5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2021年度5月のまとめ

健康

梅雨入りが早く、雨が続く日や気温が高くなる日があり、気温差もあったので、子どもたちと服装について話をし、快適に過ごせるように心がけていった。気温が高くなる日には、子どもたちも進んで半袖や半ズボンなど、衣服を調節する姿が見られるようになってきている。また、戸外で遊ぶ時にはルールのある遊びや全身を使った遊びを積極的に取り入れ、様々な体の動きを楽しんでいった。

人間関係

縦割りグループでの活動やお昼寝のお手伝いなどで年下の子と関わる機会が増え、年下の子に親しみを持ち、関わろうとしたり、喜んで世話をしたりする姿が見られる。関わろうとする姿を見守ったり、関わり方を知らせたりしながら安心して関われるようにしていった。
月の後半からドッヂボールを盛んにするようになり、友だち同士でルールを伝え合いながら楽しむ姿があった。一方で口調が強くなったり、負けたくない気持ちからルールを守らなかったりすることがあった。みんなが楽しめるようにするにはどうしたらいいか、どのように伝えたらよいかをその都度話し合っていった。

環境

夢中で虫探しをする姿が多く見られた。図鑑をすぐ見られるように用意して、観察を楽しめるようにしていき、興味が広がるようにしていった。また、ひらがなや数字に関する塗り絵などを用意するとなぞったり、真似をして書いたりして、繰り返し楽しむ姿があった。文字や数字を読んだり、書いたりすることへの関心が深まっているので、子どもたちの興味、関心に合わせて環境を整え、親しんでいきたい。

言葉

友だちとの関わりの中で、思いを伝え合いながら、やりとりを楽しんでいる。しかし、自分の思いを通そうとして言葉がきつくなったり、友だちが嫌がる言葉を言ってトラブルになったりすることもあった。相手の思いを代弁したり、自分が言われて嫌な言葉やどんな風に言ったらいいかを一緒に考えたりしていった。

表現

こいのぼり製作では、手先を使った遊びを好んでいたため画用紙の編み込みを行った。保育者の見本を見ると、「やってみたい」と挑戦する子が多くいた。なかには、上下を交互に編むことが難しい子もいたが、友だち同士で「こうやってするんだよ」と側で手を添えて教える姿が見られた。作品ができた喜びに共感し、達成感を感じられるようにしていった。

食育

野菜を植えたことで、毎日畑を見に行ったり、水やりしたりして野菜の生長を楽しんでいる。花が咲いたことや実がなったことを知らせる姿が多かったため、クラス全体で野菜の生長を楽しめるように、野菜の写真を掲示したり、気付きや発見を伝え合う場を作ったりして興味関心が広がるようにしていった。…

5歳ぞう組2021年度4月のまとめ

健康

室内外で積極的に体を動かす機会を作り、気温が高い日には、服装の調節や水分補給、活動時間などを配慮して快適に過ごせるようにしていった。生活の流れがわかるようになると、時計を見て「○○だから片付けだ」と積極的に玩具を片付け、次の活動に移る姿も見られた。意欲的に行動する姿をクラスにも伝え、意欲に繋がるようにしていった。

人間関係

気の合う友だちを誘って、好きな遊びを楽しみ、サッカー、鬼ごっこやブロック遊びなどを楽しんでいた。ルールのある遊びをするなかで、自分の思いと友だちとの思いに違いがあり、トラブルに繋がることがあった。子どもたち同士で話す姿を見守り、必要に応じて保育者が仲立ちとなりながら、お互いの思いを知ることができるようにやりとりしていった。

環境

散歩先で採ってきた草花を使い、色水遊びやごちそう作りをする姿があった。自然物を遊びに取り入れて遊ぶ楽しさを共有していった。また、虫探しに夢中になる姿があったため、虫かごを用意し、捕まえた虫を観察したり飼育したりできるようにしていった。友だちと図鑑を見合い、「○○なら食べるかな」と飼育の仕方について調べる姿があり、興味関心が深まっていっている。

