5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2020年度2月のまとめ

健康

山陰ヤクルトの出前授業があり、身体の仕組みなどを学び、小腸が6メートルあることを知って驚く姿が見られた。また、自分で保育室にある本を見て、身体の中がどうなっているのか調べるなど身体の仕組みに興味・関心を広げるよい機会になった。戸外遊びでは寒さを感じて、「先生、走ろう!」と誘ってくる子がいて、一緒に走りながら身体が温まる心地よさに共感したり、おにごっこなどの遊びに繋げて楽しめるようにしていった。

人間関係

お店屋さんごっこを通して、他クラスと交流することができた。店員の時は優しく声をかけてやりとりをしたり、お客さんの時には相手のペースに合わせて買い物のやりとりを楽しんだりしながら、相手のことを考えて行動する姿が多く見られ成長を感じた。同年齢では友だちとルールのある遊びを楽しむ姿があるが、時々自分の思い通りに遊びをすすめようとしてトラブルになることもある。その都度仲立ちしながら関わりを見守っていった。

環境

ひなまつりは製作を中心に進めてしまい、十分に由来を伝えたり、歌を歌ったりできなかったため、反省した。伝統行事をより深く知り、楽しむことができるよう行事前後の活動を充実させていくようにしたい。お店屋さんごっこでは品物に値段を付け、ベーを支払う時に簡単な計算をするようにした。友だちと考えながらおつりの計算をする姿が見られ、数字への興味や理解が深まっていった。

言葉

持ち物の話や塗り絵のキャラクターの色など自分の知っていることを積極的に友だちに伝えようとする姿が見られた。きちんと伝えたい気持ちが強く、友だちと意見が違うと「そうじゃないと」強く否定することがあった。友だちに教えてあげようとするやさしさを認めながら、様々な考え方があることに気付けるようにし、相手にどのような言い方で伝えたらいいか一緒に考えていくようにした。

表現

ひなまつり製作では染め紙をした。絵の具の色をたくさん用意したことで、様々な色の変化が見られたり、偶然できた模様を見て「リボンみたい」とイメージを膨らませたりして楽しむ姿があった。お店屋さんごっこでは品物作りを楽しんだ。友だちと「あと○○個だ」など声をかけ合い、品物ができると、「たくさんできたね!全部売れるかなぁ?」「早くお店屋さんごっこしたい」と期待を持ったり、達成感を味わったりすることができた。

食育

食肉出前授業でどのようにして肉が出荷されていくかや実際の牛肉や豚肉の大きさを知ることができた。給食時に実際に食べてみると、「おいしい」と言って嬉しそうに味わう姿が見られ、命をいただくことのありがたさを学ぶことができた。また、給食に使われている食材にも興味をもち、身体の調子を整えるものなどを探して食べる姿もあり、食材への関心や理解を深められるように関わっていった。…

5歳ぞう組2020年度1月のまとめ

健康

健康に過ごすことに関心をもてるように、感染症に関する紙芝居や就学に向けた話を伝えていくことで、生活習慣について意識して過ごす姿が増えていった。水で洗うだけなど、簡単に手洗いを済ませる子もいるため、声掛けをして手洗いの大切さを意識づけていった。雪が降る日が多くあったが、率先して外に出て、雪遊びを楽しむ姿が多く見られた。また、気温が低い日でも、縄跳び、竹馬、ホッピングや鬼ごっこなど積極的に体を動かして遊び、体が温まる心地よさを味わうことができた。

人間関係

友だちを誘い、戸外ではサッカーや鬼ごっこ、室内では、すごろくや福笑い、将棋や製作などを楽しんでいた。自分たちで遊びを進める楽しさを味わう姿を十分に認めながら、ルールを守れずトラブルが起こった時には仲立ちをし、ルールを守ることでより遊びが楽しめることに気づかせられるように関わっていった。また、自分の思い込みから、友だちを誤解して、嫌な気持にさせるようなことを言う子もいたため、話し合う機会をもてるよう仲立ちしながら、関わりを見守っていった。

