4歳きりん組2017年度8月のまとめ

健康

気温が高く蒸し暑い日が続いたので、個々の体調の変化に気を付け室温や活動時間を調節して快適に過ごせるようにした。また、活動や個々の遊んでいる姿に合わせて声をかけ、こまめに水分補給や休息を摂れるようにしていくと、自分のお茶だけではなく友だちや保育者のためにお茶をいれる姿が見られた。

人間関係

プール遊びでは、玩具の種類や数を工夫して友だちとで関わって遊べるように配慮していくことで「誰か引っ張って」「これ貸して」など友だちに声をかけて一緒に遊ぶ姿がみられた。玩具の貸し借りの時に、やりとりがうまくいかずトラブルになることがあったが、保育者が仲立ちし、お互いの気持ちを伝えあうようにしていくと順番を決めて遊ぶ姿が見られるようになってきた。

環境

毎朝カブトムシのえさの有無を確認したり、観察したりと関心をもって関わっていた。戸外でも積極的に虫に触れる機会を作り、子どもの発見や喜びに共感して虫に触れる楽しさを味わえるようにしていった。

保育室では棚の高さや数を工夫し、好きな遊びを楽しめるように配置をしていったことで、各コーナーで集中して遊ぶ姿が増えていった。今後も、好きな遊びを楽しめるように遊びの変化に合わせて棚の配置を変えていきたい。

言葉

遊びの中で相手に対してきつい口調になったり、手が出てしまったりする場面があった。自分の気持ちを丁寧な言葉で表現したり、友だちの気持ちに合わせて言葉を選んだりできるように必要に応じて仲立ちをしていった。引き続き、丁寧な言葉で自分の気持ちを表現していけるように必要に応じて言葉を知らせていきたい。

表現

塗り絵をしたり空き箱を使ったりして製作にくり返し取り組む姿が増えている。はさみやのりなどを使う機会が多くなったので、正しい使い方を子どもと確認しながら安全に使えるようにしていった。友だちの作っているものに興味をもち、「どうやった?」と真似して作ったり、協力して1つのものを作ったりする姿を認め、クラス全体に共有していくことで製作する楽しさが味わえるようにしていった。

食育

年長児が収穫した野菜が給食に使われていることを伝えると「すごい!」「おいしそう」と関心を持つ姿があったので、食材に加える機会を増やし、食への興味へ繋げていきたい。食事中に会話に夢中になる、離席や姿勢が崩れるなどの姿も見られるので、「足をおろして食べたらかっこいいね」「お皿を持って食べようね」など具体的な言葉で個々に合わせて声かけをし、食事のマナーも意識できるようにしていった。

育児あれこれ