3歳ぱんだ組2018年度3月のまとめ

健康

寒暖差があったが、気温が低い日でも元気よく戸外で遊ぶ姿が多く見られた。身体が温まると上着を脱いだり、寒くなると上着を着たりして、自分で衣服の調節をしていた。また、基本的生活習慣が分かり、友だちに「○○するんだよ」「○○してからだよ」などと伝え合う姿があった。保育者は子どもたちが自ら進んで行動しようとする姿を見守り、分からない子には声をかけたり、一緒にしたりしていった。

人間関係

園庭で年下の子が遊んでいると、優しく声をかけたり、手を引いたりして関わろうとする姿があった。また、朝夕に年長児や年中児の保育室に遊びに行くことが増えており、年長児、年中児がしている遊びを見て真似たり、遊び方を聞いたりする姿があった。保育者は「ぞう組さん、かっこいいね」「きりん組さん、優しいね」などと、年上の友だちに憧れが持てるよう声をかけていった。

環境

進級に向けてきりん組で過ごすと、友だちと誘い合っていろいろな玩具で遊んでいた。新しい玩具や新しい環境に触れることでより進級を楽しみにしている。

散歩に出かけるとつくしを探しその度に「ここにもある」「これは赤ちゃんのかな?」と友だちとじっくり観察する姿があった。保育者は子どもたちの発見した喜びに共感したり、他の子にも伝えたりして、探索活動を楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの話を聞いて、「すごいね」「いいな」と自分の思いを伝え、友だちと会話を楽しんでいた。また「私は○○したよ」などと、相手の話に合わせて自分の経験を話すなどして会話が盛り上がっていた。

友だちが泣いているときには「どうしたの?」と側に行って頭を撫でたり、話を聞いたりするなど気持ちに寄り添おうとする姿が増えてきた。どのような言葉で相手に思いを伝えたら良いのか、一緒に考えたり繰り返し伝えたりしていった。

表現

1年間親しんできた曲をCDで流して楽しむことができるようにしていった。曲が流れると体を揺らして歌ったり踊ったりする姿があった。その姿をしっかりと褒め、自信に繋がるようにしていった。

年長児へのお祝いの冠作りの際には、年長児にいろいろなことを教えてもらったことや、トントン当番に来てくれたことなど、年長児にしてもらったことを振り返り、感謝の気持ちを持って製作が楽しめるようにしていった。

食育

旬の食べ物の話をしたり、体の中でどのような働きをするか伝えたりすると、進んで食べる姿が見られるようになってきた。

給食の時間には、ご飯やおかずをこぼさず食べられるよう、正しい姿勢やお皿の持って食べることを伝えていった。正しい姿勢で食べている姿を褒め、他の子も意識できるようにしていった。

育児あれこれ