環境

正月ならではの遊びを取り入れ、こま回しや福笑い、凧上げなどを楽しんでいった。

凧上げは、ビッグベアーズの広場で思いっきり楽しめるようにしていった。どの子も初めは、思いきり走って凧を上げようとしていたが、風に乗って凧が上がることに気付いた子もおり、走らなくても凧が上がる不思議さを味わっていた。話を聞くだけでなく、体験したからこそ得られる学びの機会も大切にしていきたい。

言葉

文字への関心が高まってきて、お店屋さんごっこをする時に看板や商品の名前や値段を書くなど、遊びの中に取り入れて楽しんでいた。また、今年頑張りたいことや、お店屋さんごっこの話し合いの場で、人前で発表する機会を作るようにしていった。小さい声になってしまう子もいたが、人前でも自分の思いや考えを伝え、相手に伝わる嬉しさを味わうと共に、友だちの話を聞く大切さにも触れていった。

表現

正月ならではの遊びを楽しんでほしいと思い、凧作りをした。たこ糸を結ぶなど難しい所は、保育者や交流で来ていた中学生に手伝ってもらいながら、自分で作る達成感を味わう姿が見られた。また、節分製作では、絵本を通して由来などを聞きながら、自分の心の中の鬼を想像するなどして、イメージを広げながら楽しんでいた。今後も伝統文化にちなんだ製作を取り入れながら、表現する楽しさを味わわせていきたい。

食育

就学を見据えて、食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくことで、自分なりに意識して食べようとする姿が増えていった。中には、意識していても、友だちとの会話に夢中になってしまい、箸が止まる子もいたため個別に声をかけていった。

正月ならではの食文化に触れ、写真や、絵本などを通して由来やおせち料理の持つ意味など伝えることで、興味を持つ姿が見られた。今後も折に触れ、伝えていきたい。…

5歳ぞう組2020年度12月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に戸外遊びを楽しんだ。戸外ではサッカーやしっぽとりなど体を使った遊びを好む子が多くいた。また、流行りの曲に合わせてダンスを楽しむ姿が見られた。室内遊びの時に意識して水分を摂ろうとしないため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行うようにした。

人間関係

中学生や高校生との交流では、積極的に関わる姿があった。親しくなり、甘えたい気持ちから背中や肩に乗りかかる姿も見られたため、相手の気持ちを考えて関われるよう声をかけていった。また、恥ずかしさから関わろうとしない子もいたため、仲の良い友だちと一緒に好きな遊びに誘ってみるなど、仲立ちしながら少しずつ親しみを持って関われるようにしていった。

環境

クリスマスに向けて製作を楽しみ、ツリーやリースの飾り付けを楽しんだ。「ここはこれがいいかな」「こうしてみよう」と自分で考えたり、友だちや保育者と意見を交わしながら飾り付けして楽しんだ。年末にはクラスで大掃除を行い、自分の使うロッカーや玩具を整理した。「次はどこをしたらいい?」と積極的に掃除をしようとする姿があり、任せたところを最後までやり切ろうする姿に感心した。

言葉

すごろくのルールやマフラーの作り方など分からない友だちに一生懸命言葉で説明する姿が見られた。一生懸命になるあまり、教える側同士で作り方などで言い合いになることもあったが、親切な気持ちを認め、相手のことを思った伝え方や友だちと意見を交わして遊びのルールを考えていく楽しさを伝えていくようにした。

表現

クリスマス関連の製作が盛り上がり、クラスで大きなツリーやリースを作って楽しむことができた。飾りや土台作りなどで役割を分担し、みんなで力を合わせて作り上げていく楽しさを味わうことができた。また、ラキューやアーテックブロックでサンタやトナカイを自分でイメージして作るなど、画用紙や折り紙だけでなく、色々な玩具でも工夫して作ることができるとわかり、より作品作りが楽しめたようだった。

