4歳きりん組2025年度4月のまとめ

健康

進級したことや新しい保育者と関われることを喜び、楽しく過ごす姿があった。比較的、身の回りのことも意欲的に取り組む姿が見られた。中には、遊びたい気持ちが強く、朝の準備が後回しになる子もいたため、個別に声をかけ、気持ちを汲み取りながら一緒に生活の流れを覚えていけるように伝えたり、援助したりしていった。

人間関係

友だちと一緒に遊ぶ中で、思いがぶつかったり、上手く言葉で伝えられなかったりしてトラブルになる場面があった。保育者が必要に応じて仲立ちとなり、双方の思いを汲み取りながら「相手がどうして怒っているのか」「自分の気持ちをどのような言葉で伝えたらよいか」を一緒に考え、伝えられるようにしていった。

環境

塗り絵を楽しむ子の姿が多く見られ、自分で塗ったイラストをはさみで切りたいと伝える子の姿もあった。そのため、はさみの使い方や使う時の約束事を全体で話し合う機会を作り、安全に子どもたちが使えるように伝えていった。イラストを用意して、危ないことや約束事を一緒に考えたり、伝えたりしていくことで、子どもたちもしっかり理解して、話したことを守りながら使う姿が見られた。

言葉

園庭のチューリップが咲き始めると、友だちや保育者と一緒に観察を楽しむ姿が見られた。観察する中で、「匂ったら、トマトみたいな匂いがしたよ」「本当だ!」と友だちに発見を伝えたり、思いに共感したりする様子も見られた。子ども同士で会話を弾ませ、やりとりを楽しむ姿を見守りながら、保育者も一緒に会話に加わり、楽しさを共有していった。

表現

色水を使って、ジュース屋さんごっこを楽しむ子が多くいた。花びらの色によって、「これはいちごで、こっちはぶどうだよ」と様々な味を表現していた。ピンクの花びらと黄色の花びらを混ぜて、「オレンジ色になるかなぁ」と色が変化する様子も見て楽しむ姿もあった。作った物を次の日も使いたいという子がいたため、残してまた遊びに取り入れたり、さらに新しい物を作ったりできるように配慮していった。

食育

野菜が苦手な子はいるが、少しでも食べてみようとする姿やたくさん食べられた時は嬉しそうに教えにきたりする姿があった。おかわりも意欲的にする姿があり、比較的よく食べている。一人一人の苦手な物や食べられる量などを把握し、量を調節したり、食べられた時は「~も食べられたんだ、すごいね」と伝えたりして、子どもたちが意欲的に食べられるように声をかけていった。

育児あれこれ