4歳きりん組2021年度6月のまとめ

健康

気温の高い日や蒸し暑い日が続いたが、戸外で泥遊びや水遊びなど積極的に繰り返し遊ぶ姿あった。汗を拭いたり、服が汚れたら着替えたりできるように言葉かけをしていった。また、シャワーをする時の準備の仕方なども繰り返し丁寧に伝え、自分でできるようにしていったが、引き続き側で見守りながら伝えていきたい。歯みがき集会を通して、歯を大切にすることへの関心を深め、歯磨きも少しずつ丁寧にできるようになってきた。

人間関係

友だちと誘い合い、虫探しや登り棒など同じ遊びを楽しむ姿が見られるようになった。また、かくれんぼや鬼ごっこなど集団遊びをクラスで楽しめる機会を作ることで、興味を示すようになり、一緒に楽しもうとする子どもが増えてきた。しかし、友だちとの関わりの中で、自分の思いを通そうとして叩いたり、友だちの使っている玩具を取ったりしてトラブルになることも多かった。引き続き、仲立ちしたり、相手の思いを代弁したりして、関わり方を伝えていきたい。

環境

生き物への関心が高まり、見つけた虫の観察を楽しんでいた。見つけた虫をクラスにある図鑑で調べ、特長や虫の名前などに子どもたちも興味を持ち、友だち同士で教え合いながら会話も広がっていった。また、気温の高い日が続き、水を使って遊ぶ機会を作っていった。水の感触を楽しみ、泥団子作りや川作りなどを楽しむことができた。今後も、環境を考えて構成し、遊びに繋げていけるようにしたい。

言葉

季節の動植物や行事を取り入れ、製作をしたり、歌に親しんだりしていくことで興味を持ち、言葉や歌詞を覚え、楽しむ姿があった。踊りを楽しむ姿も多く見られたので、今後も繰り返し楽しませていきたい。友だちとの関わりの中で思いの違いから、「『かして』って言ったのに何も言ってくれない」「仲間に入れてくれない」とトラブルにつながることがあった。保育者が代弁しながら、相手の思いを伝え、自分たちでやりとりができるように伝えていった。

表現

季節の曲を取り入れながら、友だちや保育者と一緒に歌い親しめるようにしていった。また、絵の具、折り紙、はさみ、サインペン、のりなど色々な素材や道具に触れながら製作を楽しんでいけるよう、環境を整えていった。子どもたちも興味を持ち、「また、作りたい」「もう一回したい」と繰り返し楽しむ姿があったので、今後も様々な製作が楽しめるように工夫していきたい。

食育

畑の夏野菜に興味が広がり、「トマトができてる」「ピーマンがたくさんあるね!」と観察したり、成長を楽しみにしたりする姿があった。発見したり、気付いたりしたことを伝える姿を大切にし、食材への興味が広がるようにしていった。また、給食の食材にも興味を示し、「これは、ぞう組さんが育ててるね」と友だちと伝え合う姿も見られていた。

育児あれこれ