3歳ぱんだ組2021年度2月のまとめ

健康

保育者が声をかけなくても、活動の合間に自ら手指消毒を行ったり、マスクをつけたりする習慣が身についた。自分でマスクが汚れたり、濡れたりすると保育者に伝え、マスクを交換する姿も見られる。片付けの時にタイマーで時間を計るなど目標設定をしたことで意欲に繋がり、「今日は〇〇分で片付ける」など子どもたちの方から声が上がるようになった。タイマーを使わない時も速やかに片付けたり、片付けるものによって箱を分けたりする姿も見られ、成長を感じた。

人間関係

集団生活での決まり事を友だちにも気づいてほしくて伝えるが、上手く伝わらないと、叩いたり押したりして強引さが出てしまうこともあった。友だちのことを思う気持ちを受け止めて、どうしたら友だちが話を聞いてくれるか一緒に考えたり、保育者が仲立ちとなって、一緒に話をしたりできることを伝えていった。

環境

バレンタインがテーマの製作で取り入れたコロコロアートでは、絵の具を付けた球を箱の中で転がして紙に模様を付けていった。思うように色が紙につかないこともあったが、球をはねさせたり、傾ける角度を変えたりするなど、工夫する姿が見られた。また、紙粘土で型抜きをし、絵の具を塗って遊んだ。紙粘土の感触が面白く、しばらくこねて遊んだり、製作の後も油粘土で型抜きを繰り返したりして楽しむ姿が見られた。

言葉

言葉でのやりとりが多くなり、ごっこ遊びでのやりとりだけではなく、遊びのルールなどの説明もするようになってきた。自分たちで決めたルールでの遊びを楽しんでいるが、ルールが理解できなかったり、納得がいかなかったりして言い合いになることもあった。保育者が仲立ちし、ルールについて代弁したり、お互いに納得できるように落ち着いて話をしたりできるように関わっていった。

表現

白紙や画用紙を使って絵を描いたり、文字を書いて楽しんだりするようになってきた。自分でイメージしたものを描いていき、顔のパーツなどの細かいところまでかけるようになってきている。色鉛筆だけでなく、ペンなど様々な文具を用意し、多様な表現を楽しめるようにしていきたい。

食育

食事の時間は友だちと食べることを喜び、楽しくすごしているが、会話に夢中になりすぎて食事がすすまないことが多かった。友だちと食べる喜びを味わえるようにしつつ、食べることにも目標をもって、苦手なものを食べてみようとする姿を褒めたり、食べにくそうにしている時は、どうしたら食べやすくなるか子どもたちと考えたりしていくようにする。

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