3歳ぱんだ組2020年度5月のまとめ

健康

生活の流れが身に付き、次の活動を楽しみにして、自分なりに準備を行う姿が増えている。「外に行く?」「ご飯の準備?」など保育者に確認しながら丁寧に取り組む姿も多い。また、衣服が汚れた際も促すことで着替えに取り組む姿も見られる。自分で取り組む姿を十分に認め、自信や意欲に繋げていった。

人間関係

自分から「○○して遊ぼう」と気の合う友だちを誘ったり、興味のある遊びに参加したりして関わりが深まっている。また、鉄棒や木登りなど自分ができることを周囲に認めてもらい、繰り返し挑戦して楽しむ姿も見られた。

異年齢児との交流は少なかったが、虫探しの真似をしたり、見つけた虫を見せてもらったりして遊びを広げて楽しんでいた。

環境

戸外で活動できる機会を十分に作り、こいのぼりや園周辺の自然物に親しみ、風に揺れる様子や虫を観察して楽しんでいった。遠足ごっこでは、親しみのある建物の写真を見て、歩くルートを子どもたちと考えていった。「次はこっち!」と歩くルートを自分なりにイメージして答える姿が多く、身近な施設等への関心が高まっていると感じた。

言葉

自分なりの言葉で思いを伝えてのやりとりを楽しんでいる。些細なことから、「もう遊ばんて言われた」「仲間に入れてくれん」等と保育者に訴える姿もあるので、伝えた子、伝えられた子のそれぞれの思いを汲み取りながら安心して遊びを楽しめるよう仲立ちをしていった。

表現

人形やハンカチを使用して、寝かしつけをしながら保育園ごっこをしたり、砂場で型抜きをしながらお店屋さんごっこをしたりしてイメージを広げて楽しむ姿が多く見られた。子ども同士のやりとりを側で見守り、保育者も遊びに参加しながらやりとりする楽しさ、表現を受け入れてもらえる喜びを味わえるよう配慮していった。

食育

食器に手を添える、前を向いて食べるなどの食事のマナーを意識できるよう声かけをしていくことで、少しずつ意識する姿が増えている。引き続き声をかけ、食事のマナーへの意識を高められるようにしていきたい。

保育室でのバイキング給食は、自分で盛り付けることを喜び、積極的におかわりもしていた。声掛けを工夫しながら、食べる楽しさや満腹になる充実感を味わえるように配慮していった。

育児あれこれ