健康
積極的に戸外に出て、虫探しをしたり植物に触れたり、かけっこや木登りなどで体を動かしたりして好きな遊びを楽しんだ。保育者も遊びに加わり、一緒に体を動かし開放感や満足感を共有していった。思いきり体を動かして遊び、「お茶飲む」と自ら水分補給をする子が増えてきた。中には水分を摂らない子もいたので、保育者が声をかけたりお茶を入れて手渡したりして健康に過ごせるように配慮していった。
人間関係
友だちとの関わりが多くなり、友だちと過ごす楽しさや心地よさを味わう姿も見られるようになった。一方で、友だちと意見がぶつかりトラブルになることもあった。保育者は必要に応じて、仲立ちとなりお互いの思いを受け止め、代弁することで相手の思いを伝えていった。
環境
戸外では積極的に草花や虫などに触れる機会を作り、発見する喜びや楽しさを味わえるようにしていった。発見した生き物と図鑑とで見比べたり、生き物の餌について調べたりできるようにポケット図鑑を用意し、動植物に興味関心がもてるようにしていった。
言葉
好きなキャラクターやアニメなど興味のあることや、自分の体験談を保育者や友だちに話して、言葉のやりとりを楽しむ姿が増えてきた。話したい気持ちを受け止め、保育者や友だちとやりとりする楽しさを感じられるように心がけていった。一方で、遊びの中で強い口調や相手が嫌がる言葉で気持ちを伝えようとする姿があるので、必要に応じて仲立ちし、伝え方を知らせていった。
表現
自分のイメージに合わせて折り紙を折ったり、丸めたりテープでつなぎ合わせたりしながら、製作を楽しんでいた。今後も色々な素材に触れて楽しめるよう準備していきたい。アニメの曲や昆虫太極拳など好きな音楽に合わせて体を動かしたり、踊ったりして楽しめるようにしていった。
食育
戸外遊びや散歩など体を動かす機会を多くもつことで、空腹感を感じ、食事意欲に繋がるようにしていった。一人一人の食事量や生活リズム、活動量に合わせて子どもと相談しながら調節していったことで、食事の準備や食べる意欲につながり、積極的に食べる姿が増えてきた。椅子に座る姿勢や席を立つ、会話に夢中になるなどの姿も見られるので、個々に合わせて声かけをし、食事のマナーも意識できるようしていきたい。