3歳ぱんだ組2019年度2月のまとめ

健康

大きく体調を崩すことなく元気に過ごした。引き続き、手洗い、うがいの大切さを伝え、子どもたちの姿を見守っていきたい。戸外に出る際に、防寒着の袖がひっくり返っていると自分で直したり、「自分でできるよ」とファスナーの開閉をし、できたことを嬉しそうに知らせる姿が多く見られた。頑張っていることや、できるようになったことを十分に認め、次も頑張ろうという意欲を持てるように関わっていった。

人間関係

友だちを誘ってかるたやカード遊びを楽しむ姿が多く見られた。文章を覚え、絵と照らし合わせながら、読み手になり、子ども同士で遊びを進められるようになった。なかなか札が取れなくて泣きそうになる子がいると自分の札をさりげなく渡し、その場を納めようとする姿も見られた。友だちの思いに気づいたり、子ども同士の関わりが深まっている。

環境

待ちに待った雪が積もり雪遊びを楽しむことができた。雪合戦をしたり、かき氷、雪だんごなどいろいろなご馳走に見立て楽しむ姿があった。雪だるま作りでは、目や口、手などになりそうな小枝を見つけてきて、友だちと相談しながら飾っていた。「ボタンをつけたい」「ネックレスも作りたい」など、どんどんイメージが膨らんでいった。協力して作る姿を見守ったり、保育者も一緒に楽しんでいった。

言葉

しりとりや言葉集めを始めると、どんどん言葉を思いつき発言していた。また文字を読む姿も見られた。自分の思いを言葉で伝えたり、相手の思いを聞いたりしながら遊ぶようになってきたが、言葉より先に手が出る子がいる。自分の思いを相手に言葉で伝えられるよう、気持ちを聞きながら援助していった。

表現

数名ずつ保育者が見守る中、はさみを使って紙を切って遊んだ。上手にはさみを使う子が増え、細かく切ったり、切ったものを工夫してセロテープで貼り合わせて形を作り「○○ができた」と楽しむ姿も見られた。また、ひな人形の製作では、千代紙をちぎり、紙コップにのりで貼り着物を作った。お内裏さまとお雛様の顏の表情も一人一人違い、個性溢れる作品となった。ひな祭りの歌をうたったり、絵本を通して由来などを知らせていったことで、興味、関心が高まり、製作活動も意欲的だった。完成したひな人形を嬉しそうに見つめ、家に持って帰ることを楽しみにしていた。

食育

ヤクルトの「うんちく講座」に参加した。絵本やエプロンシアターを通して体のしくみ、うんちができるしくみをわかりやすく教えて頂いたことで食の大切さを知ることができた。給食時「野菜いらない」と言う友だちに「お野菜食べんと、お腹をきれいにしてくれんよ」と伝える子がいた。また、「バナナうんちがでた」と多くの子が伝えてくる姿もあり、食への興味、関心を深めることができた。

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