2歳こぐま組2019年度11月のまとめ

食事

5~6名の子がスプーンと併用して箸を使って食事をするようになった。箸を使えることが嬉しいようで、どの子も意欲的に食事をしていた。箸を持ったまま歩いたり、口にくわえたままにしたりなどの危険がないよう、側に付き十分に注意して見守っていった。また、箸を使っていない子たちも、箸を使って食べている子の姿を見て「○○ちゃんも箸使いたい」「箸ちょうだい」と話すなど、箸に対して興味を持っている様子が見られた。さりげなくスプーンの正しい持ち方を伝えるなどして、少しずつ箸を使った食事へと移行できるよう関わっていった。

排泄

尿意や便意を感じると、自分からトイレへ向かい、排泄する子が増えた。また、トイレ横にウォールポケットを取り付け、トイレットペーパーを入れておくと、自分でペーパーを取り出して拭く姿も見られた。子どもたちが自分でしている様子を見守り、「すごいね、上手だね」などと声をかけるなどして、更なる自信へと繋げていけるようにしていった。

健康

給食後にはうがいを開始した。保育者がやり方を伝えると、どの子もしっかりと話を聞き、うがいをすることができていた。「お口の中がきれいになったね」など、口の中がきれいになったことを感じられるような声かけをしていった。また、中には水遊びになってしまう子の姿も見られたため、その都度声をかけ、再度やり方を伝えていった。

睡眠

給食後、布団へ向かうと横になり、自分のタイミングで入眠する子、保育者が側に付き、背中をさすったり子守唄を歌ったりすると安心して入眠する子がいた。気温が低く肌寒い日もあったため、必要に応じて室温を調節し、快適に入眠できるようにしていった。

身体発達

天気が良く暖かい日には散歩に出掛けた。随分と体力が付き、どんぐり山までの道のりや、園周辺の土手上などもしっかりと歩くことができていた。また、室内では、粘土遊びやお絵描きを楽しんだ。粘土では、自分で好きなキャラクターの形を作る子、お絵描きでは顔のパーツを描く子の姿があった。どの子も集中して楽しむ姿が見られたので、絵の具やのりなどの素材も使い、さらに手先を使って楽しめる遊びを考えていきたいと感じた。

情緒

友だち同士でやりとりしながら同じ遊びを楽しむ姿が見られた。遊んでいる最中に場所や玩具の取り合いでトラブルになると、「○○ちゃんの」「いやだ」「やめて」と言葉で伝えることができる子もいたが、中には咄嗟に言葉が出ず、叩いてしまう子の姿もあった。保育者が仲立ちとなり、「○○だったんだね」などと声をかけ、しっかりと思いを受け止めたり、代弁したりしていった。

言葉

気の合う友だち同士で集まり、ごっこ遊びを楽しむ姿があった。ままごとやお医者さんごっこなど役になりきり、「ママ行ってくるからね」「次の患者さんどうぞ」などと台詞を言い、やりとりを楽しんでいた。子どもたち同士のやりとりを側で見守り、耳を傾けたり、保育者も参加したりして、楽しさを共有していった。

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