3歳ぱんだ組2021年度8月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に水遊びを行った。水遊びを繰り返す中で、脱いだ服を自分で畳めるようになったり、濡れた体を拭こうとする姿が増えたりしてきた。水分を摂るように声をかけていたが、遊びに夢中になり、水分補給に行けない子がいたため、遊びを中断しなくてもよいように保育者がお茶を配るようにしていった。

人間関係

友だちとの関わりが増え、集団遊びを楽しむ姿が増えてきた。今まで関わりが少なかった子同士も遊びを通して仲が深まり、生活の場面でも協力したり、助け合ったりする姿が増えてきた。関りが深まったことで遊び方や思いが伝わらず、トラブルになることもあり、仲立ちしてお互いの思いに気付けるようにしていった。

環境

室内遊びの時間が増えたため、頻繁に玩具の入れ替えを行ったり、他クラスから玩具を借りたりして遊べるようにした。自分で他クラスに玩具を借りに行く子もおり、借りてきた玩具を友だちと一緒に楽しむ姿が見られた。保育者も一緒に玩具で遊び、遊び方を考えてみたり、玩具の量などを調節したりして保育環境を整えていくようにしていった。

言葉

夏の間に家庭で経験した思い出や先の予定を嬉しそうに話す姿が見られた。友だち同士のやりとりでも、覚えた言葉を使ってごっこ遊びを楽しむ姿があり、語彙がとても増えてきていた。友だちとのやりとりを楽しみながら語彙を増やしていけるようやりとりを見守り、何気なく使った言葉で相手を傷つけないように言葉の意味も理解できるよう伝えていきたい。

表現

水遊びで色水や氷を使って遊んだ。色水では違う色を混ぜ合わせて遊び、出来上がった色水を見て、「ももジュースの色みたい」「これはソーダです」と似ている色のジュースの名前を付け、やりとりを楽しんでいた。また、氷の中に模様ができているのを発見し、「ハリセンボンが入ってる」「クラゲみたい」と模様から生き物の姿を連想しながら遊びを楽しんでいた。

食育

給食時に「いらない」と言っていたものも、「一口食べてみようか」「美味しいかもしれないよ」など声をかけてみると少しずつ食べていき、「全部食べれた!」と嬉しそうにし、達成感を味わう姿が見られた。空になった弁当箱や皿を保育者のところまで見せにくる子もおり、全部食べられた嬉しさを味わったり、自信に繋げられるよう、配膳する量を子どもと考えながら決めていくようにしたい。

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