5歳ぞう組2019年度11月のまとめ

健康

一日の気温差が大きくなり上着の着用が増えてきた。体調や気温、活動に合わせて衣服を調節するよう促し、できるだけ薄着で過ごせるよう配慮していった。また、水分補給や手洗いうがい、食事などの大切さも繰り返し伝えることで、健康に過ごすことへの意識が高まっていった。

人間関係

発表会での役割が決まると、ペアやグループを意識して誘い合い、楽器遊び、台詞を覚えるなどを楽しんでいた。友だちと一緒に目標に向かって取り組む姿を認め、自信に繋がるように声をかけていった。

中学生やアイアイ利用者との交流では、積極的に関わる中で、自分の思いを表現して受け止めてもらえる喜びを味わっていた。

環境

天候の良い日には、積極的に戸外活動を取り入れ、秋の自然物に触れる機会を作っていった。木の実や落ち葉の色の違い、大山の様子など子どもたちの気づきに共感し、発見する喜びを味わえるように関わっていった。また、カタツムリやメダカなど飼育物を観察したり世話したりする機会を大切にし、動植物への興味関心を高められるようにしていった。

言葉

遊びを進める中でトラブルになった時には、子どもたち同士で思いを伝え合う機会を大切にしていった。話し合いの中で、思いを上手く伝えられない友だちへの配慮も意識できるよう伝えることで、相手の思いを聞いて確認したり、安心して自分の思いを表現したりして、自分たちなりに納得して解決しようとする姿が増えていった。

表現

色々な楽器に親しめるよう保育室内に用意することで、興味のある楽器を手に取り、好きな音楽に合わせて友だちと一緒に演奏を楽しんでいた。その中で、自分なりのリズムを作ったり、音の違いを遊びに取り入れたりして、自分なりの表現を楽しむ姿が多く見られた。劇遊びでの台詞や動きは、保育者も一緒に言葉にしたり、動きを考えたりして関わっていった。繰り返し親しむことで、少しずつ声や動きが大きくなり、友だちとタイミングを合わせて表現して、劇遊びをつくる楽しさを味わっていた。

食育

クッキングでは、親しみのあるサツマイモを使用し、また園児やアイアイの利用者の方の分も作るという目標や責任感を持ちながらクッキー作りを楽しむことができた。手作りのおやつのおいしさに気づき、苦手なおやつでも口にしようとする姿も増えていった。

育児あれこれ