4歳きりん組2020年度7月のまとめ

健康

シャワーの準備の仕方や水遊びでの約束事を丁寧に伝えていったことで、準備やシャワー後の流れを理解し、自分で行おうと意欲的な姿がみられた。また、水遊びでは、保育者も一緒に遊びながら、水に触れたり、水の心地よさを味わったりしながら、楽しんでいる姿に共感していった。

また、気温が高く暑い日は、熱中症予防のため水分補給をしっかりと行うように声をかけ、汗をかいたら着替えるように言葉かけをしていった。また、気温に応じて室内で巧技台やバルーンなど、体を動かして遊べるように環境を整えていった。

人間関係

室内外で、友だちと思い切り体を動かして遊び、楽しさや開放感を共有したり、お互いにできるようになったことを見せ合ったりしながら関わりを深めていった。また、友だちと一緒にする楽しさを通して満足感が味わえるようにしていった。関わりの中で、自分の思いを通そうとしてトラブルになることや友だちを傷つける言葉を使う子がいた。子どもたちの関わりを見守りながら、相手の思いを受け入れることやどのような言葉を使って相手に伝えたらよいかなど、繰り返し伝えていった。

環境

水遊びをする機会を多く持つことができ、全身で水の感触を味わいながら遊びを楽しむ姿が増えていった。水鉄砲や洗濯ごっこ、川作りなど、色々な玩具を使って遊びたい子がおり、それぞれの遊びが十分楽しめるように環境を整えていくことで、子どもたちも集中して遊べて良かった。今後も色々な遊具や用具などの環境を整え、遊べる場を作り、子どもたちの遊びが広がるようにしていきたい。

言葉

今月は尚徳中学校3年生との交流があり、子どもたちも積極的に話しかけ、関わる姿が多くみられた。保育者も問いかけたり、話の内容を広げたり、共感したりしながら、自分の思いを伝える楽しさを味わえるようにしていった。また、言葉遊びを楽しめるよう、「英語で遊ぼう」の時間だけでなく、遊びの中で「はらぺこあおむし」の歌を歌ったり、英語の単語を話したりするなど、英語への関心も持てるように関わっていった。

表現

和紙を使って彦星と織姫の製作を楽しんだ。初めて見る和紙に興味を持ち、「きれい」「どっちにしようかな」と、自分がイメージするものを作ろうとする姿があった。子どもたちの姿を見守りながら、難しい所は手伝いながら、作る楽しさを味わえるようにしていった。また、季節の歌を一緒に歌ったり、バルーンをしたりして、みんなで一緒に楽しみ、リズムに合わせて体を動かして遊べるようにしていった。

食育

年長児が畑の夏野菜を収穫すると、興味を持って見たり、野菜の成長にも関心を持ったりする姿があった。給食に入っている野菜を見つけると「畑のと同じだよ」「これ、ぞう組さんのナス?」など、野菜を話題にする子も多くいた。保育者も会話に加わりながら、食材への感謝の気持ちや色々な夏野菜があることも伝えていった。

育児あれこれ