言葉

朝クラス全体で挨拶をしたり、登降園時に保育者が積極的に声をかけたりしていたため、進んで保育者や友だちと挨拶をする姿が増えていった。保育者や友だちの話を聞く場面では、座り方を自分で意識したり、話し始めたら静かにしたりしようとする姿が増えてきている。できていることを十分に認め、自信に繋げていきたい。

表現

季節の歌や手遊びを取り入れたり、身近に色々な楽器を用意したりしておくことで、親しみを持ち歌ったり、触れたりして楽しむ姿があった。保育者の手遊びを真似て、前に立ち、クラス全体に手遊びを披露する姿も見られた。子どもたちと一緒に手遊びを楽しみ、表現する楽しさが味わえるようにしていった。

食育

当番活動を取り入れたことで、意欲的に配膳に取り組む姿があった。食事中は友だちと会話を楽しむ姿が多く見られる。会話に夢中になりすぎて、食事が進まない子、姿勢が崩れてしまう子がいたので、個別に声をかけ、楽しい雰囲気の中で食べられるようにしていった。また、夏野菜の栽培などを通して、野菜の生長にも興味関心を育んでいけるよう環境を整えていきたい。…

5歳ぞう組2020年度3月のまとめ

健康

健康に過ごすためにどうすればいいか一緒に考えていくことで、水分補給や衣服の調節や手洗いなど意識してすすんで行い、友だちとも声をかけあう姿も増えていった。また、天気の良い日は、戸外に出て遊ぶことを喜び、サッカーや大繩跳び、ホッピングや鬼ごっこなど友だちと誘い合って積極的に遊びに取り入れて楽しんでいた。また、鉄棒や登り棒など友だちが挑戦する姿に刺激され挑戦したり、できるようになった喜びを十分に受け止めたりしながら、自信や意欲につながるように配慮していった。

人間関係

友だちと誘い合い、戸外で体を動かしたり、ルールのある遊びを取り入れたりしながら一緒に楽しむ姿が増えていった。子どもたち同士で意見を出し合い、遊びをすすめる楽しさや充実感を味わう中で、友だちと一緒に過ごす喜びや相手の良さに気付き、さらに繋がりが深まっていった。

環境

子どもたちの興味関心に合わせて、色々な種類の絵本や図鑑を取り入れていった。将棋の本を繰り返し読み、ルールがわかると、友だちと一緒に将棋を楽しむようになり年間を通して親しんでいた。また、地図や歴史の本も同様で、本で見たり読んだりしたことが遊びに繋がると、友だちと一緒に気付いたり、発見したりする喜びを味わう姿がみられた。

言葉

卒園式に向けて、友だちと一緒に思い出の言葉を言ったり、一人で話したりする時は、恥ずかしさや不安から人前でうまく話せない子がいた。ゆっくりと時間をかけて親しんでいくことで、自分なりの言葉で表現できるようになり、卒園式でも自信を持って話すことができた。友だちとの関わりの中では、言葉が足りなかったり、友だちが嫌がる言葉を言ったりして、トラブルになることが多かった。保育者が必要に応じて仲立ちしていくことで、相手の思いに気付き、思いを伝え合う姿が増えていった。

表現

製作活動では、季節の製作をしたり、絵を描いたりする機会を作っていくことで、興味が広がり、折り紙、画用紙、廃材などで製作することを遊びに取り入れて親しむ姿が増えていった。一人一人の表現力や発想力、想像力を十分に認めたたり、友だちと共感したりする場も作ったりしながら、表現する楽しさや伝わる喜びを味わえるようにしていった。また、年間を通して歌や踊りに親しむことで、友だちと合わせて表現する楽しさを味わっていた。