食育

冬至にかぼちゃを食べることや、クリスマスに家でどのようなものを食べたかなど冬の季節の行事に関連する食べ物の話題を普段の会話に取り入れていくことで、「食べてみたいな」と興味をもつ姿が見られた。散歩時には畑にある冬野菜にも注目し、興味をもてるようにしていった。…

5歳ぞう組2020年度11月のまとめ

健康

朝夕と日中の気温差があり、上着を着ることが増えてきた。遊んでいると体が温まり、上着や靴を脱いで遊ぶ姿もあった。自分で気がついて体温や気温に合わせて衣服を調節する姿を認めていった。外で活動した後、手洗い、うがい、水分補給を促しているが、手早く済ませたい子も多くいたため、健康に過ごすことへの意識を高めながら、丁寧に行えるように声掛けをしていった。

人間関係

秋祭りごっこでは、友だちと話し合い、協力しながら、一緒に遊びをすすめようとする姿が見られた。また、発表会での役割が決まり、同じ役の友だちとセリフや動きを考える時も、自分の考えを主張するだけでなく、友だちの考えに耳を傾けようとする姿もあった。話し合いの時に積極的に参加しようとせず、無関心を装う子もいたが、話し合う回数を重ねるごとに積極的に加わり、友だちと一緒に目標に向かって取り組もうとするようになっていった。

環境

天気が良い日は、積極的に戸外で遊び、秋の自然物を見たり、触れたりする機会を作っていった。散歩先では、色々な木の実や落ち葉拾いを楽しんだり、大山の様子を見たりし、子どもたちの気づきや発見に共感していった。また、虹を見る機会が多くあり、自然事象に感動したり、不思議さを感じたりする姿があった。保育者も一緒に図鑑で調べるなどして興味関心を深めていけるようにしていった。

言葉

発表会の役割を決める時など話し合う機会を多く作っていった。その中で、しっかりと自分の考えを伝えようとする姿が増えていった。自分の考えを主張するだけでなく、友だちの考えに耳を傾けようとする姿もあった。中には、思いをうまく伝えられない子もいたが仲立ちをすると、安心して自分の思いを伝えられる姿も増えてきた。

表現

竹太鼓は、子どもたちの大好きな曲を取り入れたことで、歌いながら演奏することを楽しんでいた。色々なリズムで演奏することにも慣れ、友だちと一緒に合わせて演奏することも意識できるようになっていった。歌は、リズムをとることが、少し難しかったが、強弱をつけながら歌うことも楽しんでいた。劇遊びでは、保育者も一緒にセリフや動きを考えながら関わっていった。繰り返し親しむことで、長いセリフもよく覚え、友だちとタイミングを合わせながら表現する楽しさを味わっていた。

食育

収穫したサツマイモがおやつに出ると「これ、紅はるかだよね」「すごく甘いね」と、自分たちが収穫したもの食べる満足感を味わっていた。また、別の日にサツマイモが給食に出ると、「これ、紅はるかかな?」と友だちと会話を楽しみながら食べ、食材に関心を持つ姿も増えていった。給食時間に好きな場所で食べるようにしていったが、友だちとの話に夢中になる姿があったため、食べる時の姿勢や食べ終わりの時間などを伝え、意識して食べることができるようにしていった。…

5歳ぞう組2020年度10月のまとめ

健康

運動会ごっこが終わってからも、保護者の方を招いて見ていただく期間を設けたことで、継続して運動遊びに親しんでいた。縄跳びが跳べなかった子も跳べるようになり、上達する喜びを味わっていた。また、大縄跳びも人気の遊びとなり、友だちと一緒に体を動かして遊ぶことを楽しむ姿が増えていった。

人間関係

運動会ごっこに向けて、友だちが縄跳びやフラフープなど上達する姿を見ながら、「すごい」「できたね」と一緒に喜んだり、保育者に伝えたりする姿があった。友だちと喜びを共有しながら、クラスで一体感を味わえるように関わっていった。

