2歳こぐま組2021年度3月のまとめ

健康

ほとんどの子が自分のタイミングでトイレに行くことができるようになった。なかには遊びに夢中になり、トイレに間に合わず漏れてしまう子もいたので、活動の区切りでトイレに行くように声かけをしていった。食後の歯みがきにも慣れてきて、食事が終わるとコップと歯ブラシを持って意欲的に行っていた。歯ブラシや水で遊んで危険がないように側で見守りながら歯みがきの大切さや方法を伝えていった。帰りの身支度を始め、自分のノートなどを確認して鞄に入れ、進んで支度をしていた。自分の持ち物がわかる子も多くなり積極的に行っていたので、自分でできた喜びに共感し、十分に褒めて自信につなげていった。

人間関係

子ども同士で人形やままごとでごっこ遊びをしたり、一緒にブロックや積木を組み立てたりして遊ぶ姿が多く見られ、やりとりを楽しんでいた。友だちとの関わりが増え、玩具の取り合いや思いがぶつかってトラブルになることもあったが、自分の思いを言葉で伝えてやりとりをしたり、トラブルに気づいた他の子が仲裁に入ったりする姿がみられ、成長を感じた。

環境

日中暖かい日も多くなり、戸外に出ると日差しを浴びながら、小さな虫を見つけて観察したり、草花を摘んだりして楽しんでいた。保育室で遊んでいても、窓の外に虫がとまっていると友だちに伝えて捕まえようとする子や雨が降ったり風が強かったりすると保育者に「雨が降ってるよ」「すごい風」と気候に興味をもつ子がいたので、子どもたちの発見や気づきに共感していった。

言葉

家庭での出来事や経験したことを保育者に「昨日お買い物行ったよ」「朝バナナ食べてきた」「ここお散歩に来たことある」など積極的に話しかけて、聞いてもらうことを喜んでいた。子どもたちの伝えたい気持ちをしっかりと受け止め、気持ちが伝わる喜びが感じられるように、一人一人丁寧に応えていった。

表現

クリップを四角くつなげて真ん中に穴があることに気づき、「ドーナツできた」と言ってたくさん作ったり、ブロックや積み木などで動物園や公園、線路や道など工夫をしながら作ったりして楽しんでいた。作ったものでお店屋さんごっこをしたり、ブロックで作った車を走らせたり、動物の積み木を置いたりして子ども同士でイメージを共有してやりとりをする姿が多く見られた。子ども同士で遊ぶ姿を側で見守り、保育者も遊びに加わり、やりとりが広がるように関わっていった。

食育

箸を使って食べようとする子が増え、「箸ちょうだい」と要求し、食べにくい時はスプーンを使うなど、使い分けながら喜んで食べていた。「先生見てピッカピカ」「こうやって食べるんだよ」ときれいに食べたお皿を見せたり、器を持って食べる姿をアピールしたりして意欲的に食べる姿もみられた。箸やスプーンを使って自分で食べようとする姿やきれいに食べようとする姿を十分に褒めて、食べる喜びが感じられるように言葉かけをしていった。

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