5歳ぞう組2021年度9月のまとめ

健康

戸外遊び、ダンスや組体操、リレー等に親しみ全身を使った動きを楽しめるようにしていった。自分なりに運動遊びの楽しさを見つけ、「リレーしたい」「ダンスしたい」色々な運動遊びに取り組み、友だちと一緒に楽しむ姿があった。子どもたちの頑張る姿を認め、できるようになったことを一緒に喜んで満足感や達成感を味わえるようにしていった。運動遊びをした後に、汗をたくさんかいていたので水分補給ができるようこまめに声を掛けていった。

人間関係

リレー、組体操・ダンス等の並び順を覚えて、「こっちに並ぶよ」と声を掛けて手を引いたり、「一緒に踊ろう?」と踊りに誘ったり、友だちを誘って一緒に遊ぶことを楽しんでいた。特に組体操では、組体操を知るために前年度のDVDを鑑賞して、「こんな技をしてみたい」と意見を出し合って技を決めることができていた。組体操を通して、友だちと技を綺麗に見せられるよう競い合ったり、友だちと協力して技を完成させたりと、できた喜びを認め自信につながるよう声を掛けていった。

環境

園庭で虫を探したり、散歩先の公園で虫を探したりして友だちと観察する姿が見られた。捕まえた虫の名前や飼育方法に興味を示し、虫の名前やえさについて保育者に尋ねる子もいた。保育者が「図鑑にあったかな~」と知らせると、「そうか!」と図鑑を広げて図鑑の写真と捕まえた虫を見比べながら調べていた。また、飼育方法の中でも、「えさは何って書いてある?」と尋ねたり「草とか葉っぱがいるでしょ?」と身近にある草花を集めたりして生き物や自然物に親しんでいた。更に興味関心が広がるよう、散歩の機会を多くして自然に触れられるよう心掛けていった。

言葉

椅子取りゲームやドッヂボールなど、ルールのある遊びを通して友だちと教え合う姿が増えてきた。運動遊びだけでなく、折り紙や製作の作り方で困った時に、「どうやってするの?」「教えて」「いいよ」「手伝ってあげる」などと子ども同士でやりとりができるようになってきた。また、お互いの思いがぶつかりトラブルになった時も、気づいた子が「どうしたの?」と声をかけ仲立ちをする姿もある。できる限り子ども同士のやり取りを大切にし、場合によって保育者が代弁しながらお互いの思いに気づけるよう配慮していった。

表現

運動会競技のダンスや組体操、リレーなどの活動を通して体で表現したり勝敗の感情を表現したりできるようにした。ダンスや組体操に取り組む姿をビデオ撮影して鑑賞できるようにした。ビデオで自分たちが演技する姿を見て、「かっこいい」「手が反対」等かっこよく表現する方法を考えたり、リレーで負けた悔しさを涙流して表現したりできるようになってきた。それぞれ表現の仕方は違っていても、認めたり受け止めたり共感したりしながら関わっていった。

食育

運動遊びや戸外遊びの機会を多く持つことで「お腹減った」「今日の給食なに?」と食べることを楽しみにする姿も多く見られた。会話に夢中になり、姿勢が崩れたり、手が止まったりすることもあったため、食事を楽しみながら時間も意識できるよう工夫して声かけしていきたい。

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