4歳きりん組2017年度7月のまとめ

健康

プール遊びや水遊びでは、色々な道具をつかって水を汲んだり、友だちや保育者と水をかけあったりして全身で楽しんでいた。個々に合わせた遊び方ができるよう配慮し、楽しさに共感していった。着替える回数が多くなるので、汗や衣服の汚れ、丁寧な脱ぎ方や片づけ方に気付けるような声かけをし、出来る喜びや自信を味わえるよう関わっていった。

人間関係

室内外で、友だちと思い切り体を動かして開放感や楽しさを共有し、関わりを深めていった。プール遊びでは、水に濡れることが苦手な子への配慮を丁寧に子どもたちにも伝えることで、約束事への意識も高まり、友だち同士で伝え合う姿が見られた。引き続き、約束事を丁寧に伝え、生活や友だちとの関わりなど様々な場面でのルールを意識できるようにしていきたい。

環境

自然物や自然事象との関わりを大切し、カブトムシの世話をする機会を作ったり、天気の移り変わりをその都度伝えたりしていった。また、カブトムシやカタツムリなどの小動物の絵本を用意することでより関心が高まり、触れて楽しむ姿が多く見られてよかった。今後も戸外で虫探しをしたり、身近な小動物に関連した絵本や図鑑に親しんだりして、関心を高めていきたい。

言葉

「保育室で遊びたい」「外で○○したい」など、自分の思いを言葉で伝える姿を認めたり、共感したりしていくことで、保育者や友だちに思いを言葉で表現する姿が増えている。一方で、遊びの中で、「もう遊ばん」「あっちいって」など相手を悲しませる言葉もある。必要に応じて仲立ちし、思いの伝え方、相手がどう思うかなどを、言葉を添えたり一緒に考えたりして、関わりを深められるように配慮していった。

表現

織姫、彦星を製作し、絵の具やペン、のりなど様々な素材に触れられるようにしていった。少人数ずつ行うことで友だちとやりとりしながら活動を楽しんでいた。今後も活動人数を工夫し、やりとりしながらイメージを広げられるようにしていきたい。

リズム遊びをプール前の準備運動に取り入れ、これまで親しんできた曲や夏祭りなどで踊った曲を楽しみ、音楽に合わせて体を動かす楽しさを味わえるようにしていった。

食育

年長児の水やりや収穫を見ながら栽培物への興味が広がっている。「大きくなってきた」「トマトが赤くなってる」など生長を一緒に喜ぶ姿も見られるので、気づきや思いに共感し、野菜を育てる大変さを通じて食材への感謝の気持ちに繋がるよう声をかけていった。

育児あれこれ