健康
天気の良い日は積極的に戸外遊びを楽しんだ。戸外ではサッカーやばなな鬼など体を使った遊びを好む子が多くいた。暖かい日が多く、自ら上着を脱いで体温調節する姿もあった。水分を摂ろうとしない子がいるため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行い促していった。
人間関係
園庭に出ると、友だちと誘い合い、好きな遊びを楽しんでいた。時々、楽しさからふざけたり、「勝ちたい」という気持ちから、ルールを守れなかったりし、トラブルになることがあった。必要に応じて仲立ちとなり、思いを受け止めた上で相手の思いを伝え、みんなが楽しく遊べるにはどうしたらよいか、その都度一緒に考えていった。
環境
クリスマスにちなんだ飛び出すカードや、毛糸を使った製作遊びを楽しんでいった。「Merry Xmas」の文字や、英語で遊ぼうで教えてもらった自分の名前を英語で書いて楽しむ姿があった。今後もひらがな、カタカナ、数字、アルファベットなど、様々な文字に興味を持って遊べるよう、遊びの幅を広げていきたい。
言葉
発表会の劇遊び「みんなだいじななかま」を、発表会後も繰り返し楽しんでいた。友だちのセリフもすべて覚えている子が多く、劇の台詞を友だちと合わせていく中で、「この台詞はもっと寂しそうに言ったらいいんじゃない?」「○○ちゃん、~のところ上手だったね」など、自分も思いを相手に伝えたり、友だちを認めたりする声かけが聞かれるようになった。保育者も一緒に劇遊びに加わり、さらにやりとりを広げていった。
表現
発表会で合奏をしてから、楽器を演奏することがさらに好きになり、発表会後も様々な楽器を演奏して楽しんでいた。中学校、高校、アイアイとの交流や、クリスマス会など、たくさん発表の場があり、合奏や歌を披露していった。「聞いてくれる人に喜んでもらいたい」と話す姿があり、友だちと誘い合い嬉しそうに演奏を重ねていた。今後も、その季節に合った簡単な楽譜を用意し、演奏する楽しさを味わえるようにしていきたい。
食育
小学校の給食見学に行き、小学生の給食を食べる様子を間近で見てから、「もうすぐ小学生」という自覚が芽生え、以前より進んで苦手な野菜を食べてみようとする子が増えてきた。また、姿勢も意識する子が増えてきている。自分たちで意識して姿勢を正そうとする姿を認め、楽しい雰囲気の中、食事ができるようにしていった。今後も、食事のマナーを意識できるよう、声かけをしていきたい。