健康
コロナに関する絵本の読み聞かせをしていくうちに、進んで石鹼をつけて手を洗う姿が増えてきている。洗い忘れる子もいるので、その都度声をかけて清潔を保てるようにしていった。
自分のタイミングでトレイに行く子が多く、排便もトイレでできるようになってきている。
人間関係
友だちと遊ぶ中で、思いがぶつかりケンカになることがあった。言葉よりも先に叩いてしまう姿もあったが、「○○くんたたいてごめんね」と進んで謝り、仲直りをする場面も見られた。子ども同士でのやりとりを大切に見守りながら、必要に応じて仲立ちとなり、相手の思いに気付けるようにしていった。
環境
暖かい日には、園周辺の散歩を楽しんだ。友だちと手をつないで歩くことに慣れ、会話を楽しみながら歩く姿があった。雪が積もった日には、保育室に雪を持って入り、雪遊びを楽しんだ。大きなつららも発見し、「つめたいね」「ツルツルだね」と感触を楽しんだり、“エルサのお城みたい”と表現したりする子もいた。子どもたちの発見や楽しさに共感しながら、一緒に遊びを広げていった。
言葉
かるたあそびを通して、少しずつひらがなを覚え、「○○ちゃんの○だ!」と自分の名前の頭文字や、友だちの名前の頭文字を見つけ、保育者に知らせる姿があった。また、読み札の言葉も覚えており、友だちと順番に絵札を見ながら読む真似をする姿もあった。子どもの発見に、ゆったりと耳を傾けながら保育者も一緒に遊びを楽しみ、楽しさを共有していった。
表現
“かきのきマン“の物語が好きで、お面をかぶり、様々な役になりきり劇遊びを楽しんでいた。自分たちなりにセリフに合わせた動きを考え、セリフを言いながら動きを付けたり、自分の出番が終わると舞台袖に入るように退場したりし、子どもたちなりに表現して遊ぶ姿があった。保育者も一緒に遊びに加わり、子どもたちの楽しさを共有していった。
食育
スプーンと併用して箸を使って食べており、「せんせい、こう?」と持ち方を確認しながら、嬉しそうに食べる姿があった。また、「きょう、おかわりある?」と言って、おかわりをすることを楽しみに意欲的に食べる子もいた。おかわりをしたいために、苦手な野菜も食べてみようとする姿もあったので、「すごいね」「お野菜食べられたね!」と十分に姿を認め、喜びを共有していった。