1歳うさぎ組2015年度4月のまとめ

食事

新しい環境になり、食事の雰囲気に慣れず、なかなか進まない子、自分からスプーンや手づかみで意欲的に食べる子など、様々な姿があった。不安そうにしている時には、そばに寄り添い声を掛けながら、無理なく援助していった。徐々に食事の雰囲気に慣れてくると、手づかみや、スプーンで食べようとする姿も見られたので、自分で食べようとする意欲を大切にしながら、さりげなく援助していた。

排泄

おむつ交換時にトイレに誘うと、座ってみようとする姿があった。排泄出来なくても「すごいね」「上手だったね」などと、座ってみようとする姿を認め、褒めていった。月齢の大きい子は、着脱を自分でやってみようとする姿があるので、意欲的にする気持ちを大切にし、出来ない部分はさりげなく援助しながら見守っていった。

健康

新しい生活の疲れからか、熱が出る子がいたり、手足口病やロタウイルスなどの感染症が流行し、体調を崩す子がいた。一人ひとりの健康状態をしっかりと把握できるよう、視診や検温を行ったり、家庭と連絡を取り合っていった。月の中頃から、暖かい日が多く、汗ばむ姿があった。水分補給を十分に行ったり、衣服を調節し快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

新入園児は不安からか午睡時に涙が出る子がいたり、入眠してもすぐに泣いて目覚める姿があった。進級児は保育者が、側につき背中をさすると安心して入眠している。不安そうにしている時には、抱っこやおんぶをしたり、優しく声を掛けていきながら、安心できるよう配慮していった。また、午前中に眠くなる子もいたので、午前睡をするなど一人ひとりの様子を見ながら、無理のない生活リズムで過ごせるようにしていった。

身体発達

ピアノの音に合わせて体を動かして楽しむ姿があった。月齢の大きい子は『かえるのうた』に合わせて、両足跳びをしたり、リズムに合わせて思いっきり体を動かしていた。月齢の小さい子は、音に合わせて両手を動かしたりと、身振り手振りで表現して楽しんでいた。リズムに合わせて表現する楽しさが味わえるよう、保育者もおもいっきり体を動かしたり、手本になりながら、共に楽しんでいった。

情緒

新入園児は、初めての環境で泣く子がほとんどだった。進級児の中にも新しい環境や担任に不安で泣く子がいた。なるべく1対1で関わるようにしたり、涙が出たり、不安そうにしている時には抱っこやおんぶなどをし、落ち着いてから遊びに誘っていった。登園時や、午睡時に泣く子もいるが、ほとんどの子が慣れ、落ち着いて過ごせるようになった。

言葉

月齢の大きい子は、保育者の言葉を真似して言ったり「もういっかい」「かして」など、短い言葉で保育者や友だちに声を掛け、思いを伝えようとする姿があった。月齢の小さい子は喃語を盛んに話す姿がある。なかなか思いが表現出来ず、泣いて訴える姿もあるので、言葉で代弁しながら気持ちを受け止めていった。

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