4歳きりん組2018年度1月のまとめ

健康

月末ごろ、感染症が少しずつ流行してきて体調を崩す子がいた。室温調節や換気、検温をこまめに行い、家庭と連携を図りながら子どもたちの健康管理に努めていった。また戸外遊び後の手洗い、うがいが習慣になってきたが早く終わらせたい思いから疎かになる姿もあったので、再度手洗い、うがいの大切さを伝えることで意識して行えるようになった。節分に向けての話もしながら、健康に過ごすことへの意識を高めていけるようにしていった。

人間関係

友だちと鬼ごっこやサッカー、オセロなどルールのある遊びを楽しんだり、製作の時は、先に終わった子が友だちにやり方を教え合ったりする姿が増えていった。しかしトラブルが生じた時に「ごめんね」と言っている子に対して「いいよ」と素直に言えない子がいて、「許してもらえない」と思い込みトラブルになることがあった。相手に伝わる言い方をする大切さや相手の思いに気付けるように仲立ちをしていった。

環境

今年は穏やかな天気が続き、雪遊びの機会は持てず残念そうであったが、戸外でサッカーや縄跳び、鉄棒、砂遊びなどしっかり体を動かして遊ぶことができて良かった。

室内では色々な正月遊びが楽しめるように準備すると興味を持ち遊んでいた。特にこま回しは少し簡単に回せるこまだったが、年長児の姿に憧れて同じこま台で回して楽しんだり、時にはどちらが長く回せるか競い合ったりしながら繰り返しぶ姿もあった。

言葉

休み明けに経験した出来事を友だちや保育者に嬉しそうに話す姿があった。友だちの前で話す機会を作ると、緊張や恥ずかしさから自分の言いたいことが上手く言えなくなることもあったので、子どもたちの会話に耳を傾け、言葉を添えながら話す楽しさや思いが伝わる喜びを感じられるようにしていった。友だちとの関わりが深まっているが、命令口調になり友だちが嫌がることを言う姿が見られた。関わる姿を見守りながら、自分も言われて嫌な言葉やどんな言い方をすればいいかなど、クラス全体で考える機会を持っていった。

表現

年長児が手紙のやりとりをすることに興味を持ち、文字を保育者に聞いたり、ひらがな表で見たりしながら書こうとすることが増えてきた。ひらがなの書き順がわかる見本など用意しておき、子どもたちの興味に合わせて書き方など伝えていった。また節分に向けて、染め紙をして鬼のお面を作った。自分の好きな色で染めた台紙ができあがると「きれいな色になった。」と喜び、お面作りを楽しむ姿がみられた。

食育

絵本を通して正月ならではの食文化を伝え、関心が持てるようにしていった。イラストや写真を見せたり、家でどんなお雑煮を食べたかなど話題にしたりすることで、より関心も深まった。また、ぞう組に向けてきりん組もバイキングの準備をすることを伝え、ぞう組がバイキングの準備をする様子を見せてもらった。「やってみたい」と意欲を持ち、準備の様子を真剣に見る子もいた。来月からは実際に手伝いをしながら、準備のやり方を伝えていきたい。

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