1歳うさぎ組2020年度5月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2020年5月12日(火) 野田

天然木のブロックや紐通しなど、手先を使った遊びを用意すると、珍しさからか喜んで手に取っていた。「こうやってするんだよ」と目の前で遊んでいると、月齢の大きな子どもたちが「こう?」「できたよ!」などと、保育者との会話を楽しみながら遊び始めた。その様子を見ていた月齢の小さな子どもたちも、穴を狙って突起を差し込もうとしたり、紐を通そうとしたり、真剣に取り組んでいた。必要に応じて手を添えながら“自分もできた”という達成感を味わえるようにしていった。また、短時間だがテラスに出てかけっこやシャボン玉遊びなどをしながら、全身を動かしたりスキンシップを図ったりしていった。

うさぎ組(1歳児)2020年5月14日(木) 狹間

小園庭で遊んだ。砂遊びや虫探し、花摘みなど、自分であそびを見つけて楽しむ子どもたちだった。砂遊びをする子の中には、スコップで砂をすくい、カップの中に入れたり、自分で型抜きをしようとしたりする子の姿があったが、小園庭の地面が固く、堀りにくそうにしていたり、砂が乾いているため、型抜きができなかったりと、遊びにくそうにする様子が見られた。保育者が水をかけ、地面を少し湿らせ軟らかくすることで、遊びやすくなるよう配慮していった。また、湿った地面の部分から泥遊びに発展する子も見られ、手で泥を触って感触を味わったり、ままごとをしたりして楽しんでいた。泥の他にも、草花や虫に触れる子も多く見られたため、今後も自然物に触れて楽しむことができる機会を作っていきたいと感じた。

うさぎ組(1歳児)2020年5年18日(月) 狹間

テラスと保育室とに分かれて過ごした。テラスでは、シャボン玉遊びをしたり、外気浴をしながら絵本を見たりして楽しむ子どもたちだった。保育室では、シール遊びを楽しんだ。台紙から器用にシールをめくって画用紙に張り付ける子、上手くシールをめくることができず戸惑う子など、様々な姿が見られた。難しそうにしている子には、保育者が手を添えて援助したり、めくりやすいよう少しだけ台紙からはがしたものを手渡したりして、シール遊びの楽しさを味わうことができるよう配慮していった。また、シールをスムーズに張ることができる子の中には、「もっかいしたい」「なくなった、ちょうだい」など、シールがなくなると“まだやりたい”という思いを伝える子もいたので、思いを受け止め何度も楽しめるように関わっていった。

うさぎ組(1歳児)2020年5月23日(土)狹間

園周辺へ散歩に出かけた。道中に見かける犬や猫、草花などに興味を示し、喃語や一語文など自分なりの言葉で感じたことを伝えようとする子どもたちだった。一つ一つの言葉にしっかりと耳を傾けたり、丁寧に応えやりとりを楽しんだりしていった。おばけトンネルに差し掛かると、音が反響することを覚えている子は「おーい」と呼びかけ、響いてくる声に喜ぶ姿がみられた。また、保育者が手を叩くと、“パン”という音の響きに興味を持つ子が、真似をして手を叩く姿もあり、微笑ましかった。気温が高かったため、水分補給をしながら散歩を楽しんでいった。

うさぎ組(1歳児)2020年5月29日(金)野田

小園庭でしゃぼん玉遊びや砂遊びを楽しんだ。風上に立ってしゃぼん玉を吹くと、勢いよく子どもたちに向かって飛んでいき、仁王立ちで構える子や右や左へと追いかける子など様々な姿が見られた。テラスで行う時よりも、広いスペースでより開放的に感じるためか、ジャンプをしたり、大きく開いた両腕を「パチン!」と言いながら閉じたりと、触れることよりもダイナミックに割ることを楽しんでいた。砂遊びでは、スコップで砂をすくい、何かに移して喜ぶ子が多くなってきたので「こんな物もあるよ」と皿や型抜き玩具など、子どもたちの手に扱い易いサイズの物を選んで用意した。一緒にあそび、やりとりの仲立ちをするなど、ごっこ遊びへと繋げていけるよう関わっていった。

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