽しく食べる姿は良いが、そうでない姿には声を掛けて知らせていった。
排泄
今までトイレに座ってもなかなか出なかった子が午睡後にトイレに向かい排尿できる姿があった。おしっこが出る感覚が分かり始め、トイレでできた喜びに共感していった。
健康
朝は冷えて肌寒さを感じることもあり、長袖の肌着やトレーナーなど厚着になる子の姿があったが、晴れの日は気温も上がってくるので薄手の肌着や衣服に着替えて活動しやすいように調節していった。
睡眠
食後は布団で入眠する生活リズムが身に付き、自分から布団に入ったり一人で眠れる姿も見られた。
身体発達
衣服の着脱を自分でしようとする姿が多くなってきた。脱ぎ着しやすいように声を掛けながら知らせていき、着脱の仕方が分かって自分でできるように関わっていった。うまくできない部分はさり気なく援助していった。また、衣服の前後ろにも気付けるように声を掛けていった。
情緒
同学年の友だちと関わる姿が多かったが、この頃はひよこぐみの小さな友だちと手をつないで室内をゆっくりペースで歩き回るなど、年下の友だちと関わってみる姿を見かけるようになってきた。年下の子に優しく接する姿を認めていき、関わり合いを仲立ちしていった。
言葉
絵本や紙芝居の影響からか忍者になる遊びが見られ、ブロックの剣を身に付けたり、忍者らしい口調で喋って遊ぶ姿が見られた。また、園庭ではカットしたさつま芋を「焼こうか」と言って台の上に並べたり、「砂糖かけるね」と言って砂を上からかけるなど見立て遊びを楽しむ姿が見られた。子どもたちの思いに共感して一緒に遊びを楽しんでいった。