食育

野菜の栽培や収穫をすることで、色々な食材に触れたり、自分たちで育てたものを食べる喜びを味わったりすることができた。また、就学に向けて、食べ終わる時間や食べた後の過ごし方を伝えることで、見通しを持って食べようとする姿に繋がっていった。また、楽しい雰囲気の中で、食事のマナーも繰り返し伝えていった。…

5歳ぞう組2020年度2月のまとめ

健康

山陰ヤクルトの出前授業があり、身体の仕組みなどを学び、小腸が6メートルあることを知って驚く姿が見られた。また、自分で保育室にある本を見て、身体の中がどうなっているのか調べるなど身体の仕組みに興味・関心を広げるよい機会になった。戸外遊びでは寒さを感じて、「先生、走ろう!」と誘ってくる子がいて、一緒に走りながら身体が温まる心地よさに共感したり、おにごっこなどの遊びに繋げて楽しめるようにしていった。

人間関係

お店屋さんごっこを通して、他クラスと交流することができた。店員の時は優しく声をかけてやりとりをしたり、お客さんの時には相手のペースに合わせて買い物のやりとりを楽しんだりしながら、相手のことを考えて行動する姿が多く見られ成長を感じた。同年齢では友だちとルールのある遊びを楽しむ姿があるが、時々自分の思い通りに遊びをすすめようとしてトラブルになることもある。その都度仲立ちしながら関わりを見守っていった。

環境

ひなまつりは製作を中心に進めてしまい、十分に由来を伝えたり、歌を歌ったりできなかったため、反省した。伝統行事をより深く知り、楽しむことができるよう行事前後の活動を充実させていくようにしたい。お店屋さんごっこでは品物に値段を付け、ベーを支払う時に簡単な計算をするようにした。友だちと考えながらおつりの計算をする姿が見られ、数字への興味や理解が深まっていった。

言葉

持ち物の話や塗り絵のキャラクターの色など自分の知っていることを積極的に友だちに伝えようとする姿が見られた。きちんと伝えたい気持ちが強く、友だちと意見が違うと「そうじゃないと」強く否定することがあった。友だちに教えてあげようとするやさしさを認めながら、様々な考え方があることに気付けるようにし、相手にどのような言い方で伝えたらいいか一緒に考えていくようにした。

表現

ひなまつり製作では染め紙をした。絵の具の色をたくさん用意したことで、様々な色の変化が見られたり、偶然できた模様を見て「リボンみたい」とイメージを膨らませたりして楽しむ姿があった。お店屋さんごっこでは品物作りを楽しんだ。友だちと「あと○○個だ」など声をかけ合い、品物ができると、「たくさんできたね!全部売れるかなぁ?」「早くお店屋さんごっこしたい」と期待を持ったり、達成感を味わったりすることができた。

食育

食肉出前授業でどのようにして肉が出荷されていくかや実際の牛肉や豚肉の大きさを知ることができた。給食時に実際に食べてみると、「おいしい」と言って嬉しそうに味わう姿が見られ、命をいただくことのありがたさを学ぶことができた。また、給食に使われている食材にも興味をもち、身体の調子を整えるものなどを探して食べる姿もあり、食材への関心や理解を深められるように関わっていった。…

5歳ぞう組2020年度1月のまとめ

健康

健康に過ごすことに関心をもてるように、感染症に関する紙芝居や就学に向けた話を伝えていくことで、生活習慣について意識して過ごす姿が増えていった。水で洗うだけなど、簡単に手洗いを済ませる子もいるため、声掛けをして手洗いの大切さを意識づけていった。雪が降る日が多くあったが、率先して外に出て、雪遊びを楽しむ姿が多く見られた。また、気温が低い日でも、縄跳び、竹馬、ホッピングや鬼ごっこなど積極的に体を動かして遊び、体が温まる心地よさを味わうことができた。

