5歳ぞう組2020年度1月のまとめ

健康

健康に過ごすことに関心をもてるように、感染症に関する紙芝居や就学に向けた話を伝えていくことで、生活習慣について意識して過ごす姿が増えていった。水で洗うだけなど、簡単に手洗いを済ませる子もいるため、声掛けをして手洗いの大切さを意識づけていった。雪が降る日が多くあったが、率先して外に出て、雪遊びを楽しむ姿が多く見られた。また、気温が低い日でも、縄跳び、竹馬、ホッピングや鬼ごっこなど積極的に体を動かして遊び、体が温まる心地よさを味わうことができた。

人間関係

友だちを誘い、戸外ではサッカーや鬼ごっこ、室内では、すごろくや福笑い、将棋や製作などを楽しんでいた。自分たちで遊びを進める楽しさを味わう姿を十分に認めながら、ルールを守れずトラブルが起こった時には仲立ちをし、ルールを守ることでより遊びが楽しめることに気づかせられるように関わっていった。また、自分の思い込みから、友だちを誤解して、嫌な気持にさせるようなことを言う子もいたため、話し合う機会をもてるよう仲立ちしながら、関わりを見守っていった。

環境

正月ならではの遊びを取り入れ、こま回しや福笑い、凧上げなどを楽しんでいった。

凧上げは、ビッグベアーズの広場で思いっきり楽しめるようにしていった。どの子も初めは、思いきり走って凧を上げようとしていたが、風に乗って凧が上がることに気付いた子もおり、走らなくても凧が上がる不思議さを味わっていた。話を聞くだけでなく、体験したからこそ得られる学びの機会も大切にしていきたい。

言葉

文字への関心が高まってきて、お店屋さんごっこをする時に看板や商品の名前や値段を書くなど、遊びの中に取り入れて楽しんでいた。また、今年頑張りたいことや、お店屋さんごっこの話し合いの場で、人前で発表する機会を作るようにしていった。小さい声になってしまう子もいたが、人前でも自分の思いや考えを伝え、相手に伝わる嬉しさを味わうと共に、友だちの話を聞く大切さにも触れていった。

表現

正月ならではの遊びを楽しんでほしいと思い、凧作りをした。たこ糸を結ぶなど難しい所は、保育者や交流で来ていた中学生に手伝ってもらいながら、自分で作る達成感を味わう姿が見られた。また、節分製作では、絵本を通して由来などを聞きながら、自分の心の中の鬼を想像するなどして、イメージを広げながら楽しんでいた。今後も伝統文化にちなんだ製作を取り入れながら、表現する楽しさを味わわせていきたい。

食育

就学を見据えて、食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくことで、自分なりに意識して食べようとする姿が増えていった。中には、意識していても、友だちとの会話に夢中になってしまい、箸が止まる子もいたため個別に声をかけていった。

正月ならではの食文化に触れ、写真や、絵本などを通して由来やおせち料理の持つ意味など伝えることで、興味を持つ姿が見られた。今後も折に触れ、伝えていきたい。

育児あれこれ