健康
気温差があり、汗ばむような気温の日もあれば、肌寒い日もあった。気温や子どもたちの体調に合わせて衣服を調節したり、エアコンを使用したりし、快適に過ごせるようにしていった。また、気温の高い日は特に水分をこまめに摂るよう声かけをし、体調管理に気を付けていった。
人間関係
玩具を独り占めしたり、「貸して」「一緒に~しよう」などの言葉が出ず、友だちの玩具を取ろうとしたり、無理矢理友だちの遊んでいるスペースに入っていったりし、トラブルになることがあった。「~したかったんだね」と思いを受け止めながら、「一緒に使おうね」「貸してって言おうね」と繰り返し伝え、仲立ちとなっていった。
環境
天気の良い日は園庭で遊んだり、散歩に出掛けたりした。友だちと手をつないでの散歩に慣れておらず、散歩の際は気になるものを見つけると、友だちと手を放してしまったり、前の友だちを追い越したりする場面があった。散歩に行く前には毎回、「友だちと手を離さないこと」「前の友だちについて歩くこと」を約束し、安全に楽しく散歩ができるように配慮していった。
言葉
保育室にあるピアノに興味を持つ子が多かったため、チューリップやこいのぼりなどの季節のうたや、簡単な童謡をピアノで伴奏し、遊びの中に取り入れていった。次は「○○の歌がいいな」と嬉しそうにリクエストする姿があったので、子どもたちの関心、意欲を十分に認め、様々な歌を一緒に歌い楽しさを共有していった。
表現
絵を描くことが好きな子が多く、色画用紙とペンを用意すると、「○○描いたよ」「これは○○だよ」と自分の描いたものを知らせたり、何かに見立てたりして楽しむ姿があった。「○○描いたんだね」「じゃあこれは○○かな~?」などと会話を続け、子どもたちの思いを受け止めながら、やりとりを広げていった。
食育
新入園児は新しい環境に戸惑い、給食時になると涙が出る子がいた。不安な気持ちを受け止め、側についたり、抱きしめたりしながら気持ちを落ち着かせ、安心して食事ができるようにしていった。在園時は、全体的によく食べていた。ピカピカになった皿や、弁当箱を見せてアピールする姿があったので、「○○ちゃん、きれいに食べたね!すごいね」と一人一人に言葉かけをし、自信や次への意欲に繋げていった。