人間関係

友だちを誘い、戸外ではサッカーや鬼ごっこ、室内では、すごろくや福笑い、将棋や製作などを楽しんでいた。自分たちで遊びを進める楽しさを味わう姿を十分に認めながら、ルールを守れずトラブルが起こった時には仲立ちをし、ルールを守ることでより遊びが楽しめることに気づかせられるように関わっていった。また、自分の思い込みから、友だちを誤解して、嫌な気持にさせるようなことを言う子もいたため、話し合う機会をもてるよう仲立ちしながら、関わりを見守っていった。

環境

正月ならではの遊びを取り入れ、こま回しや福笑い、凧上げなどを楽しんでいった。

凧上げは、ビッグベアーズの広場で思いっきり楽しめるようにしていった。どの子も初めは、思いきり走って凧を上げようとしていたが、風に乗って凧が上がることに気付いた子もおり、走らなくても凧が上がる不思議さを味わっていた。話を聞くだけでなく、体験したからこそ得られる学びの機会も大切にしていきたい。

言葉

文字への関心が高まってきて、お店屋さんごっこをする時に看板や商品の名前や値段を書くなど、遊びの中に取り入れて楽しんでいた。また、今年頑張りたいことや、お店屋さんごっこの話し合いの場で、人前で発表する機会を作るようにしていった。小さい声になってしまう子もいたが、人前でも自分の思いや考えを伝え、相手に伝わる嬉しさを味わうと共に、友だちの話を聞く大切さにも触れていった。

表現

正月ならではの遊びを楽しんでほしいと思い、凧作りをした。たこ糸を結ぶなど難しい所は、保育者や交流で来ていた中学生に手伝ってもらいながら、自分で作る達成感を味わう姿が見られた。また、節分製作では、絵本を通して由来などを聞きながら、自分の心の中の鬼を想像するなどして、イメージを広げながら楽しんでいた。今後も伝統文化にちなんだ製作を取り入れながら、表現する楽しさを味わわせていきたい。

食育

就学を見据えて、食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくことで、自分なりに意識して食べようとする姿が増えていった。中には、意識していても、友だちとの会話に夢中になってしまい、箸が止まる子もいたため個別に声をかけていった。

正月ならではの食文化に触れ、写真や、絵本などを通して由来やおせち料理の持つ意味など伝えることで、興味を持つ姿が見られた。今後も折に触れ、伝えていきたい。…

5歳ぞう組2020年度12月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に戸外遊びを楽しんだ。戸外ではサッカーやしっぽとりなど体を使った遊びを好む子が多くいた。また、流行りの曲に合わせてダンスを楽しむ姿が見られた。室内遊びの時に意識して水分を摂ろうとしないため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行うようにした。

人間関係

中学生や高校生との交流では、積極的に関わる姿があった。親しくなり、甘えたい気持ちから背中や肩に乗りかかる姿も見られたため、相手の気持ちを考えて関われるよう声をかけていった。また、恥ずかしさから関わろうとしない子もいたため、仲の良い友だちと一緒に好きな遊びに誘ってみるなど、仲立ちしながら少しずつ親しみを持って関われるようにしていった。

環境

クリスマスに向けて製作を楽しみ、ツリーやリースの飾り付けを楽しんだ。「ここはこれがいいかな」「こうしてみよう」と自分で考えたり、友だちや保育者と意見を交わしながら飾り付けして楽しんだ。年末にはクラスで大掃除を行い、自分の使うロッカーや玩具を整理した。「次はどこをしたらいい?」と積極的に掃除をしようとする姿があり、任せたところを最後までやり切ろうする姿に感心した。

言葉

すごろくのルールやマフラーの作り方など分からない友だちに一生懸命言葉で説明する姿が見られた。一生懸命になるあまり、教える側同士で作り方などで言い合いになることもあったが、親切な気持ちを認め、相手のことを思った伝え方や友だちと意見を交わして遊びのルールを考えていく楽しさを伝えていくようにした。

