5歳ぞう組2021年度1月のまとめ

健康

健康に過ごすことが意識できるように、手洗いやうがい、手指の消毒を保育者と一緒に丁寧に行っていった。「消毒してなかった」「机の消毒をする」など、健康面や衛生面を意識して過ごそうとする姿が見られるようになっている。泡石鹸や消毒液などこまめに補充し健康に過ごせる環境を整えていった。また、天候や気温に留意しながら、戸外でサッカーや鬼ごっこなど体を思いきり動かしたり、雪が積もった時には率先して雪遊びをしたりして雪の感触を楽しむ姿が多く見られた。

人間関係

「〇〇を一緒にしよ」と友だちを誘ってサッカーや鬼ごっこを楽しむ姿がある。目標に向かって一緒に取り組む楽しさや達成できた時の喜びを共有する姿が多く見られ関わりが深まっている。紙に描いた絵をはさみで切り取り、自分たちでストーリーを考えながら遊びを展開する姿も見られた。自分たちで遊びを進める楽しさを味わう姿を十分に認めていった。また、トラブルが起きた時には見守ったり仲立ちをしたりしながら、お互いの意見や思いを伝え合い、お互いが納得できるまで話し合えるよう関わっていった。

環境

こま回しやすごろくなど正月ならではの遊びや、オセロや将棋などを楽しんでいった。特に将棋あそびは、入門書を保育者と一緒に見ながら楽しんでいたことで、他の子にも刺激となり「将棋したい」と興味関心が広がってきている。また、親子で将棋をして楽しんでいる家庭もあった。室内環境や玩具の環境を考えながら子どもの遊びや関わりが広がるよう工夫していく。

言葉

遊びや活動の中で、積極的に会話を楽しんでいる。見通しをもって活動ができるよう時計を見ながら活動の切り替えを知らせることで、「もうすぐ長い針が〇〇になるよ」と友だちに声をかけ活動の切り替えを言葉で伝える姿も見られる。時計を見ながら行動する姿だけでなく、友だちにも声をかけて知らせる姿も認めながら自信を持って行動できるよう関わっていった。

表現

興味を持っている曲の振り付けを覚えて、友だちや保育者と一緒に踊って表現することを楽しんでいる。また、友だちの前で踊る機会を作ると、照れながらも「上手だね」「よく覚えたね」と声をかけてもらい表現することや見てもらえたことを喜ぶ姿が見られた。節分製作では、紙袋を使って鬼のお面作りを楽しんだ。鬼の角の数、眉毛の形や大きさ、牙の大きさや生え方など一人一人考えながら表現していた。また、別の作り方でお面を作りたいという子もいたので、「作りたい」という思いを受け止め材料などを準備し環境を整えていった。

食育

食事中の姿勢や箸の持ち方、お椀を持って食べるなど食事のマナーを意識できるよう声をかけていった。また、就学を見据えて、食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくことで、自分なりに意識して食べようとする姿が見られる。中には、意識していても、苦手な食べ物があると箸が止まったり食事のペースがゆっくりになったりする子もいた。給食量を調節するなど個別に声をかけ配慮していった。

育児あれこれ