3歳ぱんだ組2017年度8月のまとめ

健康

前半は、水遊びやシャワーなどを存分に楽しんで元気に過ごすことが出来ていたが、後半になると、夏の疲れやお盆の連休で生活リズムが乱れたことにより、咳や鼻水といった風邪症状のみられる子どもが増えてきた。また、手足口病が罹患し、口内炎により食欲が低下する子どもが数名あった。登園時には、家庭での様子や薬の服用の有無、水遊びなどについての注意事項を保護者にしっかりと確認し、保育者間で情報を共有しながら体調管理に努めていった。

人間関係

室内遊びでは、気の合う友だちとかるたやカードゲームなどのルールのある遊びを楽しむ姿が見られるようになり、自然とグループに分かれ始めた。ホール遊びや水遊びの機会には、「○○ちゃんもおいでよ」「あっちでも楽しそうなことをしているよ」などと色々な友だちと関わって遊ぶことが出来るよう声を掛けていった。

環境

天候の良い日には園庭での水遊びやシャワーを積極的に行っていった。水遊び用の玩具以外にも、ペットボトルやビニール袋など身近にある資材を利用したり、色水やシャボン液を用意したりしながら、日々の水遊びに変化が生まれ、より楽しめるようにしていった。また、水が苦手な子どもがゆっくりと水慣れ出来るように、専用のタライや少人数でビッグバスに入るなどの対応を心掛けた。

言葉

集会のふり返りや、休日の過ごし方など、保育者の問いかけに対して自分なりの言葉で答えてくれていた。友だちの前では恥ずかしくて声にならない子どもでも、保育者との一対一の関わりの中で、ポツリポツリと話をしてくれていた。「仲間に入れて」「いいよ、一緒にしよう」などと言葉で気持ちを伝えたり、相手に応えたり出来るようにもなってきた。自分の思いが抑えられずトラブルになりそうなときには、保育者が仲立ちとなって、お互いの気持ちをくみ取ったり、代弁したりしながら友だちと一緒に遊びたい気持ちを大切していった。

表現

保育者を真似て、花や魚などを好きな色の折り紙を折って楽しむようになってきた。色鮮やかなちよ紙で花を折って貼り、その周りに好きな絵をクレヨンで描くと、夏の思い出が散りばめられた素敵な作品となった。

食育

年長児の菜園で採れた野菜を使用したメニューで、苦手だった野菜を食べることが出来るようになった子どもや、友だちが頑張って食べている姿に刺激されて一口でも多く食べようと努力する子どももあるなど、食への興味・関心が高まっていった。

育児あれこれ