4歳きりん組2023年度5月のまとめ

健康

天候の良い日は園庭で遊んだり、散歩に出かけたりと積極的に戸外遊びを楽しんでいった。戸外遊びでは、鬼ごっこや鉄棒等、友だちと一緒に身体をたくさん動かしたり、虫探しをしたりして楽しむ姿があった。捕まえた虫を図鑑で調べたり、虫かごに入れて観察したりする姿が見られたので、保育者も一緒に見つけた嬉しさや喜びに共感したり虫の特徴や種類の違いに気付いたりしていった。気温が高くなってきたため、水分補給や衣服の調整ができるように、一人一人に声をかけたり、戸外での活動時間を配慮したりしていった。

人間関係

椅子取りゲームやハンカチ落としなどルールのある遊びを楽しんでいった。初めは、自分の思いが伝わらないと、泣いたり怒ったりして遊びが中断してしまう姿も見られた。しかし、遊びを何度も繰り返す中で「○○したらいいよ」「○○だよ」と子ども同士で遊びを展開し進めていく姿があったため、子どもたちの相手を思いやる気持ち、ルールを守ろうとする姿をしっかりと認めながら関わっていった。

環境

園庭に出ると虫かごやバケツをもって虫探しをしたり、虫かごの掃除をしたりして触れ合いを楽しんでいた。見たことのない虫を見つけると、図鑑で名前や何を食べるのかなどを調べて子どもたち同士で教え合う姿があった。虫への興味が深まってきているため、新しい図鑑や大きめの虫かごを用意するなどして遊びが広がるように環境を整えていった。子どもたちが興味を持っていることや、楽しんでいる遊びを保育者が把握し、今後も環境設定を行っていきたい。

言葉

「○○ちゃん○○しよう!」と遊びに誘い合ったり、「○○して楽しかったよ!」などと家庭での体験を話したりするなど、友だち同士でやりとりしながら関わる姿があった。一方で、自分の思いを上手く言葉で表現できなかったり、伝えたい気持ちが相手に伝わらなかったりして、友だちとトラブルになることもあった。双方の思いを受け止めながら、必要に応じて言葉を添えたり、代弁したりしてやりとりを丁寧に伝えていった。

表現

折り紙での製作遊びを楽しんでいた。折り方の本を見て、作り方が難しくて途中でやめてしまう子の姿もあった。製作する姿を側で見守り、必要に応じて声をかけたり、手を添えたりして完成した達成感や喜びが感じられるようにしていった。塗り絵やハサミを使った製作も好きで楽しんでいる姿があるため、今後も段ボールや空き箱などを集めて製作が楽しめるようにしていきたい。

食育

食事中、友だちとの会話に夢中になり姿勢が崩れたり、遊び食べになり食事が進まなかったりする姿が見られた。その都度一人一人に合わせて声をかけたり、食事のマナーの確認をしたりして対応していった。苦手な食材に興味を示して食べ、「せんせ~、○○食べれた」と知らせて喜ぶ子がいた。その姿を十分に認め、「すごいね」「おいしいね」などと声をかけていくことで、「今日は○○食べてみる」と次への意欲や自信に繋げることができた。

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