0歳りす組2023年度3月のまとめ

健康

歩行に慣れ、大股で歩いたり、早歩きになったりする子の姿があり、転びやすい場面も見られるが、月齢の大きい友だちの遊び(かけっこ)に加わって楽しんでいる姿も出てきた。動きが活発になってきたので、衝突や転倒などの危険を予測して、声をかけたり防止したりしていった。また、ミニフープを立てて持ち、手先でひねって回転させることができる子の姿が見られた。以前は回せなかったが、手先の動きが発達して回せるようになり、嬉しそうにアピールする姿を認めていった。

人間関係

友だちに興味を示し側に来て触ろうとするが、髪の毛を引っ張ってしまう子の姿が見られる。引っ張る行為を止めるだけでなく、相手の子の体や頭をなでたり、手と手でタッチをしたりと触れ合う楽しさを味わえるように友だちとの関わり方を丁寧にその都度仲立ちしていった。

環境

離乳食の子が完了リズムになったのでおやつ後は食べるスペースを片付けて室内を開放し、広々とした環境にいろいろな遊びのコーナーを用意して過ごしていった。遊びが分散することで好きな遊びをじっくりと楽しめたり、体を動かすことも十分にできたりする姿が見られていた。

言葉

友だちの名前を片言で読んだり、知っているものを一語文で言い表したりする姿が見られた。子どもの発語に耳を傾けて丁寧に受け止めたり、言葉を返したりしてものと言葉が結びついていくように関わっていった。また、楽しい気持ちを笑い声で表現する子の姿があり、保育者も発声を真似してその思いに共感的に関わっていった。

表現

好きな手遊びをしたいことを動作で保育者にアピールする子の姿が見られた。その思いを受けとめて一緒に手遊びをして遊んだり、繰り返し楽しんだりしていった。また、見つけた食べもの玩具が出てくる手遊びの歌の動作を再現する姿を認めて、保育者も一緒に楽しんでいった。

食育

離乳食の子は完了リズムになり、ミルクをコップで飲むことを促すが、味の違いからなのかスムーズに飲めなかったので、スプーンを併用していき、少しずつミルクもコップ飲みに慣れるよう関わっていった。完了食の子たちは食べることに意欲的で、それぞれのペースで食べている。食べている途中で姿勢が崩れてきて、イスの上で正座をしたり、足を横から出したりする姿もあるので食事しやすい姿勢が保てるよう声をかけ、和やかな雰囲気の中で食べられるように関わっていった。

育児あれこれ