秋祭りごっこに向けた話し合いの中で、コーナーの担当を決める時に、自分本位に話し合いを進めようとし、友だちの思いに耳を傾けようとしない姿が見られた。必要に応じて保育者が仲立ちをしていくことで、友だちの気持ちを聞こうとする姿がすこしずつ見られるようになってきた。

環境

芋ほりでは、収穫の喜びを味わいながら、友だちと掘った芋の大きさを比べたり、形を何かに見立てたりして楽しめるようにしていった。事前に見ていた「いもいもほりほり」の絵本を思い出し、「絵本に出てきた芋と同じ形だ」と友だちと芋の形を見比べながら芋ほりを楽しんでいた。今後も季節の自然物を見たり、触れたりする機会を持っていきたい。

言葉

友だちに積極的に話しかけ、会話を楽しんでいるが、運動会ごっこの中で、勝敗にこだわるあまり、友だちに強い口調で話す姿が見られた。また、友だちが話をしようとする時に、話を遮って自分が話そうとする姿もあった。話を聞いてもらう嬉しさを味わうことや、相手に思いを伝える時は、どのような言葉や伝え方がよかったのか、一緒に考えることができるように関わっていった。

表現

行事の中で楽しかったこと、嬉しかったことを絵で表現していった。思い通りに表現できない子には、その時の様子を一緒に思い出したり、写真を見たりしてイメージできるように関わっていった。友だちの絵を真似して描く姿を認めながらも、自分で思い出したことを表現しようとする姿を認めていった。竹太鼓は興味を持って、取り組む姿があり、色々なリズムで演奏することを楽しんでいた。曲のリズムに合わせながら演奏したり、友だちと合わせて演奏する楽しさを味わったりできるようにしていきたい。

食育

サツマイモの収穫では、土の感触や匂い、芋の重さなどを五感で楽しみ、自分たちが植えたものを収穫する喜びをしっかりと味わえることができて良かった。

食事中は、友だちとの会話に夢中になり、横を向く、食器を持たないなどの姿が多く見られた。「どういう風に座ったらいいかな」など声をかけ、食事中のマナーなど自分で意識できるように声をかけていった。…

5歳ぞう組2020年度9月のまとめ

健康

運動会ごっこに向けてダンスや組体操、縄跳びに親しみ全身を使った動きを楽しめるようにしていった。自分なりに運動遊びの楽しさを見つけ、色々な運動用具に挑戦したり、回数などの目標などを決めたりして楽しむ姿があった。子どもたちの頑張っている姿を認めていき、できるようになったことを一緒に喜んで満足感や達成感を味わえるようにしていった。運動遊びをした後に汗をたくさんかいていたので、水分補給やタオルで汗を拭き取ったり、着替えをしたりするように声をかけていった。

人間関係

組体操をしている時に、友だちに立ち位置を教えたり、チャレンジスポーツやリレーでは、自ら友だちの応援をしたりする姿が見られた。運動遊びを通して友だちの得意なことや頑張っているところを認めて、見本にして頑張ろうとする姿もあった。保育者も一緒に子どもたちの良いところを探していき、一人一人が自信を持てるようにしていった。

環境

園庭でどんぐりを拾ったり、散歩に出かけて田んぼの稲が黄色く実っていることを発見したりし、秋の自然の変化を感じ取る姿が見られた。園庭で見慣れない虫に出会うと図鑑を持ってきて友だちと虫の名前を調べる姿もあった。散歩に出かけた時は、身近な自然に触れながら、木々の葉の変化や栽培物の生長などに関心が持てるようにクラスで共有していきたい。

言葉

遊びのルールなどを友だちと教え合う姿が増えてきた。一生懸命になるあまり、時々言い方がきつくなってしまい、トラブルになることがあった。子どもたちの友だちに教えてあげたいと思う気持ちを認めて、どういう伝え方をすれば友だちに伝わるか、相手の気持ちを代弁しながら伝えていった。

