1歳うさぎ組2025年度5月のまとめ

健康

感染症や園生活の疲れなどから体調を崩す子が続いた。咳や鼻水が続く子も多かったのでこまめに鼻水を拭き取ったり、水分補給を行ったりしていった。日によって気温差も大きかったので、衣服の調節や部屋の室温の調節を行いながら快適に過ごせるようにしていった。月齢の高い子はトイレに行くことにも興味をもち、意欲的に行こうとする姿が見られた。タイミングが合うと排尿できる姿も見られ、「おしっこでたね」と一緒に喜んでいった。

人間関係

新入園児も新しい環境に慣れてきて、機嫌良く過ごせる姿が見られるようになってきた。涙が出る時には抱っこしたり、一緒に遊んだりしていきながら気持ちを切り替えていけるように関わっていった。友だちにも興味を示し、同じ場で遊ぼうとしたり、一緒に同じ遊びを楽しんだりする姿も見られるようになってきた。その一方で友だちとの関わり方が分からず、押したり玩具を取ったりとトラブルに繋がる姿も見られるので、保育者が仲立ちしながら友だちとの関わり方を知らせていくようにしていった。

環境

天候の良い日には園庭や小園庭で遊んだり、散歩に出かけたりして過ごした。散歩では、乗り物やちょうちょ、草花などを見つけて指差ししたり、地域の方に手を振ったりして楽しんでいた。園庭や小園庭では、砂の感触を楽しみながらスコップですくって容器に移したり、サッカーボールをキックしたりしてのびのびと興味を持った遊びを楽しむ姿が見られていた。いろいろな場所や物が気になる子どもたちなので、保育者間で連携取りながら危険の無いように気を付けていった。

言葉

月齢の高い子を中心に「○○あった」「○○やだ」などの2語文や「ぶっぶ」「マンマ」などの単語が聞かれるようになり、言葉でいろいろなことを伝えようとする姿も見られるようになった。また、まだ言葉は少ないが、喃語や指差し、表情などで自分の思いや欲求を伝えようとする子の姿も見られた。子どもの伝えようとしている思いを汲み取っていったり、丁寧に応答したりしていくようにしていった。

表現

「ベービーシャーク」や「からだダンダン」など好きな曲がかかるとうれしそうに踊り出し、保育者や友だちと一緒に体を動かすことを楽しんでいた。また歌や手遊びの絵本を保育者と一緒に見ながら手遊びをしたり、歌を口ずさんだりすることを繰り返し楽しむ姿も見られていた。月齢の低い子も聞き覚えのある音楽が流れると喜んで体を揺らしたり、手を叩いたりする姿が見られていた。

食育

食べることを喜び、意欲的に手づかみをしたり、スプーンを使ったりして自分で食べることを楽しんでいた。食事時間が長くなると遊びに繋がったり、眠くなったりする姿も見られるので、子ども一人一人の様子やペースを見ながら声を掛けたり、援助したりしていくようにしていった。

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