0歳りす組2021年度1月のまとめ

健康

咳や鼻水が出る子が多くいたが、家庭での様子を聞きながら、こまめに検温をするなどして、一人一人の体調の変化に対応していった。鼻水が出た時は「鼻」と言って保育者に鼻水が出たことを伝える子もいたため、こまめに拭いて心地良く過ごせるように見守っていった。また、感染症予防のため、換気を心がけていった。排泄のタイミングが少しずつわかるようになってきた子がいて、おむつを触って保育者に知らせる姿が増えてきた。成功には繋がらなかったが、保育者に伝える姿をしっかりと認めながら、少しずつおまるに座ることにも慣れさせていきたい。

人間関係

友だちと一緒に遊ぶことを喜び、同じ玩具で遊んだり、手をつないで散歩ごっこをしたりして楽しむ姿が増えてきたが、玩具の取り合いなどでトラブルなることもあった。お互いの思いを受け止めたり、「『代わって』って言おうね」など言葉を添えたりしながら仲立ちしていった。また、友だちや一つ下の赤ちゃんが泣いていると「大丈夫だよ」と言って、頭を撫でたり、頬を寄せたりするなど微笑ましい姿が見られた。「優しいね」「ありがとう」など声をかけ、友だちを思いやる優しい姿を認めていった。

環境

雪が降った時は、「雪、雪」と言って雪が降る様子を嬉しそうに見ていたので、部屋に雪を持って入り、保育室で触れて遊べるようにすると、嬉しそうに触って遊ぶ姿が見られた。初めは、雪の冷たさに驚く子もいたが、手でぎゅっと握りしめたり、雪が解けるまで見つめたりしていた。保育者も「冷たいね」「解けちゃったね」など、一緒に遊びながら、雪の感触を楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの名前を呼んだり、知っている物の名前を言ったり、歌を口ずさんだりする子が増えている。中には、自分が思ったり気付いたりしたことを保育者に伝えたりして楽しんでいる子もいた。子どもたちの指差しや、片言に込められた思いをくみ取りながら、「○○だね」など言葉にして返すなどして応答的に関わり、やりとりする楽しさを感じられるように関わっていきたい。

表現

音楽がかかると、身体を動かして楽しむ姿が多く見られた。友だちや保育者の動きを真似する子や中には、歌詞を口ずさむ子もいた。保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら表現する楽しさを味わえるようにしていった。月齢の大きい子は、クレパスや水ペンなどで殴り描きをして楽しんでいた。ペンの持ち方もしっかりと握れるようになり、力強い線を描く子もいた。子どもたちの興味に合わせ、描いたり、作ったりする遊びなども取り入れて楽しませていきたい。

食育

食事の時は、スプーンを使って食べたり、茶わんを持って食べようとしたりする子が増えてきた。できるようになったことを十分に認め、意欲に繋がるように関わっていった。完了食に進んだ子の中には、吸うようにして食べ、咀嚼がうまくできない子がいる。「もぐもぐだよ」「噛み嚙みしようね」と声をかけ咀嚼を促しながら、食事の様子を見守っていった。

育児あれこれ