健康
新しい環境や生活に少しずつ慣れてきて、衣服の着脱や排泄、手洗いなどの身の回りのことを自分でしようと頑張っている姿が見られた。また、今月は天気の良い日が多く、戸外遊びや散歩をする機会が多かった。園庭に出ると固定遊具で遊んだり、かけっこやサッカーをしたりと思いきり身体を動かす姿もあった。散歩に出かけた際には帰り道など、歩く速度が遅くなってしまう子もいたが、保育者が励ましたり、手助けをしたりして楽しい雰囲気の中で散歩が出来るようにしていった。
人間関係
保育者や同じクラスの友達に親しみが持ててきたのか、自分から遊びに誘う子がいた。また、年中・年長児との関わりを見守りながら、状況に応じて言葉がけや仲立ちをしていった。異年齢活動では、年中・年長児に手伝ってもらいながら、ルールのある遊びを楽しむ様子も見られた。これから年中・年長児と関われる時間を増やし、子ども達の状況に応じて仲立ちや手助けをしていきたい。
環境
戸外遊びでは、気温の上昇に合わせて水を使うようになった。保育者が率先して裸足になり、子ども達も水の気持ちよさが味わえるようにしていった。保育者が水をまいたり、水たまりを作ったりして泥の感触を楽しめるようにし、身近な環境に触れることが出来た。また、ダンゴムシやカエルなどの生き物を発見し、喜んだり驚いたりなど体験できた。
言葉
保育者や友達と少しずつ信頼関係を築き、自分の気持ちを言葉で伝えようとする姿が見られるようになった。中には思うように言葉がでず、手が出てしまう時があったが、保育者が子ども達の表情やジェスチャーなどから気持ちを予想し代弁していった。また、絵本の読み聞かせをすると好きな生き物や知っているものに反応して、友達とお喋りを楽しむ子もあった。
表現
園庭でカエルやカタツムリなどの生き物を発見することや水を使うことが多くなったので、雨とカタツムリを表現してみることにした。クレヨンを使って、雨は縦に線を引き、カタツムリは円を描くようにし、手首を上手に使って製作表現を楽しんでいた。クレヨンの使い方に少しずつ慣れ、室内遊びでは塗り絵がすぐになくなってしまうほど、塗り絵を楽しむ姿もあった。
食育
友達や保育者と一緒に「おいしいね」「ピカピカにしたよ」と、食事で味わった喜びに共感し、楽しい雰囲気の中で食事ができた。色や食感などから苦手な食べ物もあったが、友達の食べるところを見て自ら食べようとしていた。これからも自分で食べようとする姿を見守り、楽しく落ち着いて食事が出来るような言葉がけをしていきたい。