0歳りす組2022年度4月のまとめ

健康

環境の変化からくる疲れや気温の変化から、鼻水や咳、熱が出る子がいた。家庭と園での様子を伝え合いながら、こまめに検温したり、水分補給をしたりして一人一人の体調の変化に対応していった。また、眠りが浅く眠ってもすぐに目覚める子がいた。抱っこやおんぶをしたり、家庭で眠る時の様子を聞いたりしながら、一人一人のペースで眠れるようにしていった。運動面では、歩行ができる子、寝返りをするようになった子と月齢に応じて様々な姿が見られる。安全面に十分配慮しながら、子どもの興味や関心に合わせて環境を整えて、全身を使って動く楽しさを味わえるようにしていきたい。

人間関係

新しい環境に馴染めず、泣いて抱っこやおんぶで過ごす子が多くいた。甘えや欲求を十分に受け止め、一対一でゆったりと関わっていくことで、少しずつ安心して過ごせるようになってきた。保育者が側にいることで、少し離れて一人遊びをしたり、友だちの側に行って同じ玩具で遊ぼうとしたりする姿が増えてきた。「○○ちゃんと一緒だね」「友だちと一緒で楽しいね」と声をかけ、仲立ちをしていった。

環境

晴れた日にはテラスや園外に出て、保育者と一緒に外気に触れる機会を作っていった。周囲を見回したり、保育者がシャボン玉をして見せると手を伸ばして触れようとしたりして興味を示す姿がみられた。天候や気温などに配慮しながら、散歩車などでゆったりと散歩する機会を持ち、周りへの興味を膨らませていきたい。

言葉

保育者と触れ合って遊ぶなかで、月齢の大きい子の中には「マンマ」「ねんね」など言葉を発する子や指差しなどで自分の思いを伝えようとする姿があった。また、月齢の小さい子は、保育者の語りかけに、じっと顔を見つめて、喃語で応える姿が増えてきた。思いを伝えようとする姿を優しく受け止め、「マンマ、食べようね」などと言葉で返しながら、やりとりする楽しさを感じられるように関わっていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて、体を揺らしたり、手拍子したりして楽しもうとする姿があった。また、「いないいないばあ」を楽しみ、「ばあ」の時の表情や顔を隠す仕草を真似する姿も見られた。「上手だね」「楽しいね」と声をかけながら、保育者を模倣する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

入園当初は新しい環境に馴染めず、泣いて離乳食が食べられない子や椅子に座って食べることを嫌がる子がいた。保育者との信頼関係が少しずつ築かれるようになってくると、保育者の抱っこや椅子に座るなどして食べたり飲んだりできるようになってきた。「おいしいね」「もぐもぐしようね」など優しく声掛けをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるように関わっていった。

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