健康
天候の良い日は園庭で遊んだり、散歩に出かけたりと積極的に戸外遊びを楽しんでいった。戸外遊びでは、鉄棒や木登り、大縄跳びなど、友だちと一緒に身体をたくさん動かしたり、虫探しをしたりして楽しむ姿があった。鉄棒や大縄跳びでは、年長児を見てやってみたいと挑戦する姿が多く見られた為、やりかたを伝えたり安全に遊べるよう側で見守ったりしていった。
人間関係
友だちと一緒に遊ぶ中で、「ぼくも~したかった」「〇〇ちゃんが、ルールを守ってくれない」という思いからトラブルになる場面があった。双方の思いを汲み取りながら、必要に応じては仲立ちとなり、相手へどのように伝えたら良いか伝えたり、一緒に解決策を考えたりしていった。
環境
園外保育で、ワンピースの形に穴の空いたカードを持って園周辺の散歩を楽しんだ。普段何気なく歩いている道でも、様々な植物や景色に目を向けて散策したことで、いつも以上に発見を楽しむ姿があった。その後も、戸外遊びに出かけると、植物や虫に興味を持ち匂いや名前を確かめたり、空や景色に目を向けて会話をしたりして様々な発見を楽しんでいた。
言葉
連休中の出来事を、嬉しそうに友だちや保育者に話す姿があった。「そこでどんなことをしたの?」「そのとき○○ちゃんは、どんなことが楽しかった?」など、具体的に問いかけることで、より詳しく話ができる姿があった。保育者も一緒に話を盛り上げ、やりとりを楽しんでいった。
表現
塗り絵やお絵描き、折り紙等が好きで楽しむ姿が多くあった。広告や折り紙を使ってかばんや携帯など自分たちでイメージしたものを作り、遊ぶ子の姿が多くあったため、材料を用意して思い通りのものが作れるよう環境を整えていった。友だち同士で「こんなの作ってみよう」「こうしてみよう」と案を出しあって作る姿があったため、協力して製作を楽しむ姿を認め、側で見守っていった。
食育
食事中、友だちとの会話に夢中になり姿勢が崩れたり、遊び食べになり食事が進まなかったりする姿が見られた。その都度一人一人に合わせて声をかけたり、どのような姿勢で食べるのがかっこいいか確認をしたりして対応していった。また、野菜を育てていることや給食の先生から野菜の話を聞く機会があり、給食に入っている食材に興味をもつ子の姿が見られた。給食に入っている食材や味の話をして、興味をもち食べてみようと挑戦する姿に繋がるよう援助していった。