3歳ぱんだ組2022年度9月のまとめ

健康

ポットのお茶の量を調節しておくと、自分たちでコップにお茶が入れられるようになり、進んで水分補給ができるようになった。力加減が難しく、入れすぎてこぼれてしまうこともあるため、必要に応じては手を添えたり、入れ方を繰り返し伝えたりし、自分でできた喜びが味わえるようにしていった。9月末になると、朝の気温が下がり、長袖で登園する子が出てきた。身体を動かしたり、昼になると気温が上がったりし、汗をかくため、半袖を多めに持ってきてもらい、こまめに着替えができるようにしていった。

人間関係

運動会ごっこをする中で、さらに友だちとの仲が深まり、一緒に遊ぶことを楽しんでいる。また、友だちの姿によく目を向けており、“どうして友だちが泣いているのか”“友だちが何を困っているか”に気付き、自分なりに解決してあげようとしたり、保育者に知らせに来たりする姿があった。「~してくれたんだね」「○○ちゃんに優しくしてくれてありがとう」などと言葉掛けをし、友だちを思いやる姿を大切にしていった。

環境

園庭や戸外遊びの機会が増え、草花や木の実、虫探しを楽しむ姿があった。また、散歩に出かけると、金木犀の香りや、稲刈りをした後の稲の匂いなどにも気付き、自分たちの気付きを保育者や友だちに知らせる姿があった。“何の匂いなのか”“どこから香ってくるのか”子どもたちに話をし、興味・関心を広げていった。

言葉

絵本やパネルシアターが好きで、様々な物語に親しんでいる。その中でも、『オオカミと7匹の子ヤギ』が好きで、園庭のログハウスを子ヤギの家に見立てて、ごっこ遊びを楽しむ姿があった。物語のセリフをよく覚えており、友だちと声を揃えてセリフを言い、役になりきっていた。保育者もあそびに加わり、オオカミ役になりきることで、さらに遊びを盛り上げ、楽しさを共有していった。

表現

ダンスが好きで、度々「せんせい、○○(ダンス)しよう」とリクエストし、繰り返しダンスを楽しんでいた。運動会ごっこでは、保護者の方に見てもらうことを楽しみにしており、さらにポンポンを持って踊ることで、張り切り、笑顔で踊る姿があった。一人一人の姿を十分に認め、保護者にも園での姿を伝え、喜びを共有することで、自信に繋げていった。

食育

戸外遊びの機会が増えたり、運動会ごっこでたっぷりと体を動かしたりするため、以前よりも食欲旺盛になり、おかわりも進んでいる。運動会ごっこの後の給食は、いつもよりさらに意欲的で、普段野菜や汁を残す子が、「せんせい、全部食べるから見てて」と言って、張り切って食べる姿もあった。一人一人の姿を十分に認め、保護者とも喜びを共有し、自信につなげていった。

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