3歳ぱんだ組2020年度6月のまとめ

健康

汗をかいたり、水で濡れたりして着替えをする機会が増えた。一人で着脱できない所は手を添えたり、できたことを一緒に喜んだりして、自信に繋げていった。脱いだ服をそのままにせず、表に返したり、自分で後始末をしたりするなど身の回りのことを自分から進んでしようとする姿も見られた。今後も、丁寧に見守り、じっくりと取り組めるようにしていきたい。

人間関係

自分から「○○して遊ぼう」と気の合う友だちを誘ったり、興味のある遊びに参加したりして関わりが深まっている。友だちと遊びに必要な物や場所を考えたり、役決めをしたりして自分たちの遊びを楽しんでいた。園庭では、異年齢の子どもたちの虫探しの真似をしたり、見つけた虫を見せてもらったりして探索や観察などの遊びを広げて楽しんでいた。

環境

虫探しに夢中になり、「みて~」「捕まえた!」など見つけた虫をすぐに保育者や友だちに知らせようとする姿が多くみられた。また、園庭の畑やプランター周辺で友だちが虫を探していると、周りの子どもも興味をもち、みんなで一緒に探そうとする姿もあった。保育者が虫を見つけた場所を子どもたちに知らせたり、見つけたことを一緒に喜んだりしたことで、見つけた虫を嬉しそうに見せ、より虫探しを楽しむ姿が見られるようになった。

天候に合わせて水を取り入れ、手足で水、砂、泥の感触を楽しめる機会を作っていった。今後の水遊びに繋げていき、全身を使って水や泥の感触を楽しめるようにしていきたい。

言葉

散歩中、雲の形を色々なものに例えたり、田んぼの水面が揺れていると「きらきらしてる」と見たこと、感じたことなどを自分なりの言葉で伝えたり、保育者や友だちとやりとりを楽しんでいた。

遊びの中で、「〇〇ちゃんが使っているものが欲しい」「貸してほしい」など思いを保育者に伝えようとする子どもが多かった。友だちにも自分で伝えられるように仲立ちをしたり、それぞれの思いを汲み取ったりしながら安心して遊びを楽しめるよう関わっていった。

表現

のりや折り紙、クレヨンなどを使い、あじさいの製作を楽しんだ。子どもたちの工夫や発想を認めたり、壁に飾ったりして、達成感や満足感に繋がるようにしていった。

リズム遊びや歌に興味が高まり、好きな音楽が流れると、友だち同士で「流れてるよ!」「踊ろう!」など誘い合いながら自由に体を動かして表現する楽しさを味わっていった。

食育

食器を持って食べることや箸やスプーンの持ち方などを意識できるように声をかけたり、必要に応じて手を添えたりしていった。今後も、意識できるよう繰り返し声掛けしていきたい。ホールでのバイキング給食も経験し、友だちや保育者と楽しみながら食事をする姿が多く見られるようになった。

育児あれこれ