1歳うさぎ組2024年度6月のまとめ

健康

日中気温が上がり、衣服の調節や活動の間に水分補給を促して、快適に過ごせるようにしていった。紙パンツ交換では、月齢の大きい子の中には、日中布パンツを喜んではいたり、月齢の小さい子もトイレの便器についたイラストに興味を持って見ながら交換したりしていた。一人一人のペースで清潔になった心地よさが感じられるよう関わっていった。遊びでは、高低差のあるマットを歩行や小走り、ハイハイなどで移動し、体を動かして楽しむ子が多くいた。子ども同士で接触や転倒につながらないよう、必要に応じて側で手を添えて援助し見守っていた。

人間関係

友だちと同じ遊びをすることを喜び、ブロックを渡してやりとりしたり、一緒に重ねてみようとしたりしていた。お互いに上手く思いが伝えられずトラブルになる場面もあったので側で仲立ちをして保育者も一緒に遊びながらやりとりを見守っていった。

環境

気候や体調を見ながら、戸外遊びや水遊びを行った。初めての水遊びでは、どの子も嫌がることなく水に触れようとしていた。今後も水遊びを楽しめるよう環境を整えていく。テラスでは砂地に水をまき、十分に感触を味わって遊べるようにしたり、雨が降ったときには雨にちなんだ歌を歌ったり雨の様子を一緒に観察したりして楽しめるように関わっていった。

言葉

2語文や単語で保育者と言葉のやりとりを楽しんだり、喃語や片言で思いを表現したりしていた。その都度思いを受け止め、丁寧に応答しながら言葉で表現する喜びが感じられるように配慮した。歌や手遊び、繰り返しのフレーズのある絵本などでは、保育者の声に合わせて真似して声を発していた。子どもの興味のあるものを繰り返し取り入れながら発語を促せるようにしていった。

表現

絵の具でのスタンプ遊びを取り入れると、興味のある子はスポンジを自らもって画用紙に当てて繰り返し色付けることを楽しんでいた。また、リズミカルな曲を流すと、両足ジャンプをしたり体を揺らしたりして、表情豊かに楽しんでいた。保育者も一緒に踊りながら音楽に合わせて表現する楽しさが味わえるよう関わっていった。

食育

月齢の小さい子は手づかみで食べる事も多いが、一口量をスプーンに乗せておくと自らスプーンを持って口に運ぶこともあった。汁椀を両手で持って飲める子も増え、できた喜びに共感したり、十分に認めたりして自信や意欲につながるようにしていった。中には食材に注目し「これは?」と保育者に尋ねる子もいたので興味を大切にし、楽しみながら食べられるように援助を重ねていった。

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