3歳ぱんだ組2024年度6月のまとめ

健康

歯磨き集会や歯科健診を通し、歯の大切さを伝えていき、歯磨きに関心を持ち、丁寧に行えるようにしていった。汗をかいたり、水あそびをしたりと着脱する機会が増えた。その際、衣服の着脱に戸惑う姿があり、手を添えたり、できたことを一緒に喜び、自信に繋げていった。今後も繰り返し声かけが必要である。

人間関係

友だちを誘って遊んだり、異年齢児と虫探しや鬼ごっこを一緒にしたりと、関わりが深まってきている。朝の時間に一緒に遊ぶことも増え、お姉さん・お兄さんに作ってもらったものを嬉しそうに伝えてくる姿もあった。子どもたちの様子を見ながら一人ひとりが楽しんで関わっていけるように繰り返し援助していきたい。
友だちと楽しく遊んでいるが、友だちが持っている玩具が欲しくて言葉より先に取ろうとしトラブルになることがあった。子どもたちの気持ちを受け止め代弁したり仲立ちをしたりして、友だちとの関わり方を知らせていった。また、登り棒に興味を持つ子が増え、友だちと一緒に挑戦していた。

環境

年長児が植えた野菜に興味を持ち、「先生、これは、何?」と指を差しながら野菜の名前を尋ね、生長を楽しみにする姿が見られた。自分たちが植えたひまわりにも興味をもっている。戸外に出た際に「先生、咲いてる!」と嬉しそうに言葉にする姿もあった。

言葉

ごっこ遊びが多く見られ、言葉のやりとりを楽しんでいる。トラブルがあると、子ども同士で解決しようとする姿もあるが、「○○ちゃんがダメって言った」「勝手に玩具を取ってきた」など保育者に訴えて来る子もいた。その都度、話をよく聞き、お互いの気持ちを伝え合いながら、相手の思いにも気づいていけるように仲立ちをしていった。自分の思いを簡単な言葉で表現する姿も増えてきている。

表現

保育者が曲に合わせて踊っているのを見て振りを覚え、「もう1回かけて」とリクエストしては、友だちと手を繋いで嬉しそうに踊る姿があった。同じ曲が流すことで、「あ!」と言いながら友だちと顔を見合わせて、一緒に体を動かして踊り出す姿も見られている。
カエルを題材にしての製作を楽しみ季節を感じられるようにした。また、作品を壁に飾り喜びを共有できるようにしていったことで、実際にカエルがいると、「見て」と保育者に伝える姿も見られていた。

食育

食器を持って食べることや箸やスプーンの持ち方など意識出来るように、声をかけたり、必要に応じて手を添えたりしていった。バイキング給食の流れも理解し、友だちと楽しみながら食事をする姿が多く見られるようになった。

育児あれこれ