表現

製作で自分の似顔絵を描いた。顔の輪郭を描くことが難しかったが、自分なりの表現で紙いっぱいに顔を描いたり、耳を大きく描いてみたりし、絵の具を使って描くことを楽しんでいた。また、鏡で自分の髪の毛の色を観察し、黒だけでなく茶色を混ぜた色にするなど、見て感じ取った色で自分の髪色を表現する姿もあった。子どもたちなりの表現を認めながら、描く楽しさを伝えていきたい。

食育

運動会ごっこの機会を多く持つことで「お腹減った」「今日の給食なに?」と食べることを楽しみにする姿も多く見られた。会話に夢中になり、姿勢が崩れたり、手が止まったりすることもあったため、食事を楽しみながら時間も意識できるよう工夫して声かけしていきたい。…

5歳ぞう組2020年度8月のまとめ

健康

水分補給や汗をかいたらタオルで拭く、着替えをするなど自分ですすんで行う姿が増えてきた。その姿をしっかりと認め、健康に過ごすことへの意識を高めていけるようにしていった。新型コロナウイルス対策のため、プールでの活動はできなかったが、保育者や友だちと水鉄砲やホース、バケツに水を汲んでかけ合うなど、全身に水を浴びて遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

人間関係

盆休みなどでクラスの人数が少なくなると、普段とは違う友だちとの関わりが見られ、やりとりしながら遊ぶ姿が増えていった。また、低年齢児の午睡の手伝いを進んで行ったり、一緒に遊んで遊び方を教えたりして、役立ち感を味わう姿が見られた。今後も異年齢児と関わる機会を作りながら、年長児としての自信や役立ち感が味わえるように関わっていきたい。

環境

水遊びでは、色水作りや泡を使う遊びもじっくりできるように環境を整えることで、自分なりに試して遊ぶ姿があった。微妙な色の混ぜ具合でできた色を、友だちと見せ合い比べたり、泡を浮かべたりして楽しむ姿もあった。また、園で育てている「はるかのひまわり」の水やりをしたり、飼育しているかぶと虫やくわがた虫に触れたりして、関心を持って関わる姿が見られた。保育者も一緒に観察したり、生長を見守り話題に取り入れたりしながら、継続して関わっていけるようにしていきたい。

言葉

盆休みなどに体験したことを話す機会を持っていった。友だちと共有できる話題では、共感しやりとりを楽しむ姿があった。自分の思いが相手に伝わるように話せるように見守っていったが、話を聞く時に、友だちの話を最後まで聞かずに自分の考えなどを話そうとする子がいた。人の話を最後まで聞く大切さも、繰り返し伝えていった。

表現

楽器遊びでは、子どもたちに親しみのある曲の簡単な楽譜を作ったことで、興味を持ち、色々な楽器で表現して楽しむ姿があった。今後も子どもたちの興味ある曲などを取り入れて親しんでいけるようにしていきたい。また、製作では、野菜スタンプや園で育てているひまわりが咲いたので、ひまわりの絵を描いてみた。クレパスや絵の具を使って描くことに興味を持ち、喜んで描いて楽しむ姿もあった。

食育

先月に引き続き、夏野菜の観察や世話を通して、生長や収穫の喜びを味わうことができた。収穫した野菜が給食に入っていると嬉しそうに食べる姿もあった。また、野菜を使ったスタンプでは、野菜を切ってできる形へ興味を持ちながら、楽しむことができてよかった。…

5歳ぞう組2020年度7月のまとめ

健康

水遊びをするための準備や始末の仕方を丁寧に伝えたことでスムーズに行えるようになってきた。今年はプールでの水遊びが行えないが、砂場で水路作りや、水鉄砲などで水遊びを楽しんでいる。水を嫌がる子はおらず、友だちと水をかけ合ったり、水溜まりに身体や手足をつけてみたり、自分のペースで水に慣れていく姿が見られた。遊びに夢中になると、水分補給に向かおうとしない子がいたため、保育者も一緒に水分補給をしたり、友だちを一緒に誘ったりして遊びの妨げにならないように個別に声かけしていった。

