2歳こぐま組2015年度6月の保育日誌

こぐま組(2歳児)  平成27年6月4日(木)  古井

土手の上を散歩した。土手の上まで上ると、川の所でショベルカーやクレーン車が作業しているのに気付いた子が「ショベルカー!クレーン車」と嬉し気に保育者に知らせる子がいた。「ショベルカーだね!よく見つけたね」など気付いていない子にも聞こえるよう子どもたち皆に伝えるようにした。気付いていなかった子も喜び、重機の動きを真剣に眺めていた。また、道端に咲いている花を見つけ、摘んでいる子がいた。その様子を見た近くの子も花をじっと見ていた。保育者がそっと手渡すと、その姿を見た子が友だちに「どうぞ」と渡す姿が見られ微笑ましく思った。友だちの関心も高まってきているので、友だちと多く関われるよう見守っていく。

こぐま組(2歳児)  平成27年6月11日(木)  真壁

アイアイの広場に向かっている途中で、トノサマガエルを見つけた。トノサマガエルの動きが早くて、見えない子もいたので、保育者が捕まえて見せることにした。アマガエルは、普段から見ているが、トノサマガエルは見る機会が少なく大きさに驚いていた。保育者の持つカエルを「見せて」「見たい」という子も多く皆に見えやすいようにした。また、触れる子は指で触ったり、手のひらに乗せ、嬉しそうにカエルを見つめていた。広場では、滑り台やうんていに興味がある子は、繰り返し楽しんでいた。虫探しにも興味を持つ子が増え、コクワガタやミミズを見つけて、友だちと見せ合う姿もあった。子どもたちが興味、関心を持っていることを知り、保育者も一緒に楽しみ喜びを共有できた。

こぐま組(2歳児)  平成27年6月16日(火)  山根

室内で絵の具を使ったスタンプ遊びやクレパスでお絵かきをした。絵の具を使ったスタンプ遊びは最初、保育者がやり方を伝えると「○○ちゃんもやりたい」「○○もする!」と興味を示し、画用紙を渡す時は「○○色の紙がいい」と選び、スタンプする時も「ピンクする」「青色する」と言いながら色を選び、何色も色を重ね楽しんでする姿が見られた。保育者も「きれいな色になったね」など言葉がけし、色遊びが楽しめるようにしていった。

こぐま組(2歳児)  平成27年6月22日(月)  石上

中学校との交流があった。中学生の姿を見て泣き出す子や、緊張して保育者の側から離れられず遊びだせない子がいた。泣いている子は、保育者が抱っこしたり、「大丈夫だよ」と声を掛け、安心して遊べるよう配慮した。ホールでは、巧技台を使って体を動かして楽しんだ。平均台やはしご、跳び箱の場所に中学生についてもらい、関わりやすいよう促した。初めは中学生も子どもたちも硬い表情だったが、遊びを一緒にすることで笑顔が見られ、中学生に抱っこを求める姿が見られるようになった。世代間交流では、中学生も子どもとの接し方が難しいため、保育者が仲立ちとなれるようにいていきたい。

こぐま組(2歳児)  平成27年6月30日(火)  古井

リズム遊びでは、ニンニンジャーとアンパンマン体操の音楽に合わせ、体を動かして楽しんだ。アンパンマン体操では、「マントをしたい」という気持ちから、ハンカチを持っている友だちに「結んであげる!」と言い、マントを付けてあげようとする姿が見られ微笑ましかった。保育者が「○○ちゃん優しいね」と声を掛けると周りの子も真似をし、子どもたち同士でマントを付け合おうとする姿が見られた。散歩では、アイアイの広場に出掛け、遊具で遊んだり、カエルなどの虫探しを楽しんだ。カエルやバッタを捕まえた子には「みんなで見ようね」と声を掛けたり、周りで見ている子には、「押さないよ」「順番だよ」と声かけをし、トラブルにならないよう配慮した。

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