4歳きりん組2018年度9月のまとめ

健康

アデノウイルスによる感染症が流行し、体調を崩す子がいた。登園時には丁寧に視診を行い、目に赤みが見られた時は家庭と連携を図り、早目に対応するようにしていった。また、朝夕と日中の気温差のある日が続いたので、活動や体調に合わせた衣服の調節や水分補給をすることを促し、健康への意識を高められるように伝えていった。運動会に向けてバルーンやかけっこなどで体を動かすことを楽しみにする姿が多くなってきた。全身を使って体を動かす楽しさや色々な運動遊びに挑戦する意欲を高めていきたい。

人間関係

運動遊びをする中で、順番に並ぶことや合図を聞きスタートするなど、ルールを守って遊ぶことや、約束を守ることで、友だちと楽しさを共有しながら遊べるということも伝えていった。今後も色々な遊びの中で丁寧に伝えていきたい。また、他クラスと一緒にダンスや行進をする機会を持つことで一体感を感じたり、他クラスの組体操やダンスを見ることで真似をして楽しみ、より憧れや親しみの気持を持つことができ良かった。

環境

天気が良い日は積極的に戸外に出掛け、風の心地よさを感じたり、稲刈りの様子を見たりして、季節の変化を感じられるようにしていった。また、散歩に行く時は虫かごや網などを用意し虫採りが楽しめるようにした。散歩に行く時は自分達で図鑑を持って行くなど、生き物への関心が高まっているので、今後も世話や観察が楽しめるようにしていきたい。

言葉

友だちとのやりとりの中で、口調が強くなる子が多い。相手の気持ちを伝えたり、どんな言い方で伝えたらいいか一緒に考える機会を作ったりし、繰り返し伝えていきたい。絵本や紙芝居を読むと、話の世界に引き込まれ静かに話を聞く姿があった。読み終ると「面白かった」「もう一回読んでほしい」という子も多くいるので、今後も色々な物語に触れる機会を作っていきたい。

表現

運動会に向けて様々な曲に親しみながら、踊ったり、友だちや保育者と一緒にバルーンで色々な形を作ったりして遊ぶことを楽しめるようにしていった。バルーンの時に使った曲は子どもたちも好きな曲で歌ったり、踊ったりして楽しんでいるので、今後も音楽に合わせて体を動かして楽しむ機会を作っていきたい。

食育

気の合う友だちと会話をしながら食事を楽しんでいるが、会話に夢中になり、手が止まったり、姿勢が崩れたりすることも多かった。時計を用いて食べ終わりの時間を伝え、意識して食べることができるようにしていった。また、食器を持たずに食べる姿もあるので、手を添えたり声をかけたりし、意識できるようにしていった。

育児あれこれ