人間関係

尚徳中学校の3年生と交流し、一緒に遊んだ。中学生を自分の好きな遊びに誘い、積極的に関わろうとする姿が見られた。中学生と時間いっぱい遊び込めたことで充実した時間を過ごすことができ、親しくなって膝の上に座らせてもらう子もおり、満足そうだった。恥ずかしいのか自分から関わろうとしない子もいたため、保育者が仲立ちしたり、友だちと一緒に中学生を遊びに誘ってみたりするようにしていった。

環境

米子高校との交流でひまわりの種植えと苗の移し替えを体験した。高校生にやり方を教えてもらい、丁寧に作業を進め、最後まで集中して取り組む姿が見られた。土をかける時や運ぶ時など慎重に行い、ひまわりを大切にしようとしていた。日頃の会話の中に保育者が話題に取り入れ、ひまわりの生長や命の大切さに関心が持てるようにしていった。

言葉

平仮名、カタカナに興味をもち、本に書いてある字を見て書く姿が見られた。また、書いたり、読めるようになったことが嬉しくて、自分の読める字を読んで友だちや保育者に伝える姿も見られた。自分や身近な人の名前や、好きなものの名前など身近な言葉に親しませながら、興味を広げられるようにしていきたい。

表現

好きな曲や簡単な曲の楽譜を覚え、ピアノやハンドベルで演奏を楽しむ姿が見られた。また、「かえるのうた」や「きらきらぼし」などの簡単な曲は頭で音の順番を覚えて、ハンドベルを使い、友だちと順番に演奏するなど、友だちと合わせて演奏する楽しさを味わっていた。子どもたちの演奏を聴き、できたことの嬉しさや演奏することの楽しさを共感していった。

食育

畑で採れる野菜の量が増えてきて、「たくさん採れた」「大きいのがあった」と収穫を楽しみにする姿が見られた。給食に出してもらい味わってみると、「甘い」「おいしい」という声があり、自ら苦手な野菜も少しずつ口にしようとしていた。また、本で舌の奥で苦みを感じるという話を見たことを覚えていて、ゴーヤを食べた時に飲み込む時の方が苦いと感じた子もいた。今後も子どもたちが感じたことに共感し、育てた野菜を収穫する楽しさ、味わう嬉しさを伝えていきたい。…

5歳ぞう組2020年度6月のまとめ

健康

気温が高い日が多かったので、外での活動時間に配慮しながら、水を使った遊びを取り入れた。特に、砂場全体を使った水路作りでは全身を使って穴を掘るなど、ダイナミックに遊ぶ姿があった。また、「縄跳びタイム」の時間を作り、縄跳びに親しめるようにしていった。活動後はシャワーをして爽快感を味わわせ、快適に過ごせるようにしていった。汗の始末もすすんで行えるよう声かけしていった。

人間関係

砂場全体を使っての水路作りが盛り上がり、どんな風に水路やトンネルを作るのか、自分の考えを伝えたり、友だちの考えを聞いたりしながら、友だちと同じ目的を持って遊ぶ姿が増えていった。完成すると友だちと一緒に喜び、達成感、満足感を味わう姿が見られた。友だちと一緒を喜ぶ反面、ちょっとしたことで、友だちと言い合いになることもあったので、保育者も遊びに加わり、必要に応じて仲立ちしながら、遊びを盛り上げていった。

環境

絵本コーナーに新しい絵本を揃えたことで、興味を持ってじっくりと読んだり、友だちと一緒に見たりする機会が増えていった。また、文字や数字に関する塗り絵などを用意するとなぞったり、真似をして書いたりして興味を持ち、繰り返し楽しむ姿があった。文字や数字を読んだり、書いたりすることへの関心が深まっているので、子どもたちの興味、関心に合わせて環境を整え、親しませていきたい。

