健康
月齢の大きい子は、ハイハイよりも歩行が主となり、保育室中を嬉しそうに歩いて探索していた。月齢の小さい子もつかまり立ちから、少しずつ伝い歩きができるようになってきた。それぞれの姿を認めて言葉をかけながら、周辺の散らかっている玩具を片づけて安全面に配慮していった。
人間関係
友だちに興味を持ち始め、玩具棚やトンネル越しに“いないないばあ”をして遊ぶ姿が見られるようになった。楽しく関わる一方で、友だちの持っている玩具を取ったり、服を引っ張ったりしてしまう姿もある。子ども同士での関わりを見守りながら、その都度仲立ちとなっていった。
環境
気温の高い日が続き、保育室で氷遊びをしたり、布団の圧縮袋に色水を入れてウォーターベッドを作ったりして、様々な感触あそびを楽しんでいった。冷たさやツルツルした感触、氷が溶けて色水になることなど、それぞれが発見を楽しんでいた。
言葉
月齢の大きい子の中には、「ここ」と言って気になるものや、してほしいこと指差ししてアピールする姿が見られるようになった。また、月齢の小さい子も喃語を盛んに発する姿が見られる。声を発している姿を受け止めて保育者が言葉で代弁したり、喃語に込められた思いを汲み取ったりして丁寧に対応してやりとりする楽しさを共有していった。
表現
人真似が盛んになり、手遊びの簡単な部分(手をキラキラ、パチパチ、あわわ など)を真似たり、友だちが泣いていると表情を真似たりするようになってきた。繰り返し一緒に歌ったり、音楽に合わせて踊って見せたりし、楽しさを共有していった。
食育
完了食や中期食Ⅱに移行し、それぞれが意欲的に食事をしている。完了食の子たちは、コップ飲みが上手になり、ほとんどこぼすことなく飲めるようになった。ぎこちない時はさり気なく手を添えながら、コップの持ち方を知らせるようにし、自分で飲もうとする意欲や姿を十分に認めていった。