2歳こぐま組2020年度8月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2020年8月5日(水) 舟越

テラスで水あそびを楽しんだ。水あそびの流れにもすっかりと慣れ、保育者がマットからござに敷き変えるとすぐに持っていた玩具を片付け、着替えに取りかかる姿が増えてきた。また、自分でできるところまでは一人で着脱する姿もあちこちで見られ、成長を感じた。できないところはさり気なく援助をしたり、言葉かけをしたりしながら“自分でできた”という達成感が味わえるようにしていった。水あそびも日に日にダイナミックになり、友だちや保育者と水鉄砲で水をかけあったり、バケツに水を入れて自分でかぶったりと、全身で水の感触を楽しんでいた。

 

こぐま組(2歳児)2020年8月7日(金)出来

室内でタライの中に赤・青・緑・黄色の氷で作った色水を入れて色水遊びを楽しんだ。タライの中に入れるとすぐに触れてみる子どもたちだった。「つめたーい!」「重たいね」などと手に持つ子や、触れて「つるつるしてる」など感触を楽しみ感想を言う姿が印象的だった。少しずつ氷が溶けて小さくなってくると握りしめて、落ちてくる水滴をプリンカップやままごとの皿に受けては他の色と混ぜて色の変化を不思議そうにみつめる子の姿もあった。「みてー色がかわった!」「この色きれい!」などと友だち同士で見せ合ったり、やりとりを楽しむ姿に保育者も一緒に驚いたり発見したりしながら楽しさを共有していった。

 

こぐま組(2歳児)2020年8月8日(土) 上山

前半は保育室、後半はホールで遊んだ。保育室ではいつもの玩具に加えて、粘土あそびを楽しんだ。友だちが粘土で指輪を作っている姿を見ると、真似をして作る姿があった。中には指輪に丸い飾りをつけたり、ねじってみたりと自分なりの作り方で指輪を作る姿も見られた。また、以前は粘土を細長く伸ばすとヘビに見立てて遊ぶ姿が多かった。しかし、細長く伸ばした粘土を腕に巻いて時計に見立てたり、うずまき状に巻きかたつむりに見立てたりと様々な形を自分たちで工夫して作る姿が見られた。保育者も子どもたちと一緒に粘土遊びを楽しむ中で「お団子に見えるね」「かたつむりみたいだね」という声掛けをしていくことで、粘土を様々なものに見立てて遊びを広げていけるように関わった。

 

こぐま組(2歳児)2020年8月12日(水) 荒金ま

テラスで水あそびを楽しんだ。タライの中にシャボン液を用意すると、しゃぼん玉作りに挑戦する子どもたちの姿があった。金魚すくいのポイにシャボン液をつけ、息を吹きかけたり、振ったりしており、どうやったら丸い形のしゃぼん玉を作ることができるか考え、工夫して遊んでいた。優しく息を吹きかけたり、そっとポイを振ったりする子どもたちの姿を認め、「上手に作れたね~」「こうやってみようか」など共感したり、やり方を伝えたりしながら一緒に遊びを盛り上げていった。中には泡の感触を味わい、窓につけたりバケツいっぱいに入れたりする子の姿もあった。子どもたちが楽しそうに遊ぶ様子を側で見守りながら、気づきや発見を共有していった。

 

こぐま組(2歳児)2020年8月19日(水) 出来

室内で広告紙を出して遊んだ。「かさ作って」「そうじ作って」と言う子が多く、保育者が一緒に手を添えて細長い棒を作ったり、セロハンテープを子どもに貼ってもらったりして自分で作ったという喜びを味わえるようにしていった。棒を半分に折りトングの形をつくると、紙や玩具をつまんで見せ「はしだよ」と来る子の姿も多く見られた。子どもたちなりに工夫して遊びを広げていく姿に感心した。また、ペットボトルを出すと、ボトルの中にちぎった紙を入れ細長い棒をうまく曲げて「ジュースだよ」と友だち同士でやりとりを楽しみながら遊ぶ姿も見られた。子どもたちの発見や工夫に共感しながら楽しく遊べるようにしていった。

 

こぐま組(2歳児)2020年8月25日(火) 荒金ま

今日は駅前ベアーズの子どもたちと交流があり、テラスで一緒に水あそびを楽しんだ。2回目ということもあり、すぐに打ち解けて名前を伝え合う姿があった。今日は水風船を用意し、感触を楽しんだり、こすり合わせて鳴る音を聞いたりして楽しんでいた。バケツの中に小さな水風船を浮かべ、「金魚!」と見立てる子や、自分でもふくらませようと口をつけて息を一生懸命入れようとする子もいた。子どもたちの想像したことや感じた思いに共感しながら一緒に遊びを楽しんでいった。中には、水風船を取り合ったり、はやく作ってほしくて友だちを押したりする姿もあったため、その都度「これは○○ちゃんが遊んでるから新しいの作ろうね!」「順番で作ってるから待っててね」など声かけをして仲立ちとなっていった。

 

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