言葉

友だちとの関わりの中で、思いを伝え合いながら、やりとりを楽しんでいる。しかし、自分の思いを通そうとして言葉がきつくなったり、友だちが嫌がる言葉を言ってトラブルになったりすることもあった。相手の思いを代弁したり、自分が言われて嫌な言葉やどんな風に言ったらいいかを一緒に考えたりしていった。

表現

身近に色々な楽器があることで、親しみを持ち触れる姿があった。簡単な楽譜を見ながら、ピアノやメロディオンで弾いたり、友だちと一緒にハンドベルを鳴らしたりして楽しむ姿が増えているので、今後も身近に楽しめるよう配慮していきたい。製作では今月も絵の具を使った製作を取り入れた。色が混ざり合うことで違う色ができたことへの興味が深まる姿もあったので、自分で色を混ぜて作る楽しさも味わえるように配慮していった。

食育

歯みがき集会を通して、歯磨きの大切さを伝えることで、より意識して丁寧に磨く姿が見られた。食事でもしっかり噛んで食べることを伝えていきたい。畑で育てている夏野菜が収穫できるようになり、畑の野菜の生長を楽しみにする姿が見られるようになってきた。自分で収穫する楽しさや給食で味わう嬉しさを味わうことができ良い経験になっていった。…

5歳ぞう組2020年度5月のまとめ

5歳ぞう組2020年度5月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に戸外に出て、体を動かして遊んだ。気温が高い日はたくさん汗をかいて遊ぶ姿があり、遊びに夢中になって水分補給を忘れる子がいるのでこまめに声をかけ、活動の合間にも水分を摂るようにしていった。また、子どもたちが自分で暑いと感じた時は保育室で過ごすなど、自分でも考えて選べるようにしていった。

人間関係

園庭や保育室で異年齢との交流が増えた。ごっこ遊びに入れてあげたり、捕まえた虫を見せてあげたりするなどやさしさを持って関わろうとする姿が見られた。可愛いために顔を触ろうとしたり、手を強く引っ張ってしまうこともあったので、子どもたちの気持ちを汲み取り、どんな風に接していけばいいかなど関わり方を伝えていくようにした。

環境

園庭で色々な虫が見つかり、虫を捕まえては自分の図鑑で調べて、友だちに虫の名前を伝える姿が見られた。また、捕まえた虫に葉っぱを食べさせようとするなど虫の世話にも興味を持っていた。虫の世話を通して命の大切さを伝えていくようにしたい。園外保育では色探しを通して、園の周りにある自然に興味を持ち、水や土の色など普段は気づかなかったような変化に気づくことができ、疑問をもつことができた。子どもたちの発見に共感し、疑問に具体的な言葉で答えていくようにした。

言葉

ごっこ遊びでテレビで聞いた言葉を使い、やりとりを楽しむ姿が見られた。友だちの使っている言葉に関心を持ち、遊びに活かすことで遊びが盛り上がり、広がっていった。友だちとの関わりの中で、友だちに言われた嫌な言葉をそのまま返してトラブルになることもあり、言葉の意味や言われた相手の気持ちを伝えていくようにした。

表現

好きな歌を流すと気持ちよさそうに歌い、何度も繰り返し歌って楽しむ姿があった。保育者も一緒に子どもたちが好きな歌を歌い、楽しんでいった。遠足やいちご収穫体験などで楽しかったこと発見したものをクレパスや絵の具を使って表現した。二つの画材を使ったことで色の変化やクレパスが絵の具をはじく様子など次に起こる変化に期待しながら製作を楽しませることができよかった。

食育

いちごの収穫体験、さつまいもの苗植えを通して野菜に触れたり、自分で摘んだものを味わったりして食材への関心が高まっている。自分で収穫した喜びや新鮮ないちごの味に感動していたので、絵を描いて楽しかった思い出が残るようにしていった。園庭の畑でも夏野菜の世話を通し、生長や収穫の喜びを感じながら食材への興味・関心を高めていきたい。…