5歳ぞう組2020年度11月のまとめ

健康

朝夕と日中の気温差があり、上着を着ることが増えてきた。遊んでいると体が温まり、上着や靴を脱いで遊ぶ姿もあった。自分で気がついて体温や気温に合わせて衣服を調節する姿を認めていった。外で活動した後、手洗い、うがい、水分補給を促しているが、手早く済ませたい子も多くいたため、健康に過ごすことへの意識を高めながら、丁寧に行えるように声掛けをしていった。

人間関係

秋祭りごっこでは、友だちと話し合い、協力しながら、一緒に遊びをすすめようとする姿が見られた。また、発表会での役割が決まり、同じ役の友だちとセリフや動きを考える時も、自分の考えを主張するだけでなく、友だちの考えに耳を傾けようとする姿もあった。話し合いの時に積極的に参加しようとせず、無関心を装う子もいたが、話し合う回数を重ねるごとに積極的に加わり、友だちと一緒に目標に向かって取り組もうとするようになっていった。

環境

天気が良い日は、積極的に戸外で遊び、秋の自然物を見たり、触れたりする機会を作っていった。散歩先では、色々な木の実や落ち葉拾いを楽しんだり、大山の様子を見たりし、子どもたちの気づきや発見に共感していった。また、虹を見る機会が多くあり、自然事象に感動したり、不思議さを感じたりする姿があった。保育者も一緒に図鑑で調べるなどして興味関心を深めていけるようにしていった。

言葉

発表会の役割を決める時など話し合う機会を多く作っていった。その中で、しっかりと自分の考えを伝えようとする姿が増えていった。自分の考えを主張するだけでなく、友だちの考えに耳を傾けようとする姿もあった。中には、思いをうまく伝えられない子もいたが仲立ちをすると、安心して自分の思いを伝えられる姿も増えてきた。

表現

竹太鼓は、子どもたちの大好きな曲を取り入れたことで、歌いながら演奏することを楽しんでいた。色々なリズムで演奏することにも慣れ、友だちと一緒に合わせて演奏することも意識できるようになっていった。歌は、リズムをとることが、少し難しかったが、強弱をつけながら歌うことも楽しんでいた。劇遊びでは、保育者も一緒にセリフや動きを考えながら関わっていった。繰り返し親しむことで、長いセリフもよく覚え、友だちとタイミングを合わせながら表現する楽しさを味わっていた。

食育

収穫したサツマイモがおやつに出ると「これ、紅はるかだよね」「すごく甘いね」と、自分たちが収穫したもの食べる満足感を味わっていた。また、別の日にサツマイモが給食に出ると、「これ、紅はるかかな?」と友だちと会話を楽しみながら食べ、食材に関心を持つ姿も増えていった。給食時間に好きな場所で食べるようにしていったが、友だちとの話に夢中になる姿があったため、食べる時の姿勢や食べ終わりの時間などを伝え、意識して食べることができるようにしていった。

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