1歳うさぎ組2024年度12月のまとめ

健康

遊びの合間や起床時などには、自らトイレに行ったり、友だちと一緒に行ったりして、喜んで便座に座る子が多くいた。保育者の声掛けで、「いや」「出ない」などと拒む時もあったので、思いを尊重して無理には誘わず、見通しを持った声掛けで関わりながら、清潔になる心地良さを感じられるようにしていった。また、戸外遊びの身支度を自分でしてみようと意欲的な姿があり、靴を一人で着脱できるようになった子もいた。防寒着の着脱は一人では難しい様子があったので手を添え援助をしながら関わっていった。

人間関係

友だちの遊びに興味を持ち、ブロックを一緒に組み合わせたり、ままごとの玩具を色々なものに見立ててやりとりしたりして、友だちと一緒に遊びを共有していた。中には、友だちに声をかけて誘ってやりとりする子もいた。時々、場所や玩具の取り合い、思いが上手く伝わらないことなどから、トラブルになることもあったので仲立ちとなり一緒に遊ぶ楽しさが感じられるよう配慮していった。

環境

絵本を見たり音楽を聴いたりしながら、クリスマスや冬の雰囲気を味わえるようにしていった。絵本を見て、トナカイやサンタクロースに興味を持ち、クリスマス会では、いつもと違う雰囲気を味わいながら、楽しそうに過ごしていた。

言葉

「○○ちゃん、一緒に遊ぼ」と、友だちを誘って遊び始めたり、「貸して」「後で」などと自分の思いを言葉で伝えたりできるようになってきた。月齢の小さい子どもたちも、友だちの名前を呼んだり、単語で話しかけたりしてコミュニケーションを図ろうとすることもあった。思うように言葉にできず、押そうとしたり、噛みつこうとしたりする姿も見られたので、側で関りを見守りながら、必要に応じて思いを代弁したり、言葉を添えたりして仲立ちとなっていった。

表現

手指を使った遊びをじっくり楽しむ子も増え、粘土遊びでは、自分で小さな丸を作ったり、組み合わせたりして動物を表現する子もいた。「かわいいね」「○○みたいだね」などと、イメージした物を言葉にして伝え共感しながら、表現する楽しさや伝わる嬉しさを味わえるようにしていった。また、クリスマス会に向けて、楽器遊びを取り入れると、どの子も喜んでタンバリンに触れ、音楽に合わせて振って楽しんでいた。

食育

スプーンやフォークを使って食べ進める姿が多く見られた。保育者の声掛けや、友だちを見てお椀を持って飲んだり、手をお椀に添えてスプーンですくったりしていた。最後まで自分で食べることができる子も増えてきており、楽しい雰囲気の中で食事ができるよう食事や食材に興味がわくような言葉かけを重ねていった。

育児あれこれ