表現

クリスマス関連の製作が盛り上がり、クラスで大きなツリーやリースを作って楽しむことができた。飾りや土台作りなどで役割を分担し、みんなで力を合わせて作り上げていく楽しさを味わうことができた。また、ラキューやアーテックブロックでサンタやトナカイを自分でイメージして作るなど、画用紙や折り紙だけでなく、色々な玩具でも工夫して作ることができるとわかり、より作品作りが楽しめたようだった。

食育

冬至にかぼちゃを食べることや、クリスマスに家でどのようなものを食べたかなど冬の季節の行事に関連する食べ物の話題を普段の会話に取り入れていくことで、「食べてみたいな」と興味をもつ姿が見られた。散歩時には畑にある冬野菜にも注目し、興味をもてるようにしていった。…

5歳ぞう組2020年度11月のまとめ

健康

朝夕と日中の気温差があり、上着を着ることが増えてきた。遊んでいると体が温まり、上着や靴を脱いで遊ぶ姿もあった。自分で気がついて体温や気温に合わせて衣服を調節する姿を認めていった。外で活動した後、手洗い、うがい、水分補給を促しているが、手早く済ませたい子も多くいたため、健康に過ごすことへの意識を高めながら、丁寧に行えるように声掛けをしていった。

人間関係

秋祭りごっこでは、友だちと話し合い、協力しながら、一緒に遊びをすすめようとする姿が見られた。また、発表会での役割が決まり、同じ役の友だちとセリフや動きを考える時も、自分の考えを主張するだけでなく、友だちの考えに耳を傾けようとする姿もあった。話し合いの時に積極的に参加しようとせず、無関心を装う子もいたが、話し合う回数を重ねるごとに積極的に加わり、友だちと一緒に目標に向かって取り組もうとするようになっていった。

環境

天気が良い日は、積極的に戸外で遊び、秋の自然物を見たり、触れたりする機会を作っていった。散歩先では、色々な木の実や落ち葉拾いを楽しんだり、大山の様子を見たりし、子どもたちの気づきや発見に共感していった。また、虹を見る機会が多くあり、自然事象に感動したり、不思議さを感じたりする姿があった。保育者も一緒に図鑑で調べるなどして興味関心を深めていけるようにしていった。

言葉

発表会の役割を決める時など話し合う機会を多く作っていった。その中で、しっかりと自分の考えを伝えようとする姿が増えていった。自分の考えを主張するだけでなく、友だちの考えに耳を傾けようとする姿もあった。中には、思いをうまく伝えられない子もいたが仲立ちをすると、安心して自分の思いを伝えられる姿も増えてきた。

表現

竹太鼓は、子どもたちの大好きな曲を取り入れたことで、歌いながら演奏することを楽しんでいた。色々なリズムで演奏することにも慣れ、友だちと一緒に合わせて演奏することも意識できるようになっていった。歌は、リズムをとることが、少し難しかったが、強弱をつけながら歌うことも楽しんでいた。劇遊びでは、保育者も一緒にセリフや動きを考えながら関わっていった。繰り返し親しむことで、長いセリフもよく覚え、友だちとタイミングを合わせながら表現する楽しさを味わっていた。

食育

収穫したサツマイモがおやつに出ると「これ、紅はるかだよね」「すごく甘いね」と、自分たちが収穫したもの食べる満足感を味わっていた。また、別の日にサツマイモが給食に出ると、「これ、紅はるかかな?」と友だちと会話を楽しみながら食べ、食材に関心を持つ姿も増えていった。給食時間に好きな場所で食べるようにしていったが、友だちとの話に夢中になる姿があったため、食べる時の姿勢や食べ終わりの時間などを伝え、意識して食べることができるようにしていった。…

5歳ぞう組2020年度10月のまとめ

健康

運動会ごっこが終わってからも、保護者の方を招いて見ていただく期間を設けたことで、継続して運動遊びに親しんでいた。縄跳びが跳べなかった子も跳べるようになり、上達する喜びを味わっていた。また、大縄跳びも人気の遊びとなり、友だちと一緒に体を動かして遊ぶことを楽しむ姿が増えていった。

人間関係

運動会ごっこに向けて、友だちが縄跳びやフラフープなど上達する姿を見ながら、「すごい」「できたね」と一緒に喜んだり、保育者に伝えたりする姿があった。友だちと喜びを共有しながら、クラスで一体感を味わえるように関わっていった。

秋祭りごっこに向けた話し合いの中で、コーナーの担当を決める時に、自分本位に話し合いを進めようとし、友だちの思いに耳を傾けようとしない姿が見られた。必要に応じて保育者が仲立ちをしていくことで、友だちの気持ちを聞こうとする姿がすこしずつ見られるようになってきた。

環境

芋ほりでは、収穫の喜びを味わいながら、友だちと掘った芋の大きさを比べたり、形を何かに見立てたりして楽しめるようにしていった。事前に見ていた「いもいもほりほり」の絵本を思い出し、「絵本に出てきた芋と同じ形だ」と友だちと芋の形を見比べながら芋ほりを楽しんでいた。今後も季節の自然物を見たり、触れたりする機会を持っていきたい。

言葉

友だちに積極的に話しかけ、会話を楽しんでいるが、運動会ごっこの中で、勝敗にこだわるあまり、友だちに強い口調で話す姿が見られた。また、友だちが話をしようとする時に、話を遮って自分が話そうとする姿もあった。話を聞いてもらう嬉しさを味わうことや、相手に思いを伝える時は、どのような言葉や伝え方がよかったのか、一緒に考えることができるように関わっていった。

表現

行事の中で楽しかったこと、嬉しかったことを絵で表現していった。思い通りに表現できない子には、その時の様子を一緒に思い出したり、写真を見たりしてイメージできるように関わっていった。友だちの絵を真似して描く姿を認めながらも、自分で思い出したことを表現しようとする姿を認めていった。竹太鼓は興味を持って、取り組む姿があり、色々なリズムで演奏することを楽しんでいた。曲のリズムに合わせながら演奏したり、友だちと合わせて演奏する楽しさを味わったりできるようにしていきたい。

食育

サツマイモの収穫では、土の感触や匂い、芋の重さなどを五感で楽しみ、自分たちが植えたものを収穫する喜びをしっかりと味わえることができて良かった。

食事中は、友だちとの会話に夢中になり、横を向く、食器を持たないなどの姿が多く見られた。「どういう風に座ったらいいかな」など声をかけ、食事中のマナーなど自分で意識できるように声をかけていった。…

5歳ぞう組2020年度9月のまとめ

健康

運動会ごっこに向けてダンスや組体操、縄跳びに親しみ全身を使った動きを楽しめるようにしていった。自分なりに運動遊びの楽しさを見つけ、色々な運動用具に挑戦したり、回数などの目標などを決めたりして楽しむ姿があった。子どもたちの頑張っている姿を認めていき、できるようになったことを一緒に喜んで満足感や達成感を味わえるようにしていった。運動遊びをした後に汗をたくさんかいていたので、水分補給やタオルで汗を拭き取ったり、着替えをしたりするように声をかけていった。

人間関係

組体操をしている時に、友だちに立ち位置を教えたり、チャレンジスポーツやリレーでは、自ら友だちの応援をしたりする姿が見られた。運動遊びを通して友だちの得意なことや頑張っているところを認めて、見本にして頑張ろうとする姿もあった。保育者も一緒に子どもたちの良いところを探していき、一人一人が自信を持てるようにしていった。

環境

園庭でどんぐりを拾ったり、散歩に出かけて田んぼの稲が黄色く実っていることを発見したりし、秋の自然の変化を感じ取る姿が見られた。園庭で見慣れない虫に出会うと図鑑を持ってきて友だちと虫の名前を調べる姿もあった。散歩に出かけた時は、身近な自然に触れながら、木々の葉の変化や栽培物の生長などに関心が持てるようにクラスで共有していきたい。

言葉

遊びのルールなどを友だちと教え合う姿が増えてきた。一生懸命になるあまり、時々言い方がきつくなってしまい、トラブルになることがあった。子どもたちの友だちに教えてあげたいと思う気持ちを認めて、どういう伝え方をすれば友だちに伝わるか、相手の気持ちを代弁しながら伝えていった。

表現

製作で自分の似顔絵を描いた。顔の輪郭を描くことが難しかったが、自分なりの表現で紙いっぱいに顔を描いたり、耳を大きく描いてみたりし、絵の具を使って描くことを楽しんでいた。また、鏡で自分の髪の毛の色を観察し、黒だけでなく茶色を混ぜた色にするなど、見て感じ取った色で自分の髪色を表現する姿もあった。子どもたちなりの表現を認めながら、描く楽しさを伝えていきたい。

食育

運動会ごっこの機会を多く持つことで「お腹減った」「今日の給食なに?」と食べることを楽しみにする姿も多く見られた。会話に夢中になり、姿勢が崩れたり、手が止まったりすることもあったため、食事を楽しみながら時間も意識できるよう工夫して声かけしていきたい。…

5歳ぞう組2020年度8月のまとめ

健康

水分補給や汗をかいたらタオルで拭く、着替えをするなど自分ですすんで行う姿が増えてきた。その姿をしっかりと認め、健康に過ごすことへの意識を高めていけるようにしていった。新型コロナウイルス対策のため、プールでの活動はできなかったが、保育者や友だちと水鉄砲やホース、バケツに水を汲んでかけ合うなど、全身に水を浴びて遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

人間関係

盆休みなどでクラスの人数が少なくなると、普段とは違う友だちとの関わりが見られ、やりとりしながら遊ぶ姿が増えていった。また、低年齢児の午睡の手伝いを進んで行ったり、一緒に遊んで遊び方を教えたりして、役立ち感を味わう姿が見られた。今後も異年齢児と関わる機会を作りながら、年長児としての自信や役立ち感が味わえるように関わっていきたい。

環境

水遊びでは、色水作りや泡を使う遊びもじっくりできるように環境を整えることで、自分なりに試して遊ぶ姿があった。微妙な色の混ぜ具合でできた色を、友だちと見せ合い比べたり、泡を浮かべたりして楽しむ姿もあった。また、園で育てている「はるかのひまわり」の水やりをしたり、飼育しているかぶと虫やくわがた虫に触れたりして、関心を持って関わる姿が見られた。保育者も一緒に観察したり、生長を見守り話題に取り入れたりしながら、継続して関わっていけるようにしていきたい。

言葉

盆休みなどに体験したことを話す機会を持っていった。友だちと共有できる話題では、共感しやりとりを楽しむ姿があった。自分の思いが相手に伝わるように話せるように見守っていったが、話を聞く時に、友だちの話を最後まで聞かずに自分の考えなどを話そうとする子がいた。人の話を最後まで聞く大切さも、繰り返し伝えていった。

表現

楽器遊びでは、子どもたちに親しみのある曲の簡単な楽譜を作ったことで、興味を持ち、色々な楽器で表現して楽しむ姿があった。今後も子どもたちの興味ある曲などを取り入れて親しんでいけるようにしていきたい。また、製作では、野菜スタンプや園で育てているひまわりが咲いたので、ひまわりの絵を描いてみた。クレパスや絵の具を使って描くことに興味を持ち、喜んで描いて楽しむ姿もあった。

食育

先月に引き続き、夏野菜の観察や世話を通して、生長や収穫の喜びを味わうことができた。収穫した野菜が給食に入っていると嬉しそうに食べる姿もあった。また、野菜を使ったスタンプでは、野菜を切ってできる形へ興味を持ちながら、楽しむことができてよかった。…