5歳ぞう組2020年度8月のまとめ

健康

水分補給や汗をかいたらタオルで拭く、着替えをするなど自分ですすんで行う姿が増えてきた。その姿をしっかりと認め、健康に過ごすことへの意識を高めていけるようにしていった。新型コロナウイルス対策のため、プールでの活動はできなかったが、保育者や友だちと水鉄砲やホース、バケツに水を汲んでかけ合うなど、全身に水を浴びて遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

人間関係

盆休みなどでクラスの人数が少なくなると、普段とは違う友だちとの関わりが見られ、やりとりしながら遊ぶ姿が増えていった。また、低年齢児の午睡の手伝いを進んで行ったり、一緒に遊んで遊び方を教えたりして、役立ち感を味わう姿が見られた。今後も異年齢児と関わる機会を作りながら、年長児としての自信や役立ち感が味わえるように関わっていきたい。

環境

水遊びでは、色水作りや泡を使う遊びもじっくりできるように環境を整えることで、自分なりに試して遊ぶ姿があった。微妙な色の混ぜ具合でできた色を、友だちと見せ合い比べたり、泡を浮かべたりして楽しむ姿もあった。また、園で育てている「はるかのひまわり」の水やりをしたり、飼育しているかぶと虫やくわがた虫に触れたりして、関心を持って関わる姿が見られた。保育者も一緒に観察したり、生長を見守り話題に取り入れたりしながら、継続して関わっていけるようにしていきたい。

言葉

盆休みなどに体験したことを話す機会を持っていった。友だちと共有できる話題では、共感しやりとりを楽しむ姿があった。自分の思いが相手に伝わるように話せるように見守っていったが、話を聞く時に、友だちの話を最後まで聞かずに自分の考えなどを話そうとする子がいた。人の話を最後まで聞く大切さも、繰り返し伝えていった。

表現

楽器遊びでは、子どもたちに親しみのある曲の簡単な楽譜を作ったことで、興味を持ち、色々な楽器で表現して楽しむ姿があった。今後も子どもたちの興味ある曲などを取り入れて親しんでいけるようにしていきたい。また、製作では、野菜スタンプや園で育てているひまわりが咲いたので、ひまわりの絵を描いてみた。クレパスや絵の具を使って描くことに興味を持ち、喜んで描いて楽しむ姿もあった。

食育

先月に引き続き、夏野菜の観察や世話を通して、生長や収穫の喜びを味わうことができた。収穫した野菜が給食に入っていると嬉しそうに食べる姿もあった。また、野菜を使ったスタンプでは、野菜を切ってできる形へ興味を持ちながら、楽しむことができてよかった